日本三景の一つ「天橋立」は見どころのある観光地です。自家用車で行くなら、少し足を伸ばして、海上自衛隊のまち「舞鶴」を、ぜひコースに加えて観光していただきたいと思います。
自衛隊のあるまち・元軍港「舞鶴」
丹後街道(国道27号線)を車で南から走っていて、舞鶴湾に突然に自衛艦が現れるのは圧巻で、自衛艦は思った以上に大きいことに驚きます。
これは護衛艦「ひゅうが」です。
実際に、この船体の色と形を目の前にしてみると、有事には「お願いしますね」という気持ちになるのが不思議です。
もちろん、「戦争はダメ」という気持ちが頭の中で交錯しますし、この護衛艦を前にして、軍備反対という言葉を簡単に言えない現実を感じます。
実際に見て、自分でその感じを確認していただくといいでしょう。
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艦上には、中国や韓国が嫌う旭日旗がはためいています。
このときはヘリコプターが任務に出ており、間近での見学ができませんでしたが、実際に自衛隊の施設を前にすると、中国、韓国、北朝鮮問題などが頭の中で交錯しますが、それ以上に、日本の大切さを感じます。
事前に、「舞鶴地方隊のHP」を検索して、金額の可否を確認しておいて、効率よく回る予定を立ててから、舞鶴の自衛隊施設を一通り見学するように計画してみてください。
駐車場が限定されています。
最初の駐車場のオススメは、観光名所の「赤レンガパーク」の駐車場が便利です。ここも、食事や買物が楽しめるところです。
当日の宿は事前に予約しておきました
宿泊は、天橋立の対岸の「宮津ロイヤルホテル」を予約したのですが、天橋立周辺は、宿泊代が高すぎたために断念して、少し離れたところから天橋立を一望しようということになりました。
天橋立からは離れますが、自家用車なので特に問題はありませんし、ホテルもGOODでした。
ゆっくりと豪華な夕食を食べた後に、ラウンジで静かな夜を楽しんだのですが、私の家族だけで、ラウンジで飲むカクテルも最高でした。
このときはコロナ流行前で、このホテルにも中国系の観光の団体さんがいくつもご来館でしたが、彼らの夜は意外におとなしいのにびっくりしましたし、出発も早く、行儀の良いことが意外でした。
翌日は1日かけて、天橋立を一通り楽しみます
天橋立は「絶対ここがいい・・・」というよりも、見どころも多いですから、適当に楽しめます。私の移動例をサラッと紹介します。良さそうなところで時間をかけるといいでしょう。
天橋立を一望できるスポットは、この写真の傘松公園と、対岸の「天橋立ビューランド」がありますが、やはり元祖の、この傘松公園からの眺めがいいと思って、こちらにしました。
傘松公園に来て、もちろん「かわらけ投げ」「股のぞき」は必須でしょう。
かわらけ投げは、写真の、丸い輪を通れば開運が訪れるらしいのですが、丸輪の位置は近い割には意外と難しいですよ。
また、股のぞきは、転ばないように注意してくださいね。歳を取ると目眩がしますから・・・。
成相寺に行くには、傘松公園の展望台前から「登山バス」に乗ります。かなりきつい専用道路の坂道を7-8分で成相寺山門まで運んでくれます。
バス往復1100円は「高い!」と思っていたら、山門前の立て看板に、「歩いて来た人は500円払え」と書いてありましたので、1100円-500円=600円なので、片道300円のバスは値打ちがあります。健脚以外は、バス利用がGOODです。
下り時には、景色の良いところでバスを止めて、運転手さんがぎこちなく説明するのも実によく、1100円が高いという気持ちは吹っ飛びました。
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成相寺本堂横にある左甚五郎作の「真向の龍」は、さすが・・・という作品です。
その他各所にあるいろいろな彫り物も実によかったですし、このお寺は由緒ある立派な寺院で、五三の桐と菊の御紋が同居しているのには驚いたのですが、それがなぜなのかという解説は書いてなかったようです。
天橋立はレンタサイクルを借りて往復
自転車を利用すれば、片道20分前後で天橋立を渡り切ることができます。もちろん、往復しないといけませんが・・・。
レンタサイクルは2時間400円。
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平日で、観光客も少なかったのか、小天橋の回転は「不定期」のため、結局それが回転する姿は見ることができませんでした。
知恵の文殊(文珠寺)さんの「おみくじ」はぜひ試してみてください。引いたおみくじは、かわいいので記念に自宅に持ち帰りました。
写真スポット「伊根の舟屋」
自家用車なら、少し足を伸ばして、「船のガレージ」付きの家がずらっと並んでいる「伊根の舟屋」へ足を延ばすといいでしょう。ここは有名な写真スポットですし、いいところです。
盛りだくさんの1泊2日の小旅行で十分に楽しめました。
(来歴)R3.10に見直し R4.5サイト移転 最終R5.9月に誤字などを見直し