大阪府豊中市の北部の宮山地区に、豊中春日神社さんや保存会の皆さんなどが管理されている「つつじ園」があります。
このつつじ園は、毎年4月初旬の、桜の開花時期の前後の頃に、ツツジの開花と見頃にあわせて、期間限定で無料開放されています。
令和5年は 4/5(水)~4/16(日)に開園されました。
このツツジ園のツツジの多くは「コバノミツバツツジ」という小ぶりの花がメインです。
開園期間は、毎年、事前に掲示されています。
なお、開園期間中には、つつじ園の前の道路を隔てた小さな公園スペースを、数台が駐車できる駐車場として利用できるように開放されています。
駐車スペース
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つつじ園
交通
阪急豊中駅と千里中央バスターミナル間を走る『40番』の阪急バスで宮山バス停で下車するのが便利です。
自家用車では、豊中春日神社の駐車場がありますが、つつじ園見学者は、神社の駐車場は、利用しないように・・・との掲示があります。 つつじ園の公開期間中は、つつじ園前の無料駐車場が開設されますので、そちらを利用できます。
ただ、春日神社は雰囲気のいい神社ですので、神社への参拝とツツジ見学をあわせてされるといいでしょう。参拝には神社駐車場が利用できます。
この豊中春日神社は、中央環状の「桜の町北交差点」から豊中亀岡線を約800m北上した左手にあって、神社の駐車スペースは、正面参道より少し北側の坂道を上がるところ(つつじ園へ通じる道から左に入る)にあります。
(つつじ園の入り口付近からR1年に撮影)
宮山つつじ園は、この写真のような整備された遊歩道を散策するようになっていて、簡易トイレも設置されています。
豊中春日神社の裏山一帯は、2018年(H30年)の台風で、大きな被害を受けたのですが、R5年時点では、ほとんど修復されています。
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宮山つつじ園のツツジ
このつつじ園のコバノミツバツツジは、枝の先に小さい葉が3枚ずつ輪生していることからこの名前があり、落葉の低木で、新葉の出る前に花が咲きます。
豊中市北部には、なだらかな丘陵地帯がおおく、この「宮山町地区」も、こんもりとした山になっています。
「宮山つつじ保存会」の案内には、「このツツジは、江戸時代に阿部摂津守という人が植栽したもので、全山花盛りで花見客ににぎわった・・・」という記事が書かれています。
宮山つつじ園のツツジの花
読み書きが難しい「躑躅(つつじ)」という字
「つつじ」は、漢字では「躑躅」と書きます。
漢字辞典によれば「花は行く人の足を引き留める」ほど美しい・・・という意味があるようです。
しかし、この字は難しすぎて、好きになれない感じなので、ここでは、「つつじ」「ツツジ」と書いています。
たしかに、やや小ぶりのツツジの花はきれいです。
(来歴)R5.2月に誤字脱字を含めて見直し。 最終R5.9見直し