大阪府豊中市の北部の宮山地区に、豊中春日神社さんや保存会の皆さんなどが管理されている「つつじ園」があります。
これはR6年4月に訪れたときの写真です。
このつつじ園は、毎年4月初旬の、桜の開花時期の前後の頃に、ツツジの開花と見頃にあわせて、期間限定で無料開放されています。また、同時に、数台が駐車できるスペースが開設されています。
小ぶりでかわいい コバノミツバツツジ
このツツジ園のツツジの多くは「コバノミツバツツジ」という小ぶりの花がメインです。
なお、開園期間中には、つつじ園の前の道路を隔てた小さな公園スペースを、数台が駐車できる駐車場として利用できるように開放されています。(開場中、この門が空いておれば利用可です)
駐車スペース
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つつじ園
交通
阪急豊中駅と千里中央バスターミナル間を走る『40番』の阪急バスで宮山バス停で下車するのが便利です。もちろん、自家用車でもOKです。
府道「豊中亀岡線」の山側に春日神社があり、春日神社北側のきつい坂を登った上手(山の上)につつじ園があります。
自家用車では、中央環状線の「桜の町北交差点」から豊中亀岡線を約800m北上した左手に豊中春日神社がありますので、それを目標に開場中には専用の無料駐車スペースに駐車して鑑賞できます。
また、つつじ園内にはトイレがありません。(R6年開場時に確認)
自家用車利用の場合で緊急なトイレ利用は、園の坂下にある春日神社の有料駐車場に止めて、参拝を兼ねて、神社のトイレを借りるのがいいかもしれません。
春日神社は雰囲気のいい神社ですので、神社への参拝とツツジ見学をあわせてされるといいでしょう。(神社の一部は整備中です)
(つつじ園の入り口付近からR1年に撮影)
宮山つつじ園は、この写真のような整備された遊歩道を散策するようになっています。
豊中春日神社の裏山一帯は、2018年(H30年)の台風で、大きな被害を受けたのですが、R6年末には、ほとんど修復されています。
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宮山つつじ園のツツジ
このつつじ園のコバノミツバツツジは、枝の先に小さい葉が3枚ずつ輪生していることからこの名前があり、落葉の低木で、新葉の出る前に花が咲きます。
豊中市北部には、なだらかな丘陵地帯がおおく、この「宮山町地区」も、こんもりとした山になっています。
「宮山つつじ保存会」の案内には、「このツツジは、江戸時代に阿部摂津守という人が植栽したもので、全山花盛りで花見客ににぎわった」という由来が書かれています。
宮山つつじ園のツツジの花
読み書きが難しい「躑躅(つつじ)」という字
「つつじ」は、漢字では「躑躅」と書きます。
漢字辞典によれば「花は行く人の足を引き留める」ほど美しい・・・という意味があるようです。
しかし、この字は難しすぎて、好きになれないので、ここでは、「つつじ」「ツツジ」と書いています。
たしかに、やや小ぶりのツツジの花はきれいです。
(来歴)R5.2月に誤字脱字を含めて見直し。 R7.1月に見直し