カタカナ読みをやめれば英語の書き間違いが減った

「カタカナ読みで英単語を覚えるのはよくない」と言われるものの、学生時代の悪い癖が抜けきれなかったのですが、カタカナ読みを極力に排除するように気をつけていると、スペルの書き間違いが、ずっと少なくなってきたのです。

英語の上達は、こんな単純ではないのですが、役に立ちそうであれば、参考にしてください。

私は7年以上ずっと、同じオンライン英会話講師に学んでいて、講師は私の習い始めの頃から知っていることもあって、「あなたは上達している部類です・・・」と慰められるものの、裏を返せば、正しい発音ができていない人が多いということなのでしょう。

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カタカナ読みが上達を遅らせる・・・は実感で「本当」

私の学校時代を思い返すと、テスト用のカタカナ読みの暗記法で、教師もそうだった時代でしたから、昔に覚えたものが抜けないで困っています。

それが、スペルにできるだけ忠実に発音するように練習をしだしたところ、aとo などの間違いやすいスペルも、しっかり覚えることができるようになってきました。

そういうことがあることも知っておいても損はないでしょう。

もちろん、耳で聞いたBroken English で覚えるのがいい・・・という人もいるのですが、少なくとも、カタカナ読みで覚えている人は、カタカナ読みから脱却するのが得策です。

英語発音をカタカナで表記する事自体が無理

現在の日本国内の状態は、メディアからは、カタカナ読みの英語が垂れ流し状態ですし、日本語で書かれた文章も、英語はカタカナ表記されているので、英語+カタカナ表記の英語+正しい発音と間違いを理解しなければならないので、日本人としては大変ムダなことです。

この「カタカナ英語」が、英語の上達を妨げる大きな要因の一つと思っているのですが、今後もますます、カタカナ英語が増えるでしょうから、心してかかる必要があるのです。

さらに、日本語には、「和製英語」と呼ばれる、英語表現にはない言葉もたくさんありますし、メディアから発信されているカタカナ英語も、形容詞、動詞、名詞などが無茶苦茶に使われて発せられているので、区分けするのも大変です。

言うまでもなく、英語の発音は、カタカナでは表記できないもので、ゥ゙ ヴェ などと表記する工夫もあるのですが、aは「あ」でもなく、oは「お」ではありません。

このカタカナでの表記法も統一されていないものなのですが、すでに、いろんな書き方でカタカナ英語が表記されているのを目にします。

例えば、身近に「アドプト・リバー」「ポスト コロナ」などのカタカナ英語表記はたくさんあり、これらも、adopt river [ədaˈpt rɪˈvɚ] 、post corona [poʊˈst kɚoʊˈnə] ですので、カタカナ英語と英語のスペルと発音を、頭の中で整理して覚えなおすのも大変です。

しかし、これを、しっかり英語発音するようにするとともに、カタカナ英語を、英語のスペルにして頭に入れるようにしていると、不思議なことに、徐々に、aとo や rと l の書き間違いも少なくなってきますから、一度試してみるのもいいと思います。

蛇足ですが、発音記号(発音表記)も、私が学生で習ったときのものと違っているようですし、これをタイプするのも大変だということもあわせて知りました。 日本語キーボードでは、IMEを使うと、ユニコード入力(全角日本語をタイプして、F5で変換する)で、発音記号がタイプできるのですが、google日本語入力ではどうすればいいのかわかリません。 WEBの記事に、英単語を発音記号変換してくれる記事もあるのですが、いずれにしても、英語は、日本人に優しくないなぁ・・・と思います。試しに、あなたは「ʃ θ ʌ 」などの文字をタイプできますか?

 

英語環境に入り込むと、簡単に話せる

オンライン講師のすすめもあって、2018年にフィリピンに4週間の短期留学に行きました。

当時の英語レベルは、カタコトも危うい状態でしたが、2週間後の週末に、街に出たところ、英語で買い物ができたことにびっくりした経験があります。

つまり、日本で数年、オンライン英語をやっているよりも、英語環境に入れば、短期間で、英語での、最低のコミニュケーションがとれるようになれるということですが、英語環境が悪い日本にいれば、一生懸命勉強しても、いつまで立っても上達しないという事は、やはり、根本的に、日本での英語習得の難しい問題があるようです。

 

まだまだ、英語は日常で話しにくい世の中・・・

ともかく、世間全体が、「英語をカタカナ読みしない」というような風潮やルール化が進めば、日本人全体の英語レベルが高まるように思うのですが、まだまだ、「3」の three を θri:ˈ と発音すると、「ちょっと変わった人」と思われる現状ですから、英語の勉強はやりにくいということは、これからも続くでしょう。

マスメディアも、英語上達の足を引っ張ります。カタカナ言葉が、さも、標準語であるように垂れ流しています。

さらに、一つの文化のようになっている、若い人が作り出す英語混じりの サブスク、ホカンス、メンブレ・・・などの「造語」も、最近は多すぎる感じです。

これらはある意味で「日本語」ですから、言葉自体が増えるのは仕方がないのですが、政治家や有名人などの影響力の強い人が発する、例えば、エビデンス、ポストコロナ、ソーシャルファーム・・・などの、英語でない「カタカナ英語」が広まるのは問題です。

カタカナ英語の意味を問うクイズも出てきている現状ですが、何かのルール化が叫ばれないと、どんどん泥沼に入っていきそうです。

異常な言語状況と言えるものですが、しかし、言葉の規制は、簡単にできるものではないので、困ったことです。

何をどう勉強する?

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このような文句を並べても、どうにもならないのですが、英会話を勉強する人は、この悪環境を乗り越えるしかありません。

私の勉強法はオンライン英会話とi-know

私は、hanaso というサイトを使って、12回程度/月 のレッスンを10年以上続けています。

オンライン英会話よりも、しっかりした教室やネイティブに習うほうが絶対にいいと思う人も多いでしょうし、私もそれを望むのですが、何しろ、家にいて、安い価格で学べるのは、他にありませんから、その費用の安さと手軽さからオンライン英会話を続けています。

hanasoの復習

この、hanasoがいいということではありません。

現在あるサイトは、それぞれの特徴があって生き残っていますので、変なサイトはないでしょうから、気にいるサイトを探して受講すればいいでしょう。

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単語とセンテンスは i-knowを利用

hanasoとは別に、単語アプリの「i-Know」を使って単語をやセンテンスを覚えています。

もちろん、近年は、TVで宣伝している英語アプリもあります。 ただ、無料のものは感心しません。

一度始めると、一生付き合っていくのですから、ボリューム面や学ぶ内容の多い「有料アプリ」を長期的に使用するようにしたほうが結果としては得です。

WEBで探すと、スタディーサプリ(980円/月)、スピークバディ(1950円/月)、i-know(1480円/月) など、いくつかが見つかるでしょう。

単語やセンテンスの習得は、一生続ける必要があって、長期間ずっと費用を支払うことになるので安くはないのですが、それらの中から、続けられそうなものを続けてください。

いくつかの無料アプリを試しましたが、やはり、語彙数・教材数が少なくて物足りないので、有料のi-knowに変えたのですが、それを、日課のように、15~30分程度ですが、ずっとやり続けています。

「15分では、勉強時間が少なすぎる・・・」と英語のうまい友達にいわれるのですが、時間的には少ないのですが、毎日ずっと続けています。

i-knowでの学習

勉強は、しっかりとパソコンの前に座って

スマホではなく、パソコンを使っています。きっちりと机に座れば、「勉強している」という感じになりますから。

私が続けている hanaso と iKnow のサイトを参考にしてください。(画像にHPへのリンクを貼っています。もちろん、他のサイトも比較してください)


 i-knowの紹介ページへ

【参考】この「iKnow」ですが、毎月1500円程度の費用です。それが、オンライン英会話「DMM英会話」を受講するとそれが無料で受講できます。DMM英会話を検討するのもアリでしょう。

お得、DMM英会話とi-know

もちろん、DMM英会話をやめると、受講権利は消滅するのですが、何よりも、i-knowが無料・・・はすごいですから、永久に無料なら、絶対にDMM英会話はお得感ありです。

 

オンライン英会話よりも教室に通うほうが良かったのですが・・・

英語の習い始めは、当初、会社帰りにNOVAに通っていました。NOVAでの教室で受けるレッスンはオンライン以上に楽しかったのですが、引っ越しと退職で教室に通えなくなって、オンライン英会話hanaso に変えました。

NOVAなどの「教室」に通うほうが、いろいろな面白さがあることは確かです。

グループレッスンはダメで、マンツーマンでないと上達には効果薄ですが、費用は、オンライン英会話の数倍かかるのが大変ですね。

 

無料レッスンを申し込んでサイトの中身が見てから決める

WEBの比較サイトで優劣を調べても、実際のところ、良し悪しはわかりません。

まず、新しく始めようとするなら、価格とレッスン内容から、1つのサイトを決めて、その無料レッスンを受けてみることをおすすめします。

なぜなら、無料レッスンを受けると、HP内部のページが見れるようになりますから。

つまり、HPのサイトの中の詳しい記事を「会員として」隅々までみることができるようになります。

そのために、WEB検索や比較サイトでの各社の相互比較と違って、自分の感覚で、じっくりと詳細を見ることができますから、「自分にあっているかそうでないか」を見極められます。

それから、無料レッスンを受けて、それが、もしも気に入らなかったら、退会すればいいのです。

ほとんどの大手サイトでは、入会金も不要ですし、解約しても後腐れはありません。 だから、前もって、解約が簡単かどうかを、HPでチェックして、無料レッスンを受けて、仮入会すればいいでしょう。

以下は、英語でお世話になっているサイトと教室です。詳細は、HPを。

hanasoでは、毎月8回コースが、そして、念押しになりますが、NOVAなどの教室に通う場合は、英語が上達したいのなら、費用はかかりますが、マンツーマンにしましょう。これは、書くと長くなるのですが、グループレッスンでは、予習復習の仕組みがないために、上達は難しいと思いますので。


 

以上です。お付き合いいただきありがとうございます。


(来歴)R4.4書き換え見直し  R4.5月サイト移転  R5年10月表題と文章を書き直し