英語上達をはばむ、日本中にはびこる「カタカナ英語」

オンライン英会話のレッスンが8年で1000回を越えました。

レッスンは、適当な刺激があるので、ボケ防止として、ともかく続けているのですが、未だに、カタカナ英語が治りきれません。

ずっと、同じオンライン英会話講師に学んでいるので、その講師は私の過去を知っていて、「あなたは上達している部類です・・・」と言われるものの、そうすると、私以上に伸び悩んでいる人が多いということでしょうか。

普段は英語を話す必要性や機会がないので、ゆるゆるやっているので上達もそこそこですが、2018年にフィリピンに4週間の短期留学に行きました。

当時の英語レベルは、カタコトも危うい状態で、大人の最低クラスに入学したのですが、現地で英語の環境で生活していると、2週間経つと、街に出て英語で買い物ができることにびっくりした経験があります。

つまり、日本で数年、オンライン英語をやっているよりも、英語環境の短期生活では、たいした努力なしに、最低のコミニュケーションがとれるようになるのです。

言い換えると、日本は、異常なほどに、英語習得が難しい国と言ってもいいくらいに、英語の環境が悪いということでしょう。

反対に、英語ことばが、日本中に溢れています。

これを「カタカナ英語」と呼びます。 英語と違う発音の言葉の「日本語」ですから、これが、英語習得の足を引っ張っている感じがします。

あなたは、TVで話されている、変な「カタカナ英語」が耳につきませんか? 変なアクセントで英単語を覚えていませんか?

何をどう勉強する?

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日本はちょっと英語に対する考え方がおかしい国

最低英会話レベルであった私が、フィリピンで2週間の英語漬けになるだけで、街へ出てカタコトで英語でコミュニケーションが取れるのは、フィリピンは英語の環境ができているため・・・というだけです。

フィリピンは、現地の会話はフィリピン語ですが、こちらが英語で話すと、英語で答えが帰ってきます。だから、日本人の英語勉強にはいい国・・・と言われているのでしょう。

街で話される英語は、けっしてきれいな英語ではありませんが、フィリピン人の多くが、勉強して覚えた英語を話すので、ネイティブでないことが、かえって親近感があり、それもあって、買い物程度でのコミニュケーションがすぐに取れます。(英語の先生は、抜群にきれいな英語ですから、フィリピンの英語はダメだということではありませんよ)

フィリピンでの会話の上達に気を良くして、日本に帰ってくると、現地ではなんとなく話せていた英語感覚が、嘘のように消えてしまいますから、日本は、英語後進国と言われるように、「英語習得には難しい国」といえます。

いくらたくさんのカタカナ英語を覚えても、英会話はできるはずはないのですが、そのカタカナ英語は、少なくなるどころか、ほとんど使わないような単語にまで、どんどん増えていっています。

日本国中が、この悪い英語環境を容認しているのは、英語を勉強している人には、大変な迷惑です。

カタカナ英語化という「変わった文化」が日本の英語環境を悪くして、さらに、英語勉強の足を引っ張っているのですから、困ったものです。

その悪の元凶がメディアにあると思っています

「日本人の英語ベタ」については、政府や教育機関も真剣に考えてようですが、現実を見ると、メディアから流れる「カタカナ英語言葉」は野放し状態で、メディアに出ているインフルエンサーが、勝手に、英語の単語をカタカナ語化して、さらにそれを日本語的な発音で、TVなどで得意げに発信しています。

これは、正直言って、これが英語勉強や英語の普及に良いはずがありません。

メディアにケチをつけるのではないのですが、TVなどで広がっているカタカナ英語や、基本的な発音発声ルールをどうするか・・・などを放送ガイドラインや、メディア独自でも、最低限の規制などを取らないと、日本全体の英会話力のみならずに、日本語自体の先も思いやられます。

インフルエンサーの発する「カタカナ英語」は公害

TVでは、アナウンサーやインフルエンサー(影響力のある人)が、形容詞も動詞も名詞も関係なしに、それぞれ勝手にカタカナ語に翻訳して話しているので、英語+カタカナ英語+その翻訳・・・と、覚えることが増えるだけで、英会話から遠ざかる一方です。

公共放送のNHKでも放置状態ですね。

片や、英語教育や教材で商売しながら、ますます日本人の語彙を無茶苦茶にして、日本人の「バカ化」を手助けしているのですから・・・。

安倍首相のときは、英語教育の重要性は政策の中に取り入れようとされていました。しかし、岸田首相に変わって、英語教育の必要性の話題は、かなり影を潜めた感じになりました。

これも少し残念ですが、首相は変わっても、英語の重要性は変わらないのですから、言葉の規制は難しいとしても、最低でも、メディアは、正しい日本語を発信し、政府が率先して、変な英語言葉をコントロールするルール作りをしてほしいものです。

2011年から、小学5年生でも、英語が必修科目になって、いずれは、若い人は英語を話せるようになっていくのでしょうが、大人がカタカナ英語を乱発して、若い人の足を引っ張ってはいけないでしょう。

早めに、その最低ルール(基準や指針)だけでもいいので、確立してほしいものです。

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そうは言っても、言葉に自由さは仕方がないので、英会話を勉強する人は、そんな事を言っていても始まりません。

私の勉強のやり方を書いておきます。何か役に立つものがあれば利用してください。

安くて続けられるオンライン英会話は助かっています

私は、hanaso というサイトを使って、毎月5000円台の出費で、12回程度/月 のレッスンをずっと続けています。

もちろん、オンライン英会話よりも、しっかりした教室やネイティブに習うほうが絶対にいいと思う人も多いでしょうし、私もそれを望むのですが、何しろ、家にいて、安い価格で学べるのは、他にありませんから、その安さと手軽さから続けられるのでしょう。

hanasoの復習

この、hanasoがいいということではありません。 現在あるサイトのほとんどは、それなりに特徴を出して生き残っているのですから、気にいるところを探して受講すればいいと思います。

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単語とセンテンスはアプリを便利

hanasoとは別に、単語アプリの「i-Know」を使って単語をやセンテンスを覚えています。

もちろん、近年は、TVで宣伝している英語アプリもあります。 ただ、無料のものは感心しません。

一度始めると、一生付き合っていくのですから、ボリューム面や学ぶ内容の多い「有料アプリ」を長期的に使用するようにしたほうが結果としては得です。

WEBで探すと、スタディーサプリ(980円/月)、スピークバディ(1950円/月)、i-know(1480円/月) など、いくつかが見つかるでしょう。

私は、R5年現在、i-knowを7年以上続けていますが、十分な量の学ぶ教材がある、心強いアプリです。

単語やセンテンスの習得は、一生続ける必要があるかもしれません。

長期間、ずっと費用を支払うことになるので、安くはないのですが、それらの中から、続けられそうで、そして、解約しやすいものを選んで始めましょう。

私も、英会話をはじめた当初に、いくつかの無料アプリを試しましたが、やはり、語彙数・教材数が少なくて物足りないので、有料のi-knowに変えました。

i-know では、「おすすめ学習」と「Sentence Trainer」「スピードクイズ」を毎日30分前後を、週に2-3時間程度やっているだけです。

それを、日課のように、ずっとやり続けています。

「30分では少なすぎる・・・」と英語友達にいわれましたが、これ以上の時間は取れませんから、時間的には少ないですが、ともかく、毎日続けています。

i-knowでの学習

勉強は、しっかりとパソコンの前に座って

最近は何においても、スマホ利用が優先される傾向にあります。 しかし、「毎日やる」ということを考えて、しっかり向き合おうと考えたので、スマホでの利用はせず、パソコンに向かってレッスンをしています。

私が続けている hanaso と iKnow のサイトがどんなものかを、ご覧いただくといいでしょう。(画像にHPへのリンクを貼っています。もちろん、他のサイトも探してくださいね)


 i-knowの紹介ページへ

【参考】この「iKnow」ですが、毎月1500円程度の費用です。それが、オンライン英会話「DMM英会話」を受講するとそれが無料で受講できます。DMM英会話を検討するのもアリでしょう。

お得、DMM英会話とi-know

もちろん、DMM英会話をやめると、受講権利は消滅しますが、何よりも、i-knowが無料・・・はすごいですから、永久に無料なら、絶対にお得です。

 

オンライン英会話よりも教室に通うほうが良かったのですが・・・

英語の習い始めは、当初、会社帰りにNOVAに通っていました。NOVAでの教室で受けるレッスンはオンライン以上に楽しかったのですが、引っ越しと退職で教室に通えなくなって、オンライン英会話hanaso に変えましたが、NOVAなどの「教室」に通うほうが、いろいろな面白さがあることは確かです。費用は、オンライン英会話の数倍かかりますが・・・。

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無理をしない・・・が大切

hanasoは、月8回のコースをとっています。 それに加えて、「レッスンチケット」を3ヶ月に10枚消化していて、平均すると毎月5000円台の支払いですから、お小遣いの範囲でやっていけます。

「毎日コース」は、若い人や学生さん向きです。少ないレッスンのコースから始めるといいでしょう。

hanasoは、宣伝やサイトに派手さがないので、HPを見ても、頼りない感じに思うかもしれませんが、どんなサイトでもそうですが、WEBから消えずに、長く続いているサイトは、一応のレベルと考えていいでしょう。

時折、hanasoでは、レッスンチケットの割引や無料のレッスンチケットのサービスもあり、うまくお客さんを捕まえていて、結構、うまくやっているサイトで、もうすぐ私も10年選手になります。

巷では、「3ヶ月で英語が話せる」「これだけやれば・・・」というPRも見かけますが、たとえそれをマスターしても、幼児程度の英語レベルの内容です。

3ヶ月で英語が話せるなら、誰も苦労はしません。

hanasoの基礎コースでは、約1000フレーズを覚えるのですが、私はそれだけで3年ぐらいかかったように思います。 そして、その復習を今でもやっていますから、短期習得は難しいでしょう。

無料レッスンを受けてみれば、どんなサイトかわかる

比較サイトで優劣を調べても、実際のところ、良し悪しはわかりません。

まず、価格とレッスン内容から、1つのサイトを決めて、その無料レッスンを受けてみてください。

無料レッスンを受けると、HP内部のページが見れるようになりますから、そうなると、HPの中の、詳しい記事を「会員として」細部までみることができるようになります。

WEB検索や比較サイトでの各社の相互比較と違って、自分の感覚で、じっくりと詳細を見ることができますから、「自分にあっているかそうでないか」を見極められます。

そして、1社だけでなく、もう1社の無料レッスンを受けてみて、好む方に入会するといいでしょう。

無料レッスンを受けて、それが、もしも気に入らなかったら、やめればいいだけです。

ほとんどの大手サイトでは、解約すれば後腐れもありませんから、解約が簡単かどうかを、無料レッスンを受ける前に、それだけを、HPでチェックしておくようにしましょう。

以下は、英語でお世話になっているサイトと教室です。詳細は、HPで。 hanasoは、毎月8回コースが、そして、NOVAは、英語が上達したいなら、費用はかかりますが、マンツーマンにしましょう。これは、書くと長くなるので割愛。


 

以上です。何か役立つことがあれば、うれしく思います。お付き合いいただきありがとうございます。


(来歴)R4.4書き換え見直し  R4.5月サイト移転  最終R5年9月見直