相互乗入れ区間から大阪メトロのエンジョイエコカードを使う方法

大阪メトロの土日祝用の1日乗車券(エンジョイエコカード)はうまく使うと大変オトクですが、さらに、大阪メトロと相互乗り入れしている北大阪急行・阪急・近鉄の相互乗り入れ区間から余計な費用をかけないで大阪メトロ(地下鉄)の1日乗車券(エンジョイエコカード)を買う方法があります。 知っておくと便利ですので紹介します。

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1日乗車券(エンジョイエコカード)を上手く利用しよう

大阪メトロの券売機で買える1日乗車券は大人平日800円、土日祝用600円です。(小児用はいずれも300円)

これには、大阪城・咲くやこの花館などの、いくつもの施設の割引もあるので、それを含めるとPitapa(ピタパ・OSAKAピタパ)の10%割引を利用する以上にお得な場合が多いので、これを上手く使うとお得になります。

特に、4区以上の往復乗車では、運賃は片道330円ですので、土日祝であれば完全にお得ですし土日祝でない場合でも、1日で2駅以上を利用する場合や指定の割引施設を利用する場合には、これを使うことをイメージして金額を比較検討するのがいいでしょう。

大阪メトロの1日乗車券見本

このカードは、地下鉄・シティーバス全線が1日乗り放題になります。

上の青枠表示部分は、「他社線での乗り降りができない」ということではなくて、「大阪メトロ・バス路線以外は別に料金がかかりますよ」・・・という意味です。このことを含めて説明していきます。

まず、事前購入が可能です。

1日乗車券を、最初に自動改札を通したときに日にちが印字されて、その日が1日乗り放題になるのです。しかし・・・

相互乗り入れの他社線からでは購入できない?

大阪メトロの駅区間内であれば、この1日乗車券は各駅の券売機で簡単に購入できます。

しかし、相互乗り入れしている他社区間では、券売機での購入ができないために、購入をあきらめたり、一旦、途中下車してそれを購入後に再乗車している方もおられるかもしれませんね。

この1日乗車券を余分なお金をかけないで、正規に購入できる方法があります。

この方法は私が、2箇所の大阪メトロの駅の駅員さんに確認しましたので正しい方法で、違法ではありません

ぜひ、北大阪急行や阪急・近鉄などの他社線から地下鉄を利用する方は覚えておいていただくと「お得」に利用できます。

ここでは、例として、相互乗り入れしている北大阪急行の千里中央駅から乗車して、大阪メトロの駅を巡って、さいごに北大阪急行の駅に戻って下車する場合で説明します。

北大阪急行で大阪市内の駅に行く場合の例を説明

例えば、北大阪急行の千里中央駅から大阪港駅へ行き、大阪港駅が最寄りの海遊館などを見学し、それから天王寺駅最寄りの動物園に寄り、最後に(大阪メトロ接続駅の江坂駅で降りないで)千里中央駅に帰ってくるルートを例に考えてみましょう。

千里中央 →(140円)→ 江坂 →(330円)→ 大阪港 →(280円)→ 動物園前 →(280円)→ 江坂 →(140円)→ 千里中央 のルートです。

江坂駅は通過駅なので下車しませんが、千里中央と江坂間は別料金なのでこの往復280円は必要です。

大阪メトロのきっぷをそれぞれの駅で購入すると、地下鉄区間(上の太字部分)だけで890円になりますので、平日用ではお得感は小さいのですが、何よりも、休日用の1日乗車券(大人600円)はかなり安いのです。

そして、この例のように、下車駅で指定の割引施設を利用するなら、入場料の割引が加わりますので、さらにお得感がアップします。

ここで余談ですが、こちらの記事で、大阪メトロの運賃を安くする方法を検討したのですが、個別に計算して比較しなければわからないほど非常に複雑でわかりにくく、結論的には、平日の利用ではお得感が少ないという結果でしたが、 ①土日祝 + ②施設利用 では、このエンジョイエコカードは確実に「安い」と言えます。

今回想定したルートでは、海遊館は指定されていないので割引はありませんが、天保山の観覧車やクルーズ船「サンタマリア」、さらに、天王寺動物園の入園割引が利用できるので、指定の施設を利用する場合はさらにお得です。(こちらの割引施設の一覧を参照:コロナの影響で変更がある場合がありますので事前確認ください)

平日用を利用する場合には80円の差なので、割引施設を利用しないのなら、平日利用は旨味が少ないと言えます。

ここで例えば、平日でPiTaPaを利用すると、上の例では地下鉄部分料金が890円ですので、PiTaPaの10%割引のほうが801円となるので、ほとんど割引がないので、もっとたくさん乗らないと旨味はありません。

これらはその都度「どちらが安いのか」という比較検討が必要になります。(→こちらに料金比較を検討した記事を書いていますが、料金比較は結構面倒です。

さて、ここからが本題の説明です

この地図に印をつけた部分で説明します。 ①相互乗り入れ区間から乗る場合の注意 ②最初の大阪メトロの目的駅での買い方 ③通過駅は気にしなくていい ・・・ ということがポイントです。

大阪メトロ全線

千里中央から乗車すると、御堂筋線の大阪メトロは「江坂駅」から先が対象区間になります。(ここでは、簡単なように、大人1名で1日乗車券を利用する場合の手順を説明します)

①千里中央駅(北大阪急行)では、「江坂駅」までのきっぷを購入して乗車します。(これは買わないといけません。Pitapaも可能ですが、この場合は、下車駅の改札で、駅員さんに操作してもらう手間が加わります)

②江坂駅では下車しません。そのまま、第一目的地の「大阪港駅」まで大阪メトロを乗り継いで行きます。(つまり、江坂からは無券状態ですが問題ありません)

③大阪メトロ(この場合は大阪港駅)の改札を出るときに、有人改札の係員さんに「千里中央-江坂」のきっぷを渡しながら、「1日乗車券」を購入したいと告げます。(自動改札は不可です。ピタパなどは、駅員さんに渡すと、千里中央-江坂の料金だけ精算してもらうことができます)

そうすると、係員さんは、きっぷを受け取って、改札を通してくれます。(きっぷの場合は、この時は料金は支払わなくてOKです)

そこで、改札の外にある券売機で1日乗車券を購入すればOKです。

******* 購入後は、普通に、1日乗車券を使って自由に乗降できます。

動物園やその他の割引施設を楽しんでください。これらは1日乗車券を提示して、別途に割引の利用料金を支払います。これで、余分な費用を払うことなくエンジョイエコカードが購入できます。

そして、千里中央駅までの帰りについて説明します。

④帰りは、御堂筋線「千里中央行き」に乗車して、そのまま(江坂では降りる必要なく)千里中央駅まで乗車します。

そして、千里中央駅で下車する際に、「精算機」で「1日乗車券」を入れて精算します。(北急区間の140円が請求され、1日乗車券はまだ利用できますので手元に戻ります

そして、その精算したきっぷで出場すれば、OKです。

以上までの重要ポイントは、①他社線から乗車する場合は、最短の大阪メトロ駅までのきっぷを購入すること。②改札を出る前に、係員のいる改札を通り、1日乗車券を買いたいと係員に告げること・・・がポイントです。

もちろん、北急・阪急・近鉄では同様の方法が利用できます

北大阪急行(江坂駅まで)以外にも、上の地図に示した「星マーク」の、阪急京都線・千里線(天神橋筋6丁目まで)、近鉄けいはんな線(長田駅まで)なども同様の方法で利用できます。

もちろん、この内容が「ほんとう?」と気になって不安な方は、乗車前に案内所や係員に確認してください。

もう一つ確認していただきたい点は、特定の施設だけを利用する場合は、「企画乗車券(お得きっぷ)」があれば、そちらのほうが安い場合があります。

これは事前にHPなどで確認する必要があります。企画乗車券(お得きっぷ)大阪府のページで紹介されています。

最後に、大阪メトロの割引対象施設を紹介します

1日乗車券などで利用できる施設で、①大人の割引内容 ②(参考)大阪メトロ最寄り駅 ・・・を簡単に示しています。 詳しくは、こちらの大阪メトロHPを御覧ください。

もちろん、利用駅は指定されていませんので、大阪の町並みをウォーキングして、自由に移動するのもいいかもしれませんね。

 

1)大阪城天守閣  ①600円→540円 ②「天満橋駅」「谷町四丁目駅」「森ノ宮駅」「大阪ビジネスパーク駅」

2)梅田スカイビル・空中庭園展望台  ①1割引 ②「梅田駅」

3)通天閣  ①100円引き ②「恵美須町駅」「動物園前駅」

4)天王寺動物園  ①500円→350円 ②「動物園前駅」「恵美須町駅」「天王寺駅」

5)大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム) ①常設展100円引き ②「天神橋筋六丁目駅」

6)天保山大観覧車  ①800円→700円 ②「大阪港駅」

7)総本山四天王寺  ①伽藍300円→200円他 ②「四天王寺前夕陽ケ丘駅」

8)キッズプラザ大阪  ①1400円→1260円 ②「扇町駅」

9)大阪市立科学館  ①展示場400円→240円 ②「肥後橋駅」

10)スパワールド 世界の大温泉  ①1000円キャンペーン中1000円→900円 ②「動物園前駅」

11)アクアライナー(大阪水上バス) ①乗船料10%引き ②「淀屋橋駅」「大阪ビジネスパーク駅」など

12)大阪市立長居植物園 大阪市立自然史博物館 ①常設展300円→270円 ②「長居駅」

13)咲くやこの花館  ①500円→400円 ②「鶴見緑地駅」

14)大阪歴史博物館  ①常設展600円→540円 ②「谷町四丁目駅」

15)大阪港帆船型観光船サンタマリア(大阪水上バス) ①デイクルーズ乗船料10%引き ②「大阪港駅」

16)大阪市立東洋陶磁美術館  ①団体料金に  ②「淀屋橋駅」「北浜駅」

17)大阪府咲洲庁舎展望台  ①団体料金に  ②「トレードセンター前駅」

18)キャプテンライン  ①片道700円→630円他  ②「大阪港駅」

19)国立国際美術館  ①団体料金に  ②「肥後橋駅」

20)大阪城西の丸庭園  ①200円→140円  ②「天満橋駅」「谷町四丁目駅」「森ノ宮駅」「大阪ビジネスパーク駅」

21)大阪企業家ミュージアム  ①300円→200円  ②「堺筋本町駅」

22)上方浮世絵館  ①500円→450円  ②「なんば駅」

23)大阪市立美術館  ①コレクション展300円→150円  ②「天王寺駅」

24)国立文楽劇場  ①(公演で異なる)  ②「日本橋駅」

25)大阪ダックツアー  ①200円引き  ②「天満橋駅」

26)湯木美術館  ①700円→600円  ②「淀屋橋駅」

27)大丸ミュージアム<梅田>  ①当日料金から100円引き  ②「梅田駅」

28)天満天神繁昌亭  ①3000円→2500円  ②「南森町駅」

ぜひ、これを参考に、1日乗車券を上手く使って、大阪市内の名所を巡ってくださいね。