大阪空港で事前チェックしておくと便利なバス・タクシー

大阪に住む人は古くから大阪空港のことを「伊丹（いたみ）空港」と呼びます。正式名称は大阪国際空港です。

ここでは、空港施設、空港と各地を結ぶ「空港バス（リムジンバス）」「高速長距離バス」「タクシー」「定額タクシー」「ハイヤー・ジャンボタクシー」などの、知っていると便利な、大阪空港からの「足」を紹介します。（詳しくは、各社HPを御覧ください）

大阪空港は24時間空港ではありません

大阪空港の開場時間は　5時50分～21時30分　で、搭乗手続きは6：00から始まります。駐輪場、駐車場は24時間対応で常時利用できます。飲食店の営業時間はこちらの私の記事を参考に。

　5：50にターミナルが開場～6：00手続き開始

大阪空港で利用できる交通機関

①大阪モノレール　大阪空港駅～
②大阪モノレール蛍が駅を経由して阪急電車利用
③空港バス（リムジンバス）で
④長距離高速バスも要チェック
⑤タクシー（定額タクシーを含む）・ハイヤー　は便利
⑥自家用車・自転車・バイク　もOK

などが利用できます。

③空港バス（リムジンバス）

乗り場は、空港ターミナル前にあります。下のように、各地への便が出ています。

④長距離高速バス

乗り場は、北ターミナル（JAL側）のさらに北側（0番のりば）にのりばがあります。レンタカー駐車場・レンタルバイクの前です。

待合所も整備されています。トイレは、レンタカー受付横を利用できます。

乗車申込みは電話またはWEBで行います。コロナによる減便の影響もあり、路線や発車時刻などが流動的です。

⑤タクシーと定額タクシー

タクシー乗り場は空港ターミナル前にあります。島になった部分で乗車するので、2Fの連絡橋を利用して、案内に沿って1Fに下ります。

その他、定額タクシーは「MKタクシー」と「相互タクシー」が運営しています。受付と乗り場は北側の「0番」です。

1台あたりの定額料金のサービスでMKタクシー「直行アクセス空港定額タクシー」と、乗り合いタクシーがあり、行き先地域によって「定額制」となっているシャトルタクシーは、大きな荷物も自宅まで運んでくれて、価格もリーズナブルな便利なものです。、ハイヤー、ジャンボタクシーなどの予約利用ができます。詳しくはMKタクシーや相互タクシーのHPにリンクで確認ください。

これは、空港から自宅まで、または、自宅から空港までの利用が可能で、HPから料金シミュレートしてみると、意外に満足価格ですので、今後、認知度が上がってくると、利用者が増えそうです。

大阪の人は「伊丹（いたみ）」という大阪国際空港

空港の略称（3桁のものは「3レターコード」と呼ぶようですが）は、従来は　OSA　でしたが、現在は　ITM　です。　ITaMi　からとっているのですね。

ちなみに　4レターコード　RJOO　というのがあるのですが、これはほとんど目にしません。

大阪の人は、「伊丹」といえば「伊丹空港のこと」と頭で理解しています。

つまり、「伊丹から」といえば、「伊丹空港から飛行機に乗ってどこかへ行く」ということを意味しています。（東京での「羽田から・・・」と同じですね）

大阪空港の歴史は「ウィキペディア」などに詳しく書かれていますので、ここでは取り上げませんが、現在は、国際線がないのはもったいない気がしています。

2019年の大阪サミットで、トランプ大統領が来阪したときに、エアフォースワンの4発で、国際的配慮で大阪空港に降り立ったのですが、大きな飛行機を見たのは久しぶりで、家族揃って見に行ったのですが、やはり、騒音が大きいので、大きな飛行機の規制はやはり必要と感じました。

しかし、騒音については、対策は進んでおり、現在の飛行機は小ぶりで、騒音も小さくなっているので、大阪空港も、地元と共存できるようになったことを実感しますし、そうなると、近隣外国への国際線運行を待望します。

「国際空港」がローカル空港になったものの、地元の熱望で「国際」という名前が残ったので、正式名称も「大阪国際空港」です。

私自身も、「大阪空港」または「いたみ（伊丹）」ということがほとんどですが、大阪モノレールでも「大阪空港駅」になっていますし、空港を運営する（株）関西エアポートは、最近では、「伊丹　ITAMI」という言い方を押しています。

大阪人としても、「国際空港」と言うには、今は、少し恥ずかしい感じですが、大阪を襲った2018年の台風被害で関空（関西国際空港）が大きな被害で、関西空港の空港島が孤立したために、伊丹空港も国際線の運行を検討しようという話もあったのですが、それが立ち消えしているようですが、月に数本でもいいので、近隣外国便程度は飛ぶと、大阪空港も活気が出そうなのですが・・・。