大阪空港(伊丹空港)の自家用車の一般駐車場の記事は→こちら。
伊丹空港(大阪国際空港)駐輪場(バイク+自転車)は計2か所です。 現地の案内や表示が少なくて、初めて利用する人には、優しくありません。でも、これだけ知っていると迷いません。現地で調査しました。
1.大阪空港内の駐輪場(自転車・バイク)は2ヶ所だけです 24時間営業で年中無休。
2.最初の2時間は無料で、以降、自転車100円/日 バイク200円/日 です。
3.空港ターミナル前の通路は、自転車を降りて通行しなければなりませんので、前もって、北か南に止める予定を決めておいて利用するのがいいでしょう。
また、レンタサイクル(シェアサイクル)サービスは、南エリアに。→後ろに記事追加
自転車・バイクの駐輪は、南北エリアに各1か所だけ
空港の両端2ヶ所に自転車とバイクの駐輪場があります。その他の一般駐輪場所はありません。
バイク・自転車の料金は最初の2時間は無料で、それ以降は有料です。
北エリア(赤色)はJAL側に近く、南エリア(青色)はANAターミナルに近いのですが、北エリアの利用者のほうが多くて混んでいます。
空港ターミナル前の通行は、自転車を降りて通行しなければなりませんので、歩いての移動は大変なので、前もって、駐輪場所を決めておくのがいいでしょう。
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駐輪料金
自転車 | バイク | |
2時間以内 | 無料 | 無料 |
2時間を超えて当日の夜中の0時まで | 100円 | 200円 |
以降1日あたり(ただし7日以内) | 1日100円 | 1日200円 |
例えば、自転車を1泊させると200円、2泊では300円になります。保安上の理由なのか、最長7日となっていますが、厳密ではなく、お金を払えば利用できるようです。
24時間営業で、年中無休です。日付が変わる夜中の「0時」に料金が加算されます。
長期出張などで、7日間以上の長期間駐車する場合には、管理会社の「パステルさん06-6253-8814」に相談すると便宜を図ってもらえるようです。また、ここでは説明しませんが、一般の方でも「南エリアの定期券」がパステルさんのHPから購入できます。
ラック式駐輪場とゲート式駐輪場
ラック式とは、スタンドに差し込む駐輪方法のもので、自転車専用です。溝が細いので、太いタイヤはパンクするので使わないのが無難です。北のゲート式の駐輪場に入れるようにしましょう。(後に使用説明あり)
ゲート式とは、入口の発券機を通って、駐輪場エリアに入れる方式のことです。
南のゲート式エリアは、バイク専用です。南ゲート内には、特に、自転車を置く場所も用意されていませんし、2時間を超えると、自転車であっても、200円の料金になります。
北側のゲート式エリアは、自転車とバイクを判別する機械があり、バイクも自転車も、どちらも利用できます。料金も自動分別されています。
ただ、北駐輪場の利用者が多い割には、自転車用ラック式が100台しかありません。しかし、ラックの駐輪は、隣の自転車との間隔も狭い感じで入れにくいので、重い自転車はゲート式の広い駐輪場を利用するのがいいでしょう。
このように、ここでは、ゲート式、ラック式という言い方で説明します。
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北エリア「北駐輪場」 JAL側に近い
自転車は、ラック式に100台駐輪できます。また、どなたでも、ゲート式駐輪場を利用できます。(ゲート利用も、ラック式と同様に2時間無料、以降1日100円 バイク200円)
子供を乗せる電動自転車は重くて大きいので、ラックに駐輪しにくいので、ゲート式(入口から駐輪ヤードに入る方法)のほうが簡単で安全です。
ゲートの出入り口は1か所で、利用者単独では、ターミナルに近い出入り口が利用できます。(ターミナル側からは自転車バイクは出入りできません)
太タイヤの自転車はラック駐輪注意:太いタイヤが抜けなくなったりタイヤを傷つけるので、ラック式に入れないように・・・との注意書きがあります。太いタイヤはゲートの駐輪場を利用します。
場内では、バイクと自転車置き場が区分されているので、表示を見て駐輪します。(場内の絵で表示しています。間違った場所に止めて、係員に注意されている人を見かけます。恥ずかしいですから、マナーは守りましょう)
ゲート式の入り口では、自転車かバイクかを自動判別する「検知板」があり、その上にタイヤを乗せると、自転車かバイクを判別して、駐車券が発行されます。
車輪の形状によっては誤動作する場合の注意書きがあります。 精算時に金額が誤表示した場合は、出口横にある電話を利用してコールセンターに連絡することで遠隔操作で対応してくれます。
(出口に異常時の出場方法の表示があります)
南エリア「南駐輪場」 ANA側に近い
写真の右が自転車専用のラック式、左側がバイク専用のゲート式(ここはバイク専用で自転車は200円になるので注意)です。
太いタイヤの自転車をラックに入れないように注意書きされていて、太いタイヤをラックに止めると、抜けなかったり、タイヤに傷がつくようで、太いタイヤは、北側のゲートエリアを利用してください・・・と表示されています。
ゲート式エリア(駐輪券が発行されます)式はバイク専用です。 自転車を停めることもできますが、場所指定がないので、止めないほうがいいでしょう。
また、2時間無料ですが、それ以降はバイク料金となり、自転車であっても、200円/1日 になります。
関西エアポート(株)が空港運営するようになって、H29年9月から、無料駐輪場が廃止になり、その後、駐輪場が整備され、2ヶ所に集約されて全部有料化されました。(最初の2時間は無料です)
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南駐輪場が空いています 注意:太タイヤは不可です
北・南駐輪場から中央ターミナルまでの距離は両方共、同じなのですが、南よりも北駐輪場側の人通りが多く、北駐輪場の駐輪ラック100台はすぐに満車になります。(ラックが満車でも、ゲート式駐輪場が利用できます)(北駐輪場のゲート)
駐輪場の利用のしかた
【ゲート式】入場ゲートで駐車券をとって入場します。自転車は北駐輪場で利用できます。(自転車は100円/1日:2時間まで無料)
出るときは、自転車・バイクに乗ったままで、出口(精算機)で精算して出ます。
【ラック式】自転車のラックは北エリアに100台、南エリアに300台分あります。
いずれも2時間まで無料で、以降100円/日です。
北バイクエリアのゲート式エリアは自転車もOKです。(南のゲート式エリアは自転車もOKですが、指定場所がありませんし、2時間を越えると200円です。太いタイヤの自転車は、北エリアのゲート式を利用します)
バイクは全て、専用エリア(=ゲート式駐輪場)に入れます。(自転車用のラックには駐車不可です)
駐輪設備は、大手メーカー「アマノ」製ですので、各所にあるものとほぼ同じですので、誰でも知っていると思うのですが、使い方の表示や駐車場案内などがないので、わかりにくいのか、戸惑っている方が少なくありません。
・・・駅前などの駐輪機と同じ使い方ですが、大阪空港の駐輪場は、案内や説明が親切ではありません。わかりにくいので、簡単に使い方などを次に紹介します。
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ラック式に駐輪する方法
空いているところを探して、溝に入れます
この駐輪機を『ラック式』と呼んで以降の説明をします。
空いているところを探して、この溝に入れるだけですが、電動自転車で子供を乗せるタイプは「重い」ので、高い溝でなく、低い方に止めるようにするのがいいでしょう。
太いタイヤは、トラブルのもとです。 太いタイヤの自転車は、南エリアではなく、北エリアの、駐車券で中に入るゲート式の駐輪場を利用しましょう。
今回は、真ん中の低い方の、この「234番」に止めてみます。
両側に自転車があると、ハンドルなどが当たって止めにくいので、無理に入れて、怪我をしないように注意ください。
当然ですが、自転車は、精算機の近くから埋まっていきますから、精算機から離れて、混んだところを避けるか、または、北エリアのゲート式を利用しましょう。
南エリアの精算機は2ヶ所あり、どちらの精算機でも精算ができます。番号を覚えておいて、精算するといいでしょう。
タイヤを正しく入れると、「黄色いツメ」がでてきます。
約5分間は「ロック」されていません。ランプが付いていれば、出し入れ自由です。
約5分後にロックされ、ランプが消えます。ランプが消えた状態では、2時間の無料時間内でも、精算機で精算しなければなりません。
ランプ消灯
最初の2時間は無料で、無料時間内であれば、精算するとロックが外れます。2時間を経過すると、支払いのアナウンスがあります。
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必ず鍵をかけましょう
鍵をかけるのを忘れないように。 他人がかってに精算すれば、誰にでもロックを解除して、持ち去ることができます。
機械側がロックしてくれていると思って、安心すると、盗難に会う可能性もありますので、鍵をかけるのを忘れないようにしましょう。
暗証番号を使ってロックができます。暗証番号による方法は黄色い精算機に書かれています。
きっちり押し込まないでこの様にタイヤが挟まってしまうと大変です。太いタイヤの自転車は、特に要注意です。
この状態で自転車を動かすと、タイヤやリムを痛めてしまいます。5分間はロックされないので、爪の状態の最終確認を怠らないように注意ください。
無料時間内であっても、必ず「精算」操作が必要です
精算しないで、無理に引っ張らないようにしましょう。
2時間経っていないからと言って、精算機で精算せずに、無理に引き出すと、ロックがかかっているので、自転車の車輪に傷がついて、自転車を痛めます。
ラックから出すときには、精算機で自分の番号を押して精算するだけです。
これが「精算機」です。前に立つと、音声で案内してくれます。
「車室番号を入力して精算キーを押してください」と自動音声案内があります。
「車室番号」とは停めたラックNoで、今回は234でしたので「2・3・4→精算キー」を押すと、金額が表示されます。2時間以内は無料で「自転車を引き出してください」という案内があります。
精算すると、自転車を止めているロックが開放され、自分の番号の自転車を引き出すことができるようになります。
領収書が必要なら、緑の領収書ボタンを押します。
5分以内に引き出します。5分をすぎると再ロックされます。 この場合は、もう一度精算機で操作が必要になりますが、精算して2時間以内ですので、料金は無料です。
丸印は駐輪できるサインです
このような「マル」が見えておれば、どこかのラックが空いていることを示しています。 空いたところに入れることが出来ます。
北エリアでは、ラック式駐車場が赤い「バツ」印になっていれば、ゲートエリアに入れましょう。
重い「電動のママチャリ」や、少し太いタイヤの自転車は、はじめからそちらに停めるほうが安全・安心です。
やはり初めての人はわかりにくそう
利用者にわかりやすい場所に、利用説明がないので「わかりにくい」と思います。説明や注意書きは随所にありますが、やはり、もう少し表示がほしいですね。
この案内表示がありますが、業者都合の、どうでもいい内容しか書いてありませんので、役に立ちません。
大阪空港の駐輪場の管理は、関西エアポート(株)がオリックスパーキングに依頼して、実際の管理は「パステル」という会社が担当しています。
現在、(南駐輪場使用に限り)一般の定期利用をホームページで取り扱っています。一般の方は定期は必要ないと思いますが、詳しく知りたい方は、パステルさんのHPを検索して御覧ください。
昼間は駐輪担当者がおられるので、わからないことがあれば、聞くと丁寧に教えていただけます。
夜間や担当不在の場合は、精算機の横の「電話」でやり取りします。24時間対応しているとのことでした。
大阪空港のシェア(レンタ)サイクルを簡単に紹介します
豊中市も賛同して、試験的に実施している電動自転車の時間貸しが広がっており、扱い箇所(ステーション)がたくさん増えてきています。
大阪空港にも、シェアサイクルステーションが、南駐輪場南端に1箇所あります。
【駐輪場所】大阪空港の南駐輪場の南端(バイク駐輪場入口付近)です。
【利用】こちらのHELLO CYCLINGのHPからダウンロードしたアプリなどで事前会員登録が必要です。事前登録済みのICカードでもOK
利用は「事前登録」が必要で、スマホで検索予約が基本です。ICカードを登録すれば、予約・スマホ無しで利用できる便利さもあリます。
WEBやアプリで会員登録→豊中では75ヶ所ある「ステーション(駐輪場所)」を検索して予約→貸し出しができ、提携ステーションのどこでも返却できます。
空港周辺のステーションの位置(ハローサイクルのHPより R5.1月)もたくさんあって、便利になってきました。
(ハローサイクリングを利用する場合は、こちらのハローサイクリングのHPを御覧ください。)