豊中の春日神社

豊中市の宮山地区にある神社「春日神社」

自家用車では、中央環状の桜の町(北・南)交差点から府道43号を北へ進み、数分程度走ると、西側にある立派な神社です。

春日神社の駐車場は30台ぐらいは駐車できる広さで、通常時は十分な広さがありますので、車での参拝も問題ありません。

桜のころの境内 参道の松並木

結構広い敷地の、見ごたえのある良い神社です

裏山につつじ園があり、その管理もされています。

豊中春日神社の全容 春日神社の祭神

各祭神は山を登ります 同居する神々

拝殿左手の鳥居から階段を40段ほどのぼると、いろいろな神様がお祀りされています。

また、トイレもあって安心してお参りができます。

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コロナ対策にも留意 手水舎のコロナ対策

手水舎や拝殿などには消毒薬もおかれ、コロナ対応もされています。

駐車場は、30台ぐらいは止められそうなので普段では安心ですし、周辺にも、コインパーキングがいくつかあります。「豊中市宮山町 コインパーキング」などで駐車場検索してください。→駐車場予約サービスakippaで周辺駐車場を探す

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つつじ園もおすすめ

このつつじ園は、春の開花時期(開園時期は、桜の開花より少し前で、事前に案内されます)だけ、一般公開されて入園できます。

ツツジの森 つつじ園も管理しています

お正月には結構な方が参拝 神社は、正月には、例年のように混雑します

1/15のどんど 1/15の「どんど」の様子

春日神社の社務所 御札やお守りなども販売されます

今年の絵馬 毎年書き換えられるかわいい絵馬(これは丑年の絵馬)

 

この春日神社は、小さな村の鎮守さん程度に思っていたのですが、毎年のお正月には写真のように、参道の端まで人が並ぶ、人気のある神社だと、びっくりします。

鳥居に行きつくまで、かなり時間がかかり、さらにお参りするまでも、大変なくらいにたくさんの方が参拝されます。

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興味深い「薬師(やくし)井戸」

「手水」は入ってすぐ右側にありますが、それとは別に、本殿手前左奥に「井戸」があって、それが由緒ある井戸のようです。

案内では、”奈良の春日大社の神の使いとしてやってきた「神鹿」がけがをして衰弱していたところ、この井戸に入って体を癒したので、ここから「病気が治る井戸水」と言われた・・・とあります。

さらに、「1573年まではここに浴室があって病を治す人が群れをなしていた」・・・とも書いてあります。

それ以降もこの水は「ご神水」として飲まれていたらしいのですが、その下に看板がかけてあるのですが、その内容が意味深く、面白い書き方をされているので写真とともに紹介します。

薬師井戸の掲示

含蓄のある書き方ですが、内容については、私は次のように解釈して読みました。

「裏山に家がたくさん建ってきて、由緒ある井戸の水も汚れてきているのは確かで、その住人たちに文句を言っても始まらないと思っています。しかし、いろんなところで『不衛生な水を飲むな!』というようなことが言われていることも耳にしますし、普段からも、神社を訪れる人から、この井戸に対して「衛生面はどうでしょうかねぇ・・・」などと言う人も出てきているようです。

だからと言って、神社としては、お金を出してまで管理するつもりも全くありませんし、さらに、つべこべ言われるような、一つ一つのことにまで、面倒を見ることも出来ません。

だから、もしも何かの問題が起きて騒ぎにでもなったら神社としても嫌なので、ともかく、飲み水として持って帰らないようにしてくださいね」・・・

 

・・・というような感じのことがかかれているようにこの看板を読みましたが、皆さんはどんな読み方をされるのでしょうか。

ともかく、その表現の仕方が、含蓄があって何とも面白いので、神社に行かれた折は、ぜひ内容を考えながら読んでいただくといいでしょう・・・。

薬師井戸 薬師の井戸の効能書き

見るからに「霊験あらたか」な井戸ですから、是非訪問ください。

 

普段は静かな神社です

お正月とお祭りなどの祭事のあるとき以外は参拝者が列をなすこともありませんが、普段でも地元の方などがお参りされています。

参道の松はきれいに手入れされていますし、桜の季節にはきれいな桜が咲き誇ります。また、神社の裏山のつつじ園も期間限定で開園されます。

 

このように、ローカルな場所にある神社ですが、騙されたと思って、思い出していただいたときによっていただくと、きっと気に入っていただけると思います。

ぜひ春日神社を訪ねてみてください。無料駐車場完備なのでGOODです。

 

境内の見事な桜 駐車場もあります



(来歴)R5.2月に誤字脱字を含めて見直し。