大阪南港で大阪市内や万博会場が一望できるコスモタワー

さきしまコスモタワー」は、高さ256mの、大阪南港にある超高層ビルです。 38階にわたって大阪府咲州庁舎になっていますが、55階(最上階)にある展望台は、庁舎とは別のエレベーターで登るようになっています。

下のグーグルマップで見るように、あたりを見ても、飛び抜けた高さで、展望台は、ガラス張りで作られているので、近くのUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)や2025年万博開催地の夢洲(ゆめしま)、海遊館・・・などだけでなく、360度の展望がきくので、天気が良ければ、遠く淡路島や明石海峡大橋が望めます。

南港俯瞰GoogleMapよりGoogleMapより

展望台の名称は、さきしまCOSMO TOWER展望台

大阪咲洲庁舎の最上階にある展望台は、地上250mから大阪を俯瞰できます。この真下から見上げた写真では、展望階部分は見えていませんが、右側が登り専用のシースルーエレベーターです。

大阪咲洲庁舎 WTC 展望台

大阪府庁がここに入居する前には、このビルはWTC(ワールドトレードセンター)と呼ばれていました。

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最寄り駅は大阪メトロ南港ポートタウン線の「中ふ頭駅」か「トレードセンター駅」から歩いて数分ですが、その他を含めて見学するなら、自家用車が良いでしょう。

自家用車で回るその他の見どころとしては、展望台の裏手の「ミズノスポートロジーギャラリー」(無料、ただし会社施設なので土日祝は定休 10:00~17:30)や 野鳥園、フェリーターミナルなどが無料です。

これらはベタな言い方ですが、結構いいところで、グルっと回って立ち寄って見てください。また、IKEA鶴浜も近いので、自家用車を利用すると、家族連れでも丸一日楽しめます。

最寄り駐車場と駐車料金

コスモタワー周辺駐車場Googleより

地下駐車場 30分300円(平日最大1000円、土日祝1500円)
ATC駐車場 30分200円(平日最大800円、土日祝1000円)
タイムズコスモスクエア第3駐車場(平日最大500円、土日祝700円、特定日900円要注意)

自家用車の場合は、予定を立てて行動しましょう。

野鳥園(駐車無料で展望塔から季節の鳥たちを見ることができます)、ミズノスポートロジーギャラリー(裏手のMizunoビル1Fの無料ギャラリー)、ATC(駐車場が安い。食事や買物が楽しいところです)、夢洲(自家用車で通行OKで、話のタネになりますよ)、IKEA鶴浜(話題の多い店舗で、年中無休、駐車無料です) などをあわせて予定を立てるのはどうでしょうか。

コスモタワー地下駐車場より、ATC駐車場のほうが駐車料金が安いので、ATCで食事して、歩いてコスモタワーに行くのはどうでしょうか。

また、タイムズの駐車料金は安いのですが、特定日には注意が必要です。これはもしも、インテックス大阪など、近辺でのイベントが有れば、上限設定がなくなる設定があるので注意が必要で、タイムズ利用なら、事前のHPチェックをしておきましょう。

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夜景もまたいい・・・22:00まで

コスモタワーの係員さんの話では、昼に展望して、もう一度、夜に再入場して、夜景を楽しむカップルも多いとか・・・。(1回だけ再入場ができます

また、こちらのAkippaサイト でいい所があれば予約をしておくのも得策です。(無料会員登録が必要ですが使い慣れると結構便利ですので、時間がある時にチェックを)

コスモタワー展望台は大阪府庁とは完全に分離しています

大阪府の庁舎が入居していますので、ここの最上階にある展望台の正式名称は、大阪府咲洲庁舎展望台でしたが、現在は、さきしまCOSMO TOWER展望台 という名称になっています。

このビルの最上階が有料の展望台になっています。(大人800円:11:00~22:00 月曜定休 コロナ対策中は営業時間に注意)

大阪府の庁舎として利用される前からあったものですので、もちろん、大阪府庁舎とは完全に隔離されています。

地階にある専用ゲートを通って入場して、高速のシースルーエレベーターと長いエスカレーターを乗り継ぐと、一気に大阪湾が一望できる展望台に着きます。

外の景色を眺めながら一気に上昇しますので、上りは非常に爽快です。

帰りはシースルーエレベーターには乗らないで、51Fから、別のエレベーターを使うようになっています。

大阪周辺では、第3位を誇る高さ

大阪では、ビルの高さで言えば あべのハルカス が300mと最も背が高く、この庁舎のビルの高さは256mで、大阪第3位(R5年1月現在)です。

あべのハルカスができるまでは関西国際空港に近い「りんくうゲートタワービル」が1位でした。りんくうゲートタワーは、256.1mで、この建物が256mと10cm低い3位になっています。

1位のあべのハルカスも「横浜みなとみらい」にあるランドマークタワー(296m)を意識して300mにしたらしいですし、りんくうゲートタワーもこの庁舎ビル(以前はWTCビル)よりも10cm高くしたという、大阪人特有のケチ臭い感じがプンプンしますが、これを「単なるネタ」にするためのものだったのかもしれません。

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800円の値打ち・・・あり!

「週末の夜はカップルでにぎわう」・・・と、展望台の中にある、ティールームで働く女性が話していましたが、当日は1回の料金で1回再入場できますので、時間があれば、昼間の展望を楽しんだ後に、すぐ横にある「ATC」などで食事や買い物を楽しんで、その後、再度夜景を見に来ることができます。(営業は11:00~22:00 ですがコロナ対策中は時間変更に注意)

晴れておれば、昼間は素晴らしい展望ですし、夜はまた違った雰囲気が楽しめます。

南港大橋方面の展望

展望台からは、近くの施設が眼下に広がりますし、360度で大阪平野が一望できます。また、目を凝らすと、かすかに西方向に明石海峡大橋や淡路島も見えます。

北には六甲山系が、東には生駒山地が、そして、南には葛城金剛山系などが眺められ、ぐるっと展望台を一周すると、大阪平野の先までが一望できる素晴らしい景観です。

空気の澄んだ季節で、天気の良い日を狙って来るのが最高で、デートコースにも絶対のおすすめです。

展望台からの景色

大阪は人工島によって広くなった

この南港自体の、この辺りの陸地のすべては人工島です。

埋め立てによって土地が広くなったおかげで、大阪府の面積が香川県を抜いて下から2番目になったのですが、下から3番目に面積が小さいのが東京都で、下から4番目は沖縄県・・・ということも知っておけば話題性がありますね。

展望台からの景色

この写真は展望台から見た「夢洲(ゆめしま)」です。後ろには六甲山系、左奥には、淡路島方面が見えています。(万博開催決定前に何となく撮影した写真です。写真にはうまく写っていませんが、肉眼では明石海峡大橋が見えています)

南港の地図(Google)GoogleMapより

グーグルの地図で見ると、夢洲には何も表記されていませんが、表記のように道路はありますし、私も通ったことがあります。南港からは海底トンネルです。

先にも紹介しましたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも近いですし、付近では、野鳥園、IKEA鶴浜、おおきにアリーナ・・・等もあります。 ぐるっと廻ると1日楽しめそうですので、計画して、咲洲庁舎の展望台を含めて、南港を回ってみてはいかがでしょうか。

双眼鏡をお持ちの方は必携です。結構楽しめますよ!

 


(来歴)2017年9月記事作成  R3.5月表題変更 最終R5.2月見直し