67歳で、オンライン英会話の講師のすすめで、フィリピンの英語学校に単身で短期留学をした話です。短期留学の英語上達のすごさについて書いています。
1年かけて計画し、4週間、マクタン島の英語学校で学びました。
- 誰でも簡単に行けるものではないけれど
- 留学先は、セブ空港のあるマクタン島です
- 留学は旅行とは違った収穫があります
- 留学前は英語が話せなくてもOK
- フィリピンはどんどん変わっている
- フィリピン英語は日本人の英語学習者むけ
- シニアは日本人が多い学校を選ぶのが無難
- 専門のエージェント(旅行社)を利用するのが便利
- 学校の情報は、事前に、たくさん収集しておきましょう
- 1か月留学の私の場合の費用
- 英語が話せない人も全くOK
- 学校選びのポイントは考えておいて無料相談するのがいい
- 持っていくものと現地調達できるもの
- 物価や買い物について
- 治安・安全性は全く問題ありません
- 参考:留学生の構成や留学期間など
- 学校でのレッスンなど
- 週末のアクティビティーは最高です
- 学校の食事
- レストランやショッピング
- セブのギターを購入した話
誰でも簡単に行けるものではないけれど
もちろん、1ヶ月留学とはいえ、誰もが簡単に実行できないでしょう。そのあたりの話から … 。
サラリーマンなどで定職がある人は、会社の要請でもなければ、1ヶ月の長期休暇は無理でしょうから、これは、学生さんか、1ヶ月以上休みが取れる就業前の若い人や定年後のシニアなどが対象になる話ですが、若い人は経験してほしいと思います。
私の場合は、定年延長雇用で働いているときに40日の有休残があったので、長期計画を立ててそれを使わせてもらったのですが、家族も会社も理解してくれたので、少し特殊なケースかもしれません。
当時の英語レベルはオンライン講師以外とも充分話せないレベルで、資金も1から準備しました。
留学先は、セブ空港のあるマクタン島です
2018年にセブ空港のあるマクタン島に留学したのですが、オンライン英会話の講師と話していると、セブ空港も新しく生まれ変わりましたし、首都マニラの発展は目覚ましく、日本以上にITインフラが進んでいるようですから、エッセンスだけをサラッと読んでいただくのがいいでしょう。
留学は旅行とは違った収穫があります
短期留学をして、「日本で勉強していても、英語が上達しない」 … という理由が、なんとなくわかりました。
日本では、変なカタカナ英語やローマ字英語がはびこっているなど、英語に良い環境でないという致命的な理由です。
買物などでの最低限のコミニュケーションは、2週間程度学べば、できるようになります。(不思議でしょうが本当ですし、日本に帰ると、もとに戻って話せなくなるのも不思議ですが)
留学前は英語が話せなくてもOK
フィリピンは公用語が英語で、学校では英語オンリーですから、2週間ぐらいすると、それなりの英語が不思議に口から出てきますので心配無用です。
もちろん、日本に帰ると話せない状態に戻るものの、1ヶ月留学で、その「話せる」感覚を味わえますから、それだけでもいい経験になります。
そして、観光とは違う現地の生活を感じます。特に、キリスト教文化の考え方などに驚くでしょう。これは、体験しないとわからないことでしょう。

セブでの移動はこのジープニー
フィリピンはどんどん変わっている
2018年の時点では、マクタン島の主要な移動手段だったジープニーでしたが、オンライン英会話講師の情報によると、首都マニラでは見なくなっているといいます。
さらに、キャッシュレスも進んでいるようで、この記事の内容も少し古くなってきているようですが、ともかく、マニラやセブ市内への英語学校への留学では、フィリピン英語に触れるだけでなく、最近の日本の発展や進歩の遅さなども同時に感じていただけるでしょう。
なので、旅行とは違って、短期留学は有意義なものとして体験記憶として残るでしょう。
フィリピン英語は日本人の英語学習者むけ
フィリピン留学は、①留学費用が安いこと、②留学生に対する教育システムが出来上がっていること、③非ネイティブ国であること … など、フィリピンは英語を学びたい日本人に適した国です。英語教師はわかりやすい英語を話しますから、ネイティブと違いますが、初級者にはおすすめです。
私の経験では、この③が大きくて、少なくともアメリカ本土へ行ったときよりも、英語がわかりやすかったのがなによりです。ともかく、話せるのですから。
シニアは日本人が多い学校を選ぶのが無難
フィリピンの英語学校の多くは、韓国の企業が中心となって、韓国民向けの英語留学システムが作られたという経緯があって、日本人経営の学校は少ないようです。
私の学んだ学校は、日本人向けの食事が考えられているなど、日本人に優しかったのですが、それらを意識して学校選びをするのがいいと思います。
専門のエージェント(旅行社)を利用するのが便利
旅行先を決めるには、自分でWEBで情報を絞り込んで、そして、信頼できそうなエージェント(旅行代理店)を決めて、そのエージェントの無料説明会に参加して情報を集めるのがいいでしょう。
入学手続きや渡航に関しては、WEBでも手続ができますが、エージェントを通すと、いい事ずくめのパンフレット情報ではなく、生きた情報を知ることができます。
多くのエージェントは、手数料も不要です。
日本語で書かれていないパンフの学校は、レベルの高いところが多いようですので、英語初級者は、むしろ、ハイレベル校ではなく、日本人に優しいところを選ぶのがストレスが少なくていいでしょう
… これは、スパルタの学校を選んで「窮屈な留学」を経験した、TOEIC850の私の友人談です。
学校の情報は、事前に、たくさん収集しておきましょう
エージェントは、安全便利で日本人の多い「セブ」か「マニラ」を勧めると思いますが、もちろん、セブ・マニラ以外の「バギオ」などの、いい所もあるのですが、「最初のフィリピン行き」であれば、週末を気軽に楽しめる「アクティビティ」が豊富な、セブ・マニラを考えるのがいいと思います。
エージェントの担当と、相談しましょう。
留学期間についても、エージェントと相談すればいいのですが、英語学校は1週間単位で動いており、学校は、月曜日入学、 土曜日帰国というパターンが基本ですから、帰りの飛行機など、細かいことがでてきますから、最初は、エージェントに相談するのが安心でしょう。
飛行機と旅行保険などは、WEBでも自分でできますので、基本的なことはエージェントから教えてもらいましょう。
1か月留学の私の場合の費用
私の場合は、もろもろの費用を入れて38万円弱を使いました。
フィリピンの留学費用が安いと言っても、1ヶ月でこの金額なので、前もって、計画して資金準備をしておくのがいいでしょう。
もちろん、為替の変動にも気を配る必要があります。
当時(2018年)の私の「関空→セブ4週間留学」の金額例を紹介しておきます。
1)学費振り込み額+振込手数料(=20.5万、3人部屋、45分授業で、毎日、マンツーマン6単位、グループレッスン3単位を受講)
2)航空券(=7.3万:関空-セブ往復)
3)旅行保険(=2.5万:若い人で健康ならばもっと安い)
4)現地での学校への支払い費用(=3.5万:個人費用含む)
5)小遣い等の現地での費用(=3.5万:お土産等を含む)
普通は単独留学であれば、1人部屋希望の人が多いのですが、私は、部屋代の差が大きいので3人部屋にしたのですが、結構、楽しめました。

私の寝床は2段ベッドの下側:3人部屋
航空運賃は流動的です。LCCが多く飛ぶマニラなら、航空運賃は私の半額のケースもありましたし、サーチャージなどの影響で、かなり航空運賃は変動します。
航空券は往復を購入する必要があります。帰り便の変更は現地でできます。
滞在中の小遣いなどの費用は思ったほど必要ではありません。
週末に毎週出歩いて、スーパーでの購入費や毎日のビール代、移動の交通費、外食費、アイランドホッピングなどのアクティビティー、ギター工房で購入したギターもいれて、1ヶ月小遣い額は3.5万以内でした。
英語が話せない人も全くOK
私もそうでしたが、話せないから留学するのです。また、ほとんどの方が単身留学です。
その仲間と一緒に行動することになりますから、日本語と笑顔で充分です。(笑顔は、強い味方になってくれました)
通関時などの英会話例も、現状では勉強する必要はなく、関空もセブ空港もIT化されて、通関などで、英語を口にすることはありませんでした。
学校選びのポイントは考えておいて無料相談するのがいい
留学先の学校はエージェントと調整していくことをオススメしますが、それまでに、自分の考えをまとめておくと、打ち合わせがスムーズに運びます。
①希望する学校について
勉強重視かゆったり系か
一般英会話を学ぶのかTOEICやビジネス英語を学ぶのか・・・
希望する行き先があれば候補をピックアップしておく・・・
食事も重要で、韓国食、フィリピン食、和食などの希望も。
②出発地とおよその出発日や滞在期間(出発と滞在希望)について
③何人部屋にしたいのか(当然、1人用の個室利用は高額)
これによってエージェントは数校の候補を選んで、分かる範囲の説明と概算見積もりを出してくれます。
学校のカタログも取り揃えてくれますし、担当者は、こちらからの質問に即答できなければ、現地に問い合わせて回答してくれます。
特にWiFi環境とスマホ関連は確認しておきましょう。
留学は3~5月の夏季が妥当
フィリピンは熱帯モンスーン気候で、3-5月が夏で、その他は「雨季」で、わたしは、空いている「日本の秋」にしたのですが、この時期のフィリピンは「雨期+台風シーズン」で、毎日午後から夕方にかけて大雨が降ります。
基本的には3~5月の「夏」を選ぶのが無難でしょう。
戸外の炎天下は日本の夏以上に暑いのですが、日陰で28-32℃程度、夜も25℃を下回ることはありませんが、部屋には空調があるので、むしろ、私の住む大阪の夏のほうが過酷です。
持っていくものと現地調達できるもの
マニラやセブ市内であれば、何でも、現地購入できます。
週末になれば、買い物ができるので、余分なものは持って行かない … と割り切りましょう。
物価や買い物について
留学当時の物価は、WEBなどでは日本の1/4~1/5程度だと説明されていましたが、観光目的で行くホテルやアトラクション、アクティビティー(遊び)などを利用する場合は、日本の繁華街と同じ程度の物価で、観光客向けの物価は、決して安くはありません。
スーパーなどでの生鮮食料品などの生活費用は、日本よりも、かなり「安い」く、コンビニやスーパーは日本と買い物の勝手は同じです。
チップのルールはすぐに覚えられますから、気にすることはありません。
また、近年のマニラは、(私の受講するオンライン講師によると)日本以上にキャッシュレス決済が進んでいますので、通常の買い物では、チップはほとんど気にしなくていいようです。
そのあたりも最新の情報を旅行社から得ておくようにしてください。
治安・安全性は全く問題ありません
安全面については、単独行動はしない、夜には出歩かない … ということを守っていれば、問題はありません。
学校内は隔離されているので安全です。もちろん、銃を持ったガードマンが巡回しているのにはびっくりしますが。
現地の人も「近寄らないところが多くある」と言っています。 だから、日本でもそうであるのと同じで、そういうところは避ければ、心配することは全くありません。
参考:留学生の構成や留学期間など
私が留学した学校の生徒の年齢構成は、半数以上が20歳代、会社関係での留学が1/4で、私のような60歳以上の高齢者は4名で、68歳の私が上から2番めでした。
(残念ながら、私の学んだ学校は現在閉校しています)
留学期間では、2か月(8週間)という生徒さんが最も多く、3か月、6か月の留学期間の順で、最低は約2週間という方も2名いました。
私のように、1ヶ月以下の留学生はむしろ少数でした。
正直なところ、1ヶ月留学では大した英語の上達は望めません。 しかしそれでも、1ヶ月留学であれば、3回の週末フリータイムが利用できますから、最低でも1ヶ月の留学期間で考えるのがいいでしょう。
WEBでは、2週間留学をPRしているところもありますが、2週間では、自由になる週末は1回しかないことに注意して留学期間を検討してください。アクティビティーが面白いですから。
学校でのレッスンなど
基本はマンツーマンレッスンで、小さな個室で対面してレッスンを受けます。

私の学校は50分授業で、先生の多くは20歳代の若い女性の先生で、高齢の先生でも、40歳を超えている先生はいなくて、私の孫ほどの可愛い女の先生とマンツーマンで50分間話し続けるのですが、全く嫌なことはありません。
全く話せない状態からは始めて、2週間ほど顔を突き合わせて話していると、何なりと話が続くようになりますので、英語が話せない方でも心配はありません。
使用した7冊のテキスト
週末のアクティビティーは最高です
週末(土日)は学校の勉強はありませんから、週末の過ごし方は事前に計画します。
セブの学校の場合は、セブ島・セブ市内観光、アイランドホッピング、ボホール島観光、ジンベエザメウォッチングなどのアクティビティーがあって、事前にそして自然に案内情報が入ってきます。
面白そうなところを、仲間を募って申し込みます。 宿泊を伴うものでも、学校で斡旋しているくらいなので、女性の一人参加でも危険性や問題はありません。
学校の食事
寮生活なので、学校の休日を含めて、全食事付きです。私の学校では、日本人向けの食事が考えられていて、日本の味ではないのですが美味しかったです。
逆に、韓国経営の学校で韓国人学生の多い学校では、韓国人向け食事の傾向が強いことは当然ですから、この辺りも学校選びの際には考えておきましょう。
私の友達の女性は、半数以上が韓国人のハイレベル校へ留学したのですが、当人はキムチ好きでしたが、やはり、日本食がいい … と言っていました。
レストランやショッピング
価格的には、日本人が行く店は、日本の都会と同じ程度の価格です。
人が寄るところは「観光地価格」ですから、ファストフードの店もそんなに安いということはなく、座ると、2000円程度は必要で、外食すると「安い」とは言えません。
普通のレストランであれば片言の英語でOKで、日本で「レストラン」と言うと立派な感じを持ちますが、いわゆる大衆食堂でも「レストラン」です。
日本食レストラン
日本料理店のほとんどのお店では、日本語を話せるフィリピン人がいますので、言葉にも困りません。
店で飲むお冷(水)は、ミネラルウォーターを購入するところと、グラスでお水を持ってくるところがありました。

1か月の留学期間でおなかを壊した情報はありませんでした。
買い物については、日本国内と同様です。スーパーマーケットやコンビニがあります。
日本との違いは、入り口が狭く、玄関や店内にはガードマンがいることなどでしょうか?(拳銃を持っています)
スーパーの入口
セブのギターを購入した話
観光案内に、「セブはギターの産地」とあります。
正確には、セブ空港の南側付近に、10数件のギター工房が集まっています。
工房では最大手のアレグレギターというお店が有名で、WEBでもこのお店について紹介している内容が多いのですが、私はアレグレギター工房には行かずに、その他の店で、安価で音のいいギターを購入しました。英語で会話して値切ったのですが、面白かったですよ。
(これは詳しく書きたいのですが、紙面の都合、割愛します)
グーグルマップ(もちろん、現地でも日本版が見れますから)で調べると、場所などが簡単にわかります。 知らない土地に行くという小旅行感があります。
このような楽しいことを書くとキリがありません。シニアに限らず、英語を学ぼうとする方は、一度短期留学を検討してみることをおすすめします。
非常に長い文章になりましたが、何かのお役に立てると幸いです。こちらに、フィリピン英語はわかりやすいという記事を書いています。
(来歴)記事作成2017.11月 サイト移転22.4月 R5.6月誤字脱字見直し R8.4月確認



