若い人に、フィリピンへの短期英語留学を勧めたい

英語教育機運が高まっていて、英会話を勉強しようという方もおられると思いますが、どうしても、日本にいると変な英語環境が足を引っ張りますので、自由に話せる感覚を覚えるために、ぜひフィリピン短期留学をオススメしたい・・・という内容です。

英語の勉強イメージ

私自身は、67歳のシニアで1ヶ月間だけの留学でしたが、結構、有意義でした。

サラリーマンやシニアの方は1ヶ月でも踏ん切りがつきにくいですが、若い方は無理してでも経験されることをオススメします。

留学を考えようという方や興味ある方はお付き合いください。

まず簡単にフィリピンをイメージしましょう

「フィリピン」は英語では「Republic of the Philippines」です。

Republic は「共和国」で、Philippinesと「s」が最後についているのは、7000を超える島々といろんな人種が入り混じっているという「複数形のs」がついているというイメージはフィリピンそのものです。

イメージしやすいように、日本との比較表を作ってみました。

フィリピンと日本の比較表

面積も、人口も、島の数も・・・何か日本とよく似た感じですし、時差も1時間ですので、親しみがある国と言えるでしょう。

気候は四季のある日本とはかなり違っています。熱帯モンスーンという、ほぼ通年夏です。

ただ、私の留学は10月で、連日32℃程度と暑かったものの、私の住む大阪の夏よりは過ごしやすいし、クーラーも随所にあるので、炎天下以外は暑さを気にすることはありません。

街の様子や繁華街の物価などは日本と変わりませんが、スーパーやコンビニも日本と同じで利用しやすく、日常品は日本よりも安いのに驚きます。

生活面ではキリスト教的考え方が強いので、考え方や生活感は日本・日本人と違います。これは後で触れますが、頭に入れておくといいでしょう。

フィリピンの紙幣 フィリピンの硬貨

通貨はペソ(現地では「ぴそ(PISO)」で、1ペソ以上の小銭と20ペソ紙幣が最も使いやすかったのですが、1ペソ2.2円程度ですので、日本ではまず1000円札を出すのですが、それが、フィリピンでは20PISO(約400円)で事が足りる・・・という物価の違いの感じでした。

現在(R3年)の様子をオンライン講師と話していると、首都マニラは急速に発展しているのに反して、日本の景気が停滞しているので、物価価値の差は小さくなっているかもしれませんね。

日本人とは宗教観でおおきな違いが・・・

日本人は無宗教の人が多いのですが、下の、「国民の休日」にも見られるように、フィリピンはキリスト教的な記念日が多く、宗教色が強いので、フィリピン留学する場合は、キリスト教を意識しておくとともに、少し知識を得ている方がいいでしょう。 フィリピンの祝日は、これだけあります。

1月1日(水) 新年New Year’s Day
1月25日(土) 中国旧正月Chinese New Year
2月25日(火) エドゥサ革命の日EDSA People Power Revolution
4月9日(木) 勇者の日Araw ng Kagitingan
4月9日(木) 聖木曜日Maundy Thursday
4月10日(金) 聖金曜日Good Friday
4月11日(土) 聖土曜日Black Saturday
5月1日(金) メーデーLabor Day
5月24日(日) イスラム教断食明け大祭(※)Eidul Filt
6月12日(金) 独立記念日Independence Day
7月31日(金) イスラム教犠牲祭(※)Eidul Adha
8月21日(金) ニノイアキノ記念日Ninoy Aquino Day
8月31日(月) 英雄の日National Heroes Day
11月1日(日) 諸聖人の日All Saints Day
11月2日(月) 追加特別休暇Additional Special (non-working) Day
11月30日(月) ボニファシオ記念日Bonifacio Day
12月8日(火) 無原罪の聖マリアの祝日Feast of the Immaculate Conception of Mary
12月24日(木) クリスマスイブ(追加特別休暇)Chiristmas Eve, Additional Special  Day
12月25日(金) クリスマスChristmas Day
12月30日(水) リサール記念日Rizal Day
12月31日(木) 特別休暇Last Day of the Year

カトリック(カソリック)系が多く、留学中の授業や会話の中に、「日曜日に何をする」や「お母さんが・・・」などの、人や家族との関係や付き合いに関する話題内容が頻繁に出てきます・・・日本と比べて、宗教の影響が強いです。

私は無宗教なので、これらの宗教的な話題についていくのに困ったのですが、もしも留学を考えたなら、時間があるときに、カトリックの知識や考え方を少し勉強しておくといいでしょう。

フィリピン人の顔は歴史が感じられます

フィリピンは諸外国に侵略されて翻弄されてきた歴史があって、過去の統治国人との混血も多く、街を歩いていてわかるのですが、アメリカ系、スペイン系、中国系、日本(朝鮮)系に分かれている感じです。

日本でもそうですが、ハーフには男前・美人が多いです。

土着系の本来のフィリピン人の顔は、(変な言い方ですが)少し怖い感じがする人もいるのですが、話すと、全般的に日本人以上に笑顔が多く、親しみがあります。

フィリピンでは、15世紀ごろにイスラム教が広がり、中国との交易で栄え、マゼランが率いるスペイン艦隊が上陸して、その後にスペインが領有権を取り、19世紀末に独立運動が起こったのですが、すぐにUSAの植民地となり、第2次世界大戦に突入して、日本との対戦があり、戦争終結後に独立(1943)した・・・という変遷がありますが、現在は独立国家です。

フィリピン人の英語力

こういう歴史があって、特にスペイン、アメリカのつながりから、スペイン語・米語を話す人が多く、米語(英語)はフィリピンの公用語となっています。

英語教育は幼稚園から始まり、小学校3年から、完全に英語による授業が行われており、急速に英語話者が増えている・・・といいます。

私が留学した2017年のセブの片田舎では、普通の人の会話は現地語で、英会話は一般には聞こえてきませんでしたが、こちらが英語で話すと普通に英語で返ってきますので、私のカタコト英語でもOKで、スーパーマーケットやホテルでは不便がありません。

もちろん、タクシー運転手や小さな商店の店員さんの多くも「英語ペラペラ」でない人も多く、空港やホテルなどでも、アメリカンネイティブ並みの人は少ないようでしたので、「英語が公用語だ」と言っても、「まだまだ」と言う感じでした。

しかし、オンライン講師の話のように、この数年で、急速に英語化が進んでいるとのでしょう。

この「みんなが習っている英語」ということが、私のような英語学習者には都合が良く、街で買い物をしても、お互いを理解しようとして話しますので、非常に親密感があり、良い英語の勉強になりました。

一般の人の英語とは対照に、学校の英語講師は非常に上質の英語です。

この周囲環境と学校の良質英語を経験すると、なにか英語の学習を勇気づけられた感じで、「やればできる」と思えるようになったこと・・・などの得ることも多いので、ぜひ、短期英語留学を検討していただきたいと思います。

英会話学校の英語レベルは非常に上質・・・という話

WEBには、フィリピン英語のレベルが低いと酷評する人もいるのですが、フィリピンでは、外資系企業と英語講師は若いエリートに人気の高い職業で、エリートが集まる学校の講師ですから、英語のレベルは高いです。

ネイティブアメリカンのような「巻き舌英語」は少なく、非常に聞きやすい「米語」です。

ただ、英語学校の講師は20歳台の若い女性が多く、若いゆえに、会話の幅が限られるのは仕方がないことで、それらが「習うならネイティブ」という、フィリピン英語を悪く言う言葉になっているかもしれませんが、決してフィリピン講師の英語のレベルは低くありません。

私は日本の英会話教室で20人以上の各国の英語ネイティブに習いましたが、良い講師に混じって、大したことのない講師もたくさんいますので、フィリピン英語が劣っているのではなく、「人による」ということです。

高度な英語を学びたいなら、レベルの高い英語を教える学校も多くあるので、それらを選んで留学すればいいだけのことです。

最大のおすすめ理由は、何よりも費用が安いことと、国全体が英語を学んでいる状態で親近感があり、さらに、留学に対する日本人受け入れシステムが出来上がっていることは日本人向けといえます。

もちろん、市中にでかけて英語で何かを尋ねると、結構、話せますし聞けますので、(経験ある人はわかると思うのですが)アメリカ本土に旅行したときのような言語の疎外感はありません。

フィリピン人の多くは、私と同様に、自分で学んで覚えた英語だからでしょうか、私の英語がお粗末でも、お互いの会話を聞き取ろうとして話してくれますので、話しやすく、聞き取りやすいので、英語初心者の日本人には無理なく現地経験ができる、ちょうどいい感じの国だと思います。

できれば3ヶ月以上の留学が望ましいけれど・・・

私は就業中だったこともあって1ヶ月留学でしたが、若い人であれば、3ヶ月以上の留学をすれば、(ウソみたいですが)まったく話せない人でも普通の会話はできるようになるでしょう。6ヶ月であれば完璧です。

毎日毎日が、英語しかない環境の中にいれば、たった1ヶ月でも、たしかに日常英語は3ヶ月のすれば話せるようになる・・・と感じました。

費用の概算

日本人向けにPRしている学校は、食事宿泊付きです。そして、教育の費用対効果を考えると、日本では考えられないほどに安価です。

実際に計画実行する場合は、WEBで個人的に申し込みも可能ですが、留学専門エージェントなどでは無料で(そして日本語で)入学手続きまでを行ってもらえるので、エージェントや留学説明会で情報を得るのがいい方法です。

概算費用的には、学校によっても、一日の授業数によっても、何人部屋にするのかによっても費用が変わりますが、私の場合は、関空から単身で、フィリピン空港でセブ往復、マンツーマン6時間、グループ授業3時間の9時間授業で、3人部屋で、学校支払い費用は23万円程度でした。(毎年上昇しているようですので、これらは別にチェックしてください)

1人部屋にすると、5万円以上高くなるのですが、大部屋(私の場合は3人部屋)でもまったく問題ありませんでした。

学校関係費用やその他については、すべて諸々の費用(やや高額なサムソナイトの旅行カバンやお土産、小遣い、現地費用など)をふくめて1ヶ月分の留学全費用は38万円程度でした。

1ヶ月を超えると、ビザなどの手続きが加わりますが、授業料等全部を含めても、追加の1ヶ月あたり20万円を学校支払い費用の目安にして概算の予算を立てれば充分で、3ヶ月では60万、6ヶ月では120万程度の学校支払い費用が目安です計画すればいいでしょう。

現地でのアクティビティー(娯楽)や移動(交通費)などの費用や小遣いも、びっくりするほど安上がりで、それらは3万円/月程度もあれば充分ですので、それらをもとに予算を考えて計画していただくといいでしょう。

留学中の安全性と快適性

【安全】 学校内はまったく安全です。敷地は外部と遮断されていますし、夜に一人で外出するなどの危険行動を取らない限り、男女を問わず、若い方の単身留学でも心配はありません。

若い女性の単独留学生も多いです。

【飲食】 学校では、ミネラルウォーターサーバーの水を飲み、衛生面でも配慮されていますので、下痢をしたなどの話も聞きませんでした。

私の学校は日本人主体でしたので、食事も食べやすかったのですが、フィリピンの英語学校の成り立ちは、韓国主体で構築されてきた経緯があるので、韓国系の学校では、食事が辛くて口に合わないという話も聞きましたので、食事についての情報も旅行エージェントに確認するといいでしょう。

【日常】 2段ベッドの3人部屋でしたが、うまく干渉しないようにお互いが考えて行動しますので、大部屋でも問題ありませんが、費用が許せば、1人部屋であれば余分なストレスはありません。

【英語レベル】 韓国系の学校でレベルの高いところが多いのですが、正直言って、英語初級者では、入学して普通に勉強するだけで、そこそこ英語力が向上しますので、勉強レベルよりも、快適に毎日が送れる学校を選ぶほうがストレスがなくていいと思います。

留学先の学校を決めるポイント

旅行エージェントは、学校の質、休日の楽しさからマニラかセブを勧めましたが、まず、①留学先・留学時期・留学期間 ②1日の授業数 ③利用空港 ④部屋人数 などで費用が変わってきます。

私のオンライン英会話講師が、もう一度、英語留学を勧めていて、「バギオ」が涼しくていい・・・という話をしていますので、留学先については、旅行エージェントに相談して決めるといいでしょう。

一般の学校情報はWEBのHPでもわかりますし、さらに、個人で学校への直接申し込みもできますが、ただ、旅行エージェントを通しても手数料は不要で、支払い費用は同じですので、日本語で申し込めるエージェントを通したほうが気軽でしょう。(飛行機や保険などは基本的には、個人でWEBで簡単に手続きできます)

学校の入学申込みまでは、まったく費用が発生しませんし、エージェント費用も必要ありませんので、エージェントを利用し、旅行説明会に参加して、情報だけを得るだけで、入学しなくても問題ありません。

最後に

私はオンライン英語hanaso(下の画像はHPにリンクしています)の講師のすすめで67歳で単身の短期留学をしました。

その頃は英語はほとんど話せませんでしたが、現地では、無意識で英語で用を足せるのは不思議で、この感覚が得られる短期留学は驚きでした。

しかし、日本に帰ると、すぐにもとのように話せない状態に戻りますから、英会話力をキープしようとすると、一生、英語に触れていないといけないのですが、私は、このhanasoでオンライン英会話を続けていますので、その後のことも考えておいたほうがいいでしょう。

一度、hanasoや、大手のレアジョブなどの無料体験を受けてみてください。私は、hanasoで毎月11-12レッスンを受けていますが、毎月の支払額を平均すると6000円未満です。

私の場合は、すでに高齢者で、英語を特に話す機会や話す必要性もないのですが、ボケ防止という気軽な気持ちで、一生、安価で家にいて続けられそうなオンライン英会話だけは続けようと思っています。

この記事は、比較的都合が付きやすい若い人に英語留学をしてほしいと思ってこの記事を書いていますが、私のような高齢者でも実りが多いことは確かです。なにかのお役に立てれば・・・と祈念します。



 
 


(来歴)H30.4記事作成 R3.6見直し R3.9題名変更見直し