英会話はネイティブでないと・・・。 という声もありますが、習い始めは、聞き取りやすさも大事で、ともかく話せることが大事なので、初心者にはノンネイティブのフィリピン英語のオンライン英会話がおすすめです。
これから英会話を始めようとしている若い方も、シニアで「ボケ防止」を考えている方も、私の経験話を拾い読みしてみてください。
フィリピンに2回行きました
マニラ観光5日間で、2度めは、2018年にセブ・マクタン島に1ヶ月の英語短期留学でした。
2度ともホテルの従業員と簡単な英語で話せたことが印象に残っています。フィリピンの英語は日本人向きという感じがしています。
アメリカ本土にも旅行しましたが、全く英語が聞き取れずに散々でしたが、聞き取れるというのは大きなポイントです。
フィリピン英語はノンネイティブ
フィリピンの英語(米語)はコミニュケーションを取るための道具(公用語)で、双方が理解するための英語です。 しかし、アメリカ本土では、「英語が話せないなら、来るな!」という感じの差があります。
フィリピン人のほとんどは、日本人の学習者と同様に、英語(米語)を勉強して覚えていることがわかりやすさにつながっているようで、フィリピンでの街なかでは、みんなタガログ語などの現地語で話しているのですが、こちらが英語で一言話すと、英語でかえしてくれます。
「英語が公用語」というのは、誰もがペラペラではなくいけれども、私のような英語が少ししか話せない人であっても、お互いが理解しようと話すためのコミニュケーションツールが英語だということです。
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ネイティブ英語を学ばないと・・・という人もいますが
それは、普通に英会話ができるレベルになってから考えたらいいことです。
WEBなどに「英語はネイティブでなければ」という意見もしばしば見受けられますが、しかし、私は、「英語を話したいならフィリピンもアリ」という意見です。
たしかに、フィリピン人が会話する街なかでの英語は、ネイティブ英語に程遠い英語(米語)ですが、英語学校の先生やオンライン英会話の講師の英語はレベルは高く、英語でコミニュケーションが取れればいいという目的であれば、フィリピン英語で学ぶのもいいと思います。
オンライン講師はエリート
フィリピンの若い人の就職先は、英語の堪能な若い人は、まず、学校の先生を目指し、それを逃した人は、オンライン英会話講師やコールセンター勤務などにつくようです。
アメリカなどの企業のコールセンターは、フィリピンに海外拠点を多く構えていて、英語ネイティブのクレーム処理なども難なく行える英語力がある人が勤めているのですが、その人達以上に、英語の先生の英語力が上なのですから、初級者は、ネイティブにこだわる必要もないと思います。
もちろん、すべてのフィリピンのオンライン英会話講師の会話力が高いということではありませんが、ともかく長時間英語に接することが上達の要ですので、まず、英会話が成り立つ程度までは、フィリピン英語にお世話になればいいのです。
私はNOVAでネイティブに4年間、ネイティブ英語も経験しています。 しかし、実際、ネイティブでも、何を言ってるのかわからない講師もいたり、教えるのがイマイチの講師もいるので、ステレオタイプで「ネイティブでないと・・・」と言うのはおかしいでしょう。
ともに英語で苦労している
日本語と英語のバイリンガルの「日本人講師」に習った経験のある方は、バイリンガルの日本人英語講師は「いい」と感じませんでしたか?
それは、日本人生徒の英語の不得手さを知っているからでしょう。
私はNOVAで多くのネイティブに習ってきましたが、日本に来たばかりのネイティブは、日本人との接し方や教え方が不十分の「だめな講師」が多かったのですが、1年程度すると、講師は日本のことや日本語を覚えてきて、それから「非常に良い先生」になるケースを見てきています。
現地の買い物での会話でもそうでしたが、アメリカ本土では、苦労していない人でも英語がペラペラですが、フィリピンの英語講師は母国語の勉強に加えて、苦労して英語を勉強しているので、日本人と英語で会話するときは、意思の疎通に気を使ってくれます。
だから、初心者は、ネイティブかどうかよりも、早くコミニュケーションを取れるようになることを考えるほうが先でしょう。
英語は必要か・・・
さて、英語の必要性については、自分なりの考え方を持っておくべきです。
多くの人は「英語が必要だ」と言いますが、私の場合は、10年以上学んできても、まだ字幕無しで映画も見れないレベルなので、この程度では話すことはできても、内容を聞き取って意見を言うなどのビジネスユースは無理ですが、ボケ防止になっていると思うようにしています。
すでに後期高齢者になり、職場でも生活でも、英語が話せることでのプラス面はないのですが、毎日少しでも英語に触れ、オンライン英会話で少し緊張感を持てるのが刺激になっていいと感じています。
日本政府の「英語力アップ」の施策を見ても、安倍政権時に一時高まりかけた英語推進の機運も消えた感じです。
政府が音頭を取って教育の現場は若干変わったでしょうが、平均の英語力は上がった感じもありませんから、さらに10年経っても20年経っても、勉強しようとしない人の多さや、少し勉強している人のレベルは変わらないと思っています。
相変わらず、メディアなどでは、変なカタカナ英語を馬鹿みたいに発信して、英語に似た単語が増えただけで、何か変わった感じもありませんし、むしろ逆行している感じもしますから、日本での英語勉強は前途多難な感じです。
10年すると、ドラえもんの翻訳こんにゃくのほうが確実かもしれません。だから、私は「英語を話す必要性は無い派」ですが、ボケ防止で死ぬまで英語と接しようと思っていますので、自分の考え方のみです。
英語を学ぼうとしている方は、一度、ゆっくり考えて自分なりの答えを持っていてください。
10年毎日英語に少しずつ接していると、意思の疎通ができる程度に話せるようになるのは確かで、私のように、毎月1万円程度は必要ですが、フィリピン英語を続けてもそれなりの結果は出ます。
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フィリピンについての知識を少し
「フィリピン国」は英語では「Republic of the Philippines」。
Republic は「共和国」で、Philippinesと「s」が最後についているのは、7000を超える島々といろんな人種が入り混じっているという「複数形のs」がついているというイメージは、フィリピンそのものです。
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日本との比較表を作ってみました。日本とよく似た島国です。
面積も、人口も、島の数も・・・何か日本とよく似た感じですし、時差も1時間で、物価も安いので、フィリピンには親しみが感じられるでしょう。
留学した学校はマクタン島の田舎の村にあり、村の様子は私が子供の頃の戦後間もない日本と変わらないのどかなところで、物価も生活費も安かったのですが、都会に行けば、日本の繁華街の景色と変わりませんし、物価も日本と変わりません。
ただ、生活に入り込むと、やはり外国です。
キリスト教的考え方が強く、考え方や生活感は日本・日本人とかなり違います。 日本人にはわかりにくいものなので、これを意識しておかないといけません。
現在は、カード(キャッシュレス)による支払いなどは日本以上に進んでいますので、年齢にかかわらず、現地に行っても生活しにくいということはないでしょう。
普段の現地の人の言語は「フィリピン語」なので、それは全く理解することはできませんが、商店などで誰かと話すと、英語で話せば英語が返ってきます。これが、いい英会話の勉強になります。
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日本人とは宗教観でおおきな違い
日本人は無宗教の人が多いのですが、フィリピンの「国民の休日」にも見られるように、フィリピンではキリスト教的な記念日が多くあります。。
1月1日(水) 新年New Year’s Day
1月25日(土) 中国旧正月Chinese New Year
2月25日(火) エドゥサ革命の日EDSA People Power Revolution
4月9日(木) 勇者の日Araw ng Kagitingan
4月9日(木) 聖木曜日Maundy Thursday
4月10日(金) 聖金曜日Good Friday
4月11日(土) 聖土曜日Black Saturday
5月1日(金) メーデーLabor Day
5月24日(日) イスラム教断食明け大祭(※)Eidul Filt
6月12日(金) 独立記念日Independence Day
7月31日(金) イスラム教犠牲祭(※)Eidul Adha
8月21日(金) ニノイアキノ記念日Ninoy Aquino Day
8月31日(月) 英雄の日National Heroes Day
11月1日(日) 諸聖人の日All Saints Day
11月2日(月) 追加特別休暇Additional Special (non-working) Day
11月30日(月) ボニファシオ記念日Bonifacio Day
12月8日(火) 無原罪の聖マリアの祝日Feast of the Immaculate Conception of Mary
12月24日(木) クリスマスイブ(追加特別休暇)Chiristmas Eve, Additional Special Day
12月25日(金) クリスマスChristmas Day
12月30日(水) リサール記念日Rizal Day
12月31日(木) 特別休暇Last Day of the Year
講師とのオンラインの会話でも、現地の会話でもそうでしたが、カトリック(カソリック)系が多いので、会話の中に「日曜日に何をする」や「お母さんが・・・」などの、宗教、人、家族関係や付き合いに関する話題が頻繁に出てきます。
宗教の影響が強いので戸惑うかもしれません。 ただ、私のような昭和人間には、日本人が忘れてしまってきている、昔の良き時代の風習や話題の名残を感じます。
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フィリピン人の顔に歴史が感じられます
フィリピンは、諸外国に侵略され翻弄されてきた歴史があって、過去の統治国人との混血も多く、街を歩いていてわかるのですが、アメリカ系、スペイン系、中国系、日本(朝鮮)系に分かれています。
日本でもそうですが、ハーフには男前・美人が多いです。
土着系の本来のフィリピン人の顔は、(変な言い方ですが)少し怖い感じがする人もいるのですが、話すと、全般的に日本人以上に笑顔が多く親しみがあります。
フィリピンは、15世紀ごろにイスラム教が広がり、中国との交易で栄え、マゼランが率いるスペイン艦隊が上陸して、その後にスペインが領有権を取り、19世紀末に独立運動が起こったのですが、すぐにUSAの植民地となり、第2次世界大戦に突入して、日本との対戦があり、戦争終結後に独立(1943)したという変遷があり、現在は独立国家です。
フィリピン人の英語力
こういう歴史があって、特にスペイン、アメリカのつながりから、スペイン語・米語を話す人が多く、米語(英語)はフィリピンの公用語となっています。
公用語だと言っても、普段の会話は英語ではありませんし、英語力はピンキリです。
しかし、レベルの差はあるのですが、英語で話しかければ英語で答えがかえってきますから、カタコト英語とボディーアクションであっても、スーパーマーケットやホテルでの会話はできます。
タクシー運転手や小さな商店の店員さんには「英語ペラペラ」でない人も多く、空港やホテルなどでも、アメリカンネイティブ並みの人は少ないので、「英語が公用語だ」と言っても、「まだまだ」と言う感じです。
ただ、英語教師の英語力は高く、さらにこの数年で急速に英語化が進んでいると私のオンライン講師が言っています。
以上は知ったかぶりのようですが、英語がほとんど話せない状態で、1ヶ月英語環境で学ぶだけでこのようなことが言えてしまうほど留学による効果は高いので、留学できる人は検討するといいですよ。私の例を少しだけ紹介しておきます。
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1ヶ月留学費用の概算
ここではイメージを持っていただく程度の、詳しくは書きませんが、食事等込みの費用は、日本では考えられないほどに安価です。
概算費用的には、学校によっても、一日の授業数によっても、何人部屋にするのかによっても費用が変わりますが、私の場合は、関空から単身で、フィリピン空港でセブ往復、マンツーマン1日6時間、グループ授業3時間の9時間授業、3人部屋で、学校支払い費用は4週留学で23万円程度の費用でした。(毎年上昇しているようですので、これらは別にチェックしてください)
留学中の安全性と快適性は心配なし
【安全】 学校内はまったく安全です。敷地は外部と遮断されていますし、夜に一人で外出するなどの危険行動を取らない限り、男女を問わず、若い方の単身留学でも心配はありません。
若い女性の単身留学生も多いです。
【飲食】 学校では、ミネラルウォーターサーバーの水を飲み、衛生面でも配慮されていますので、下痢をした・・・などの話も聞きませんでした。
【英語レベル】 韓国系の学校でレベルの高いところが多いのですが、正直言って、英語初級者では、入学して普通に勉強するだけでそこそこ英語力が向上しますので、勉強レベルよりも、快適に毎日が送れる学校を選ぶほうがストレスがなくていいと思います。
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留学先は旅行エージェントに相談すればいい
手数料無料の旅行エージェントを通じて、留学地選びや概算見積もりを取るといいでしょう。
①留学先・留学時期・留学期間 ②1日の授業数 ③利用空港 ④部屋人数 などで費用が変わってきますので、自分で大まかな計画を検討してエージェントに相談するのがいいでしょう。
日本語で申し込めるエージェントを通したほうが気軽ですし、(飛行機や保険などは基本的には、個人でWEBで簡単に手続きできます)、学校の入学申込みまでは、まったく費用が発生しませんから。
私の英語勉強
私はオンライン英語hanaso(下の画像はhanasoのHPにリンクしています)で10年以上お付き合いしています。
これがおすすめではないのですが、10年続けているので悪くはないのでしょうが、初級者はまず、費用が安くて続けやすくてやめやすいオンライン英会話を2か所ピックアップして、無料レッスンを受けて決めればいいと思います。
私のように、英語を話す場がない方は、オンライン英会話は安価で気軽です。
ダメ元で、無料体験レッスンを受けてみてください。 仮申込をすると、会員としてサイト内の隅々まで見ることができるようになるので、WEB上のHPで比較するのではなく、無料レッスンを申し込みことでHP全体の細かいところが見えるようになりますから。
私は、hanasoで8回/毎月のコースにレッスンチケットを加えて、毎月11-12レッスンを受けており、毎月の平均支払額は6000円程度です。
以上、この記事は、比較的都合が付きやすい若い人に英語留学をしてほしいと思う気持ちと、ボケ防止を考えている方をイメージしてこの記事を書きましたが、私のような高齢者でも、英会話短期留学は実りが多かったことは確かです。なにかのお役に立てれば・・・と思います。
(来歴)H30.4記事作成 R3.6見直し R3.9題名変更見直し R5.9に見直し R6.8月確認