英会話教室とオンライン英会話のどちらを選ぶ?

英会話を学ぶ場合には、最寄りの英会話教室に通うか、自宅でオンライン英会話・・・のどちらかを考える場合が多いでしょう。

もちろん、私の知る範囲では、英語の専門学校や留学もいいようで、専門学校では2年で学費約200万円、フィリピンへの短期留学では6ヶ月程度で総費用約150万円で日常会話がそこそこのレベルまでマスターできることを私の友だちを見て知っているのですが、その費用や時間が取れる方は限られます。

 

だからここでは、通常の生活をしながら学ぶには、英会話教室やオンライン英会話を検討して選ぶことになってしまいますが、私は、「初めてレッスンを受けるなら、オンライン英会話をやってみればどうでしょう」というスタンスで紹介しています。

英語学習は、やめてしまうと元の木阿弥になってしまいます。

学び続けないと、すぐに英会話力は後退するので、「英語は一生モノ」ということも考えて計画して学んでいかなければいけません。

毎日勉強できないなら英会話はあきらめたほうが・・・

私の高校では毎日英語の時間があって「英語は重要」と言われ続けてきたのですが、英会話はやっていなかったので、その当時の変な英語が、今でも足を引っ張っていますから、年配者ほど要注意で時間がかかります。

そしてさらに、日常でも、TVからは変なアクセントの英語が流れていますし、カタカナ読みの英語が反乱していますので、日本に暮らしながらの毎週数時間のレッスンでネイティブと渡り合う英語が話せるようになることは至難です。

 

ほとんどの人が学校英語を6年以上やってきても英語を話せないのですから、日常会話ができるようになるだけでも、かなりの時間を英語に触れるようにしなければ話すことができません。

私自身も、習い始めて5年ぐらいから、やっと、自分の考えていることを口に出せるようになる、いわゆる「英語脳」が出来てきたのですが、いくら優秀な人でも、少なくとも数年間は頑張れないと、日常会話もおぼつかないでしょう。英語の短期習得などは難しいことです。

 

忙しくて・・・とか、勉強する時間はちょっと・・・という人は、英会話教室でもオンラインでも英語を話せるようにはなるのは大変ですので、これ以降は読んでいただく必要はありません。

それでも短期間で英語を話したい人は、単独で日本人がいないフィリピンの英語学校を探して、3ヶ月程度の留学を検討してください。これは、私が1ヶ月留学の体験から言って、日本の5年分の値打ちがあります。

長期的な勉強になる

英語は、レッスンを受ければ話せるようになるということは絶対にありえませんが、反対に、勉強をやめれば、すぐに後退しますから、長続きできる自分なりの方法をとっていくのが上達には効果的と考えて、長期作戦で考えて行く必要があります。

そこで、・・・

英会話教室の通うのとオンライン英会話とはどちらがいいか・・・ということについても、私は「英語に触れる時間」だと思いますから、どちらが良いのかを自分なりに考えていただかないといけないのですが、費用、教材、講師、入退会などのやりやすさ、TOEICなどの資格取得への対応、サポート・サービスなどの項目で私のオススメを参考に考えていただくといいでしょう。

HPの業者側のウリ文句は美辞麗句すぎる・・・

英会話教室にしてもオンライン英会話にしても、業者から見れば、どちらも生徒さんがいなければ成り立たない商売ですから、魅力のアピールのために、HPにはいいことしか書いていません。

運営側が言っているセールスポイントを書き出してみると、こんな項目がありました。

オンライン英会話では、安い、教材の良さ、豊富で優秀な講師、各種キャンペーンあり、予約とキャンセルが簡単、受講できるレッスン時間がながい、入退会やコース変更の自由さ、TOEICなどの資格にも対応、サポートの迅速さ、サイト内の見やすさわかりやすさ便利さ・・・などです。

それに対して英会話教室では、外国人・バイリンガルなどの高いレベルの講師、サポートの充実、いつでもWEB予約可、予約の自由度がある、サポートやカウンセリングが充実、オンライン併用可、受講教室・講師の変更が自由、自習用のオンライン教材あり、学習コンテンツの多さ・・・等があるのですが、これらのセールスポイントだけでは、どちらが良いかを選ぶのは難しいでしょう。

私の経験でどちらがいいか・・・というと、いろんな人と接することができて、画面ではなくて、対面で話せる英会話教室で学んでいるほうが面白いことは確かといえますし、費用や予約の自由度の面では、断然、オンライン英会話が優れているという答えになります。

そして、このオンライン英会話は、「復習システム」や学習の目標が明示されているので、やはり、今から英会話を始める方は、入会しやすくてやめやすいオンライン英会話がこれから始める方にオススメです

コロナの影響もあって、現在は過渡期のようですが

現在は新型コロナウイルスの影響で、英会話教室での対面レッスン受講が心配になる人もあって、英会話教室でもオンライン化が模索されていますし、逆に、オンライン英会話サイトでも、複数人が会話できる自由参加の場などを設けたり、講師別料金を採用するところなど、両者のいいとこ取りシステムやプランが検討され始めています。

いずれも、今後も変化をし続けるでしょうが、英会話教室とオンライン英会話では、それぞれの基本のスタイルやレッスン方法などは10年間以上変わっていませんので、ここでは、英会話教室は、教室で対面してレッスンを受けるスタイルを、また、オンライン英会話は、フィリピン人講師によるSkypeなどを利用した画面上での対面レッスンとしてそれらをみていきます。

受講がどんなものかを知る

まず英会話教室やオンライン英会話がどんなものかをHPでみてください。

私が受講している、オンライン英会話サイトの「hanaso(はなそ)」と、顧客満足度が高いとPRしていて生徒数も多い、大手の「レアジョブ」のサイトを、また、英会話教室では、教室数が最も多いNOVAのHPのリンクを付けていますので、それらがどんなものかを見ていただくと理解しやすいでしょう。(画像から各サイトにリンクしていますが、ここでは、詳しく読む必要ありません)

もちろん、それらの内容を知っている方はこれらのHPを見る必要はありません。そしてまた、その他にも有名な教室やオンラインサイトはたくさんあるので、後でゆっくりと自分の好みのところを探すことにして、以下のHPの全体像だけをさらっと見る程度で充分です。

 レアジョブのHPへリンク hanasoのHPにリンク
 NOVAのHPにリンク

画像はそれぞれのHPにンクしています。詳しく見るのは受講を考えるときでOKです。

オンライン英会話のシステムは習熟期で安定

私の記憶では、現在のオンライン英会話の仕組みが安定して、色々なサイトが増えだしたのは2010年頃からだったのですが、それから10年以上が経過しても大きくシステムが変わっていませんし、すでに、力の弱いサイトは淘汰されていますから、現状では、オンライン英会話のシステムや価格やレベルは一定の範囲にあって安定している・・・と考えていいでしょう。

 

受講コースは日常会話の基礎コースから始めることで問題ありません。

「日常会話の基礎」とは言っても、マスターするにも結構な時間と努力が必要です。

私が続けているオンライン英会話hanasoの基礎コースでは、約200弱のレッスンステージ(小さな単元)があり、2回のレッスンで1ステージが終わりますが、各ステージで5個程度のフレーズを学びます。5文x200ステージで約1,000のフレイズ(短文)を覚えるのが基礎コースです。

週に2-3回の25分間レッスンを受けて、その基本レッスンを終了するのに2年以上(わたしの場合は年)かかって、それでようやく「基礎」が終了です。

 

ともかく、この1000フレイズがスラスラ出てくるようになるには、レッスン以外に、「自習して覚える」ことをしないといけません。

オンライン英会話hanasoのサイトでは、復習システムがあり、フレーズを定着させる仕組みがあって、ともかく覚えて口に出す作業を日課としてつづけます。

つまり、レッスンでは「これを覚えなさい」という基本センテンスと、その発音発声のしかたを教えてくれるだけで、それと「話す聞く」のやり取りを25分間やるだけで、習ったことを覚えて身体に定着させるのは、全て「自習」によって行なうことになります。

簡単に話せるなら苦労しない

だから、よく、「1年続けたけど、まったく上達しない」「フィリピン人講師はネイティブに比べるとイマイチで劣る」・・・などと言っている人もいますが、1000フレーズを口ずさめるようになるまでは、良い悪いを評価するなどは論外で、ともかく、3年で1000フレイズを口からスラスラ言えるようになるまで覚えることが基礎だと考えていていいと思います。

 

多くの人は学校で英語を9年以上も学んでいるのにかかわらず、英語が話せないのは、話すための勉強(練習)不足ですから、最低限の1,000のフレイズが自然に口に出てくるようになるまでは、高いお金を払って、ネイティブに教えてもらわなくても、ノンネイティブのフィリピン人講師のレッスンでも変わらないと思います。ネイティブ講師には、もっとレベルの高い英語を学んでこそ値打ちが出てきます。

だから、安くて予約が取りやすくて自宅で学べる・・・というオンライン英会話から始めて1000フレーズをマスターすることから始めてみてはどうでしょう・・・というのが私のオススメです。

オンライン英会話は英会話教室よりも、「辞めやすい」というところも大きな特徴です。

多くのオンライン英会話のサイトでは、入会金無料や初月半額のキャンペーンも多い上に、「辞める手続きは簡単で、後腐れもない・・・」というところがほとんどですので、受講を不安がっている人も、安心して受講できるでしょう。合わなかったらやめればいいのです。道は長いのですから・・・。

英会話教室ではマンツーマンレッスンの一択

一方の「英会話教室のいいところ」は、顔を見ながら(多くはネイティブと)話す上に、40-60分レッスンなので、オンライン英会話に比べると得るものがたくさんあって、1回のレッスン時間で会話する量もぜんぜん違います。 しかし、月謝が高い(ワンレッスン5-8000円程度)のが難点です。

英語力が弱いうちの3万円/月はもったいない感じがしますから、基本的な日常フレームが口から出てくるようになるまでは、オンライン英会話で勉強することでいいと思います。

なお、英会話教室のグループレッスンは、真剣に英語をマスターしようとするなら、グループレッスンを選んではいけません

高額になりますが、マンツーマンレッスンでないと上達しません。

NOVAのグループレッスン NOVAのグループレッスン(HPより)

グループレッスンとは、3-4人がグループとなって1人の講師のレッスンを受けるもので、1回のレッスン(NOVAの場合は40分)で、テキストの見開き2ページの内容を完結するのですが、メンバーは各回で同じメンバーでないことも多くて、当日メンバーそれぞれの進度が違うために、講師はその当日に、メンバーに重複しないページを選んでレッスンする・・・という仕組みです。

この方法では、学校などで教科書に沿って系統的に学ぶのと違って、ページの順番はバラバラですし、メンバーが変わるので、復習や前回の確認時間もありませんから、レッスン内容は「やりっぱなし」で終わってしまいます。

つまり、予習復習ができないために、レッスンを受けても身についていきません。

NOVAのテキスト レベル6

グループレッスンは金額的にも雰囲気的にも受講しやすいようになっていますが、会話力を上達させたいのなら、(上達を気にしないで和やかに受講したい人は別にして・・・)英会話教室に通うなら、絶対にマンツーマンレッスンを受講しないとお金をドブに捨てるようで、全くおすすめしません。

初心者にネイティブのレッスンは不必要

WEBには、「ネイティブに学ばないとダメだ」という意見がたくさんあります。

また、そこそこの規模の英会話教室では、講師陣容がPRポイントになっていて、ネイティブ講師、バイリンガル講師、日本人講師・・・などの講師陣の特徴を売り物にするところが目立ちます。

確かに講師は重要なポイントですが、私は、ネイティブよりもバイリンガルや日本人講師が馴染みやすかったと思っています。

例えば英会話教室NOVAでは、講師はすべてネイティブであるのがウリ文句で、確かに、各国出身の講師と話していると感動は大きいですし、母国の経験話や巻き舌英語に接することなどは評価できるのは確かで、ハンサムな黒人講師や大柄の白人講師やお人形さんのようなかわいい女性講師のレッスンは、少々費用が高くても受講する価値は充分に感じます。

しかし、何でもネイティブがいいということはありません。

教え方がイマイチで、時間単価に値しないネイティブ講師は意外と多いのです。

変な言い方ですが、講師と言うよりも、「外人の兄ちゃん姉ちゃん」という感じの講師も多くいますし、ネイティブだと言って来日した講師でも、3ヶ月もすると日本語を覚えてきますから、ネイティブでないといけないという意見もわかるのですが、現実的には微妙な問題もあります。

だからともかく、初級者自身が教え方に満足する講師がいいということで、ネイティブである必要性とは別問題と考えておくといいでしょう。

聞くのと話すのは別

英語を話したいなら、ともかく英語を口に出す機会を多くする必要があります。

私がアメリカ旅行に行ったときに、まったく現地での言葉が聞き取れませんでしたので、ネイティブの話す英語を聞き取れるために、ネイティブ英語に接することができる英会話教室のレッスンはいいのですが、同じ費用なら、オンライン英会話では何倍もの時間のレッスンを受けることが出来ます。

聞くのは他の手段でもできますので、英語が口から出るまでの初心者期間は、高価なネイティブレッスンよりも、安価なオンラインレッスンのほうが話すトータル時間が多くなります。

「レッスンでの教え方」はネイティブであることとは関係せず、その講師自身の力量によって決まりますので、例えば、英語勉強の苦労を知っている日本人のバイリンガル講師もハズレが少ないですし、同様に、母語でない外国語を苦労して学んでいるフィリピン人講師の多くも、同様に「学ぶ側の気持ち」がわかるので、純ネイティブ講師の教え方とは違う、何か日本人向けで、共通する愛着を感じるでしょう。

レッスン価格はフィリピン講師のオンライン英会話よりも高いですが、日本人講師などを扱うオンラインレッスンもありますし、私の受講している講師の一人は日本語がペラペラのフィリピン人ですので、安価なオンラインでも目的は達せられます。

それらもあるので、ネイティブの滝のような英語を浴びるのもいいのですが、バイリンガルや日本人講師に教えてもらうことで得るものも大きい・・・と言うことも頭に入れておいてください。

テレビ出演している有名な日本人の英語の先生にも、話す英語がネイティブっぽくない人も多いように、教えるのは個人の能力やノウハウであって、ネイティブが良くてノンネイティブが良くないとは言えませんから、「初心者はネイティブに習わないといけない」という意見は聞き流してもいいです。

予約・キャンセルもオンライン英会話がフレキシブル

予約では、人気講師の予約が大変なのは、オンラインでも英会話教室でも同じですが、キャンセルが簡単でペナルティーなどの不利がない点や柔軟性はオンライン英会話のほう優れています。

私の受講するhanasoの例では、人気講師の予約はすぐ詰まっていくのですが、1週間前から予約できるし、5分前までWEBでキャンセルが可能というフレキシブルさは、忙しい人にはもってこいです。

習うのはお金がかかること

英会話教室の費用が高いのですが、高い・安いはあっても、日本で英語を習うのはお金がかかることを割り切っておかなければなりません。

また、オンライン英会話から初めても、物足らないと感じると、上達したいのであれば、それはそれで費用が伴います。

その他の手段で、例えば、聞き流すだけの英会話もPRされていたり、「これだけやれば」「これで話せる」という教材などもありますが、それだけで話せるようになる人は特殊です。

日本国内で学んで英会話ができるようになるのは難しい・・・というのは自明のことなので、「聞く+話す」の勉強を地道に続ける以外は上達はできません。

楽しんで勉強したい人は英会話教室です・・・という話です。

英会話教室には「通う楽しさ」が

英会話教室では、オンライン英会話と違う楽しさがあります。

NOVAでもそうですが、「かっこいい講師やかわいい女性と2人きりで話せる」場があるのは楽しいことです。

これはオンラインレッスンとは一味違う特徴です。

 NOVAのHPにリンク

私のお気に入りの黒人のかっこいいお兄ちゃん講師や、お人形さんのようなかわいい女性講師に微笑まれてレッスンを受けるのは、(講師はそう思っていないでしょうが・・・)シニアの私には最高です。

NOVAは教室の数が多く、(コースによりますが)どの教室でもレッスンが受けられますし、教室数が多い都市部では、他の教室をまわって受講するのも楽しいことです。

また、NOVAには「Voice」という、2-3時間のミーティングのような参加自由のレッスンがあって、私はこのVoiceの時間が好きです。

上級者と雑談して、アドバイスや話し方などを聞けることなどは非常に励みにも参考にもなります。

NOVAのVoice HPより Voiceのレッスン風景(NOVAのHPより)

「英語の堪能な人でも、みんな苦労している・・・」というような生の話を聞くと、ある意味で安心して勉強できます。このVoiceはそういう機会を与えてくれます。

また、これはNOVAにかぎらず、英会話教室に通うのは、共通の目標を持った人達ですから、Voiceに限らず、いろいろな人と顔を合わしていると、自然と話し友だちができます。

これは英会話教室に通う楽しみにもつながります。

Voiceのようなしくみをオンライン英会話でも試行されているサイトがありますが、バーチャル空間で進行をコントロールするのが難しいらしくて、うまく機能しているところはほとんどないようですから、やはりNOVAのVoiceはうまく運営してるなぁ・・・と感心しています。(私はNOVAしか知りませんが、その他の英会話教室でも、同様の仕組みがあるかどうかを探してみてください)

レッスンと単語の増強が必須

ただ、レッスンを受けていればいいかと言うと、・・・それはだめでしょう。

大きな問題は、英会話教室でもオンライン英会話でも、テキストだけでは、覚える単語数が少ないことです。

フリートーキングができるようになるには、これとは別に、単語力を付けることが絶対に必要です。

私の受講するオンライン英会話hanaso にも単語力増強の仕組みはありますが、それでもイマイチです。

そのために、私は、英単語は i-know というアプリを利用して勉強しています。

オンライン英会話では慣れるにつれてフリートーキングが次第に多くなりますし、英語ニュースなどを読んでいても、知らない単語やイディオム(慣用句・熟語)がでてきます。

特にイディオムには日本語感覚とは違うものも多いので、丸暗記するしかありません。

単語アプリは無料のものもありますが、続けたいのなら、有料アプリで、しっかりしたものを探しましょう。私はi-knowを5年以上続けていますが、終わりがないほどの内容量がありますので、i-knowに限らず、長期間学べる単語アプリを探すことも必要になります。(ここでは詳しい説明はしません)

長い文章になってしまいましたが、英語の勉強は一生続けないといけないものです。なにかのお役に立てれば幸いです。お付き合いいただき、ありがとうございました。