豊中のヒメボタル生息地 見ごろは5月末

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ヒメホタル 見頃は毎年5月末頃です

ヒメボタルは小さな陸生のホタルです。豊中の北部で、このホタルが鑑賞できます。

光りだすのは、毎年5月中旬から6月中旬で、よる8時頃には、たくさんの方がこの場所へヒメホタルの鑑賞に訪れます。

ホタル繁殖地や周辺の整備も進んで、足元も安全に整備されています。この整備によって、ホタルの数が減ったと話す人もおられますが、そんな感じはありません。

保存に尽力されている方たちの努力もあって、毎年幻想的な光を見ることができます。

5月末ころが見頃で、6月中頃になるとほとんど光らなくなり、その年の鑑賞シーズンは終了します。

姫蛍繁殖地 google earth
(Google Earthより)

この場所への案内板は、ロマンチック街道の、野畑交番前交差点を西に200mほど入った、千里川の右岸と、さらに川の右岸を少し下った入り口の前に設置されているので、それに沿って進みます。近くには駐車場や駐車スペースはありません。

ヒメボタル生息地案内板1 ヒメボタル生息地案内板2

ヒメホタル繁殖地の近くに、全く駐車スペースはありませんので、車なら、近くのパーキングを探してくださいね。

春日町付近の地図Google

野畑南公園の無料駐車場が近いようですが、この駐車場は夕方6時で閉鎖されてしまうのでヒメホタルの鑑賞に利用できないので注意ください。 地図を参考に、その他を当たってください。駐車場予約アプリAkippaで探す

自転車は千里川から竹やぶ側に入ったところに駐輪スペースが用意されています。 ただし、自動車の駐車はできません

 

R7年5月初旬の昼間の現地の昼間の様子です

千里川側の入り口から
千里川側からの入り口付近。自転車駐輪場は確保されていますが、自家用車は駐車できません。道に沿って進むと繁殖地があります。

繁殖地入り口
奥に進むと、この左手がヒメホタルの繁殖地です。左に進みます。案内板の拡大を下に示しています。

整備された歩道
歩道も整備されていますし、案内板などもあります。(夜中の鑑賞時は真っ暗ですが)この道を進むと春日町2丁目に通じていますが、上り坂で足元もよくないので、元の入り口に引き返すのがいいでしょう。

案内板

普段は人がほとんどいないさみしい場所です

この場所は、千里川沿いの野畑南公園(のばたけみなみこうえん)の、対岸から少し入った、竹藪の奥の飼育地で、普段はほとんど人が通ることもないところでヒメホタルを育てておられます。

見頃は毎年5月末ごろの夕暮れから幻想的な光を鑑賞できますので、この時期には暗闇であっても人がたくさんいますが、それでも付近は寂しい場所なので、連れ添って見学するようにしましょう。

案内板

明るい時間帯に見ると、この繁殖地は普通の草むらです

メインの繁殖地 繁殖地(入れません)

昼間に草の中を見ていても、明るい時間帯では、いろいろの小さな虫などはいるのですが、ホタルは地上にでていないのか、見つけられません。

6-7mmの小さなヒメホタルですので見つけられないのかもしれません。(WEBの写真を加工して使わせていただきました)

ヒメホタル1 ヒメホタル2
WEBより

『5月末の夜・・・光っています』

完全に暗くなった頃に現地に行くと、入り口付近からすでに、あちらこちらで光っています。

かなりの数が光っていて、何十個もの光が動いています。

手持ちのインスタントカメラやスマホで撮影したのですが、やはり写真にとるのは難しく、長時間露光や工夫して撮ってはみたのですが小さな光の点しか写っていませんでした。

やはりしっかりした一眼レフ機材を使って、かなりの熟練と工夫がいるようで、WEBにあるような「蛍の光」の写真を撮るのは簡単ではなさそうです。(最新のスマホではいい写真が撮れるかもしれませんので、ぜひチャレンジしてみてください)

オフシーズンの繁殖地

この繁殖地は、住宅の中の竹やぶの中にあって、例年の観賞時期の5月末頃には、多くの方々が暗くて細い道にひしめくくらいに訪れるのですが、その他の時期は閑散としたさみしい場所です。

住宅地に抜ける途中の道

春日町から繁殖地に通じる道

徒歩で現地に行くには、上に紹介する千里川沿いから入る以外にこのように2箇所から繁殖地に通じる道があります。(合計3か所の道があります) しかし、初めての方は、上で紹介している、千里川の野畑南公園の対岸のマンションの横から竹やぶに進むのが一番わかりやすいですし、足元もしっかり整備されていて安心です。

ヒメボタルはゲンジボタルなどより一回り小さい陸生のホタルですが、体は小さくても、結構明るく光ります。ぜひ訪れてみてください。

見頃は毎年5月中旬から~6月初旬ですので、ぜひかわいい光の演舞をお楽しみください。


(来歴)R5.2月に誤字脱字を含めて見直し。  R7年5月に確認