モノレールの千里中央駅のホームから南の中央環状と新御堂筋のジャンクションの草むらをみると、そこに、「ガンバロウ日本」の字が見えるのですが、見られたことはありますか?
近くまで歩いて行って確かめました。
ホームからズームで撮影
グーグルマップをみると、下のように構造物は2つあって、駅から見えるのは「ガンバロウ日本」の一つだけですが、もう一つ、見つけにくい場所に「OSAKA」という構造物があります。
設置場所は千里中央モノレール駅の南側
まず、グーグルマップを利用して、その様子を見てみましょう。
Googlemapより
GoogleMapより
Googleでは、このような写真を無料提供してくれるのをすごいと思っています。
上の地図に記入した「1」「2」の横の道路を実際に自家用車で走ってみたところ、千里中央のホームからみるのと違って、「OSAKA」ははっきり見えますが、「ガンバロウ日本」は道路横に植え込みがあってわかりにくいところにありました。(冬は草が枯れるので見つけやすいかもしれません)
そのような気づきにくいところも、グーグル・ストリートビューでは、下のように、それをはっきりと捉えていますので、やはりすごいですね。
「ガンバロウ日本」ストリートビューより
「OSAKA」ストリートビューより
これらの構造物はいずれも鉄枠にレンガをはめ込んで作られており、かなり大きいものです。
「ガンバロウ日本」は結構大きな構造物です
大阪モノレールのホームからアクリルのマド越しに、肉眼で「ガンバロウ日本」という文字が読めます。
100倍ズームのインスタントカメラで千里中央駅ホームから撮影したところ、レンガの結構大きな構造物のようです。
千里中央からズームで観察
モノレールに乗車中でも、一瞬ですが、それが見えます
モノレールからは見落とししそう
横の道路は中央環状線と中国縦貫道ですが、自動車で通っても、この構造物があることを意識していないと見落としてしまうかもしれません。これは、千里中央駅に向かうモノレールの車窓から撮影しています。
そこで、徒歩で構造物の近くまで行ってみました
回り一面は草原です
5月末ですが、すでに、腰辺りまで草が伸びています。(2021年)
はめ込まれたレンガには、東日本大震災(2011年3月)の復興を祈念する、たくさんの人の「ガンバロウ」メッセージが書かれています・・・が、だいぶ薄くなってきています。
もう一方の「OSAKA」のレンガには、何も書かれていません。
このときにもう一度、大阪モノレールから100倍の望遠で撮影してみたところが、やはりこれは、モノレールの駅からよく見えるように設置されているようです。
ぜひ、大阪モノレールの千里中央駅に行くことがあれば、南側を見て、この「ガンバロウ・・・」を見つけてください。
さて、この大阪モノレールと北大阪急行電鉄の千里中央駅付近はこの数年でも大きく変わってきています。
千里中央駅付近の様子
千里中央駅付近に「SENRITOよみうり(写真左)」のビルが、北側にある「THE SENRI TOWER」の高さを抜いて、このあたりの最高高さの建物になりました。
「せんちゅうパル」の外装も一新されて、南側はピンク赤系で、北側ゾーンは緑青系の外装になっています。
千里中央の顔であった「セルシー」は閉鎖されて、数年後には、新しい商業施設に生まれ変わるようです。
思い出多いセルシー
大阪モノレールからの展望ポイント
「大阪モノレール」は、門真市駅から大阪空港を結んでいて、全線が高架線路で、4両の可愛い電車が走っています。
千里中央駅付近は、記事に紹介したように、日本離れの景観が見られますし、千里中央駅から大阪空港寄りの次駅「少路駅」の間に、大阪モノレール最高点の島熊山(しまくまやま)があり、その付近から見える大阪平野が素晴らしいので、機会があれば意識して窓の外を見てくださいね。


