スポーツドリンクは安くないので塩分補給を考える

暑くなるとどれくらい水分をとっているのでしょう?

自分では暑さには強いと思っているのですが、年々、夏の暑さが強くなっている気がします。都会での元凶は「車とエアコン」だと思っていますが、戸外で仕事をしていると、気象台発表の35℃を超える猛暑では、コンクリート地面付近は40℃を超える熱風が襲ってきます。

最高気温が実測で38℃のときに、どのくらい水分をとっているのだろうと、戸外での仕事で、9時から17時までの水分摂取量(その間に1時間の休憩)を調べてみたところ、2.5リットル(日本茶0.8L+スポーツドリンク0.5L+麦茶0.5L+冷水0.7L)もの量を飲んでいます。それでも足りていません。

この量もすごいのですが、それが汗となって体温を下げているのですから「体をいたわってやらねば・・・」という気持ちにもなります。

お茶よりも元気の出るスポーツ飲料

水ばかり飲んでいると、「水を飲んでも喉の渇きが収まらない」という状況になり、それが進むと、「水を受け付けない」状況になっていくことを経験することがあると思います。

熱中症は、そんな状態の時になってしまうのかもわかりませんね。

喉の渇きが収まらないときには、水をいくら飲んでも喉の渇きが軽減しませんが、(PRでも言われているように)スポーツドリンクを飲むと、確実に喉の渇きが止まるのが実感できます。

以前に熱処理業に就職したときには、現場には「食塩」が置いてありました。

汗とともに失われたミネラルを補うために、昔は「塩水」や塩をかじりながら仕事をしていたのですが、今ではポカリスエットなどのスポーツドリンクや「塩飴」を愛用する人が多いようです。

このスポーツドリンクですが、市販のスポーツドリンクなどのミネラル等の成分を各社のHPから引っ張り出して100ml当たりで一覧にしてみました。

スポーツ飲料の成分例

スポーツドリンク類

これらは、おなじみのものですが、成分に見られるように、各社はいろいろ工夫をして特徴を出しているようで、体に効きそうないろいろな成分が添加されています。

脂質はすべてゼロで、少しずつ独自の「はなぐすり」が加えられており、さらに、飲んでみるとわかるように、味にも特徴があります。

飲んでみると、明らかに塩辛い「OS-1」以外のミネラル分含有量はよく似ています。(「OS-1」は少し別物と考えます)

アバウトに見ると100mlあたり、ナトリウム50mg、カリウム20mg程度が基準のようで、あとは色々な特徴を付け加えているという構成です。

食塩相当量でいえば、0.1から0.15g/100mlですので、500mlペットボトルではこれの5倍の量になります。

発汗に有効なミネラル量などは変わらないので、あとは、味の好みになるのでしょうか?

たしかに自分好みはあるですので、楽天やアマゾンで、大量買している人も多いのではないでしょうか。
楽天のスポーツドリンクをみる

汗の塩分量は0.3~0.4%程度

夏季の1日に私が飲んだ2.5リットルですが、そのうち、おしっこで出る量などを除いて2Lの汗をかくとすると、2000gx0.35%=7gもの塩分が失われていることになリます。

普段の食事で1日に必要な塩分が補われているとすると、発汗分7gをスポーツドリンクで補う場合は、500mlのペットボトルでは(食塩相当量を100mlで0.15gとすると、x5倍の0.75gですので)10本(5L)ぐらい飲まないといけない計算になってしまいます。

(注)最近の調査では、成人男子で11g、女子で9gの1日塩分摂取量で、厚生労働省のガイドラインでは、男性8g未満、女性7g未満が望ましいとされています。ただ、世界標準では5g以下がいいとされることから、1日摂取量11g-汗で失う量7g=4gですので、2g程度を補えばいいということになり、必要以上の摂取はしないほうがいいでしょう。

 

ペットボトル飲料では、飲みやすさや、間違って塩分をとり過ぎないようにと考えられいるのもあって、この程度の薄めの濃度にしてあると思うのですが、塩分補給のための「OS-1」を飲んだことがある方は知っているように、「OS-1」の塩味は普通に飲むには塩辛すぎる感じでしょう。

だから、この平均的数値の塩分量は、やはりうまく考えてあるようです。

 

この数字から重要なことは、これらを飲んでいると言っても発汗量が多いと安心できず、「飲む以上に、発汗によって塩分が失われている」ということを知っておかないといけません

 

毎日ペットボトル飲料を自販で買うのは安くはない

私の会社では、「お茶時間」が廃止されて、「ウォータークーラー」や給湯器に変わり、さらに、女性の業務改善や衛生面の問題などで自販機に変わりました。

そして、もちろん定価より安く提供されていますが、個人でお金を出して飲まなければならないようになると、夏場毎日2本ずつ買っていると、結構小遣いを使ってしまいます。

そこで私は、自衛対策で、スーパーやWEBの安価品のお茶やミネラルウォーターのペットボトル飲料をまとめ買いしておいて、そこにこの「減塩しお」を加えて、塩分補給をしています。

減塩塩

この「減塩しお」は、WEBでも同様のものが見つかりますし、少し大きなスーパーなどで、よく似た商品が販売されています。
減塩しお:楽天で探す

私の自衛策は2つ

これは、塩化ナトリウム(食塩)100%ではなく、塩化カリウムをくわえてナトリウム量を減らした減塩対策用の塩ですが、カリウムに代替すると高血圧対策にもなるので、私は食塩ではなく、これを使っています。(腎臓病には要注意)

もちろん、多量に摂取しないし、食塩でも問題ありませんが、この減塩タイプは塩辛さが少ないので、ペットボトルに混ぜても、ほとんど塩辛さを感じないので、これを愛用しています。

カリウムは腎臓の悪い方は要注意で(1日1500mgを越えなければ問題ない量ですが)、くわしいことはわかりませんので、持病のない方を対象にしたものと受け取ってください。

私は、500mlのペットボトルで安価な50円以下のお茶や麦茶を購入して、そこに0.5gの減塩しおを入れて、それを飲んでいます。

0.5gは耳かき2杯ほどの少量で測るのも難しいのですが、私は感量1gのデジタルスケールで2gを「目分量」で4つに分けています。

0.5gの減塩しおはナトリウム量94mg、カリウム量134mg、塩分相当量0.24gで、上表のスポーツ飲料の数値を500ml換算して比較すると若干少なめですが、スポーツ飲料並みの分量に増やして飲んでみても、塩分が加わったと言うより、まったるい感じの味で、悪く言えば、お茶や麦茶のさっぱり感が減少した感じになっている程度の変化です。

適当な測り方ですので、塩分摂り過ぎにならないようにしていて、これが私の定番になっています。

スポーツドリンクは袋入が主役

スポーツ飲料のクエン酸味は捨てがたいので、これについても、できるだけ自販での購入は控えて、袋入りの溶かすタイプのスポーツ飲料の「安いもの」を愛用しています。

お茶や麦茶ばかりでは飽きが来るので、私は、1L用袋の半分づつを500mlのペットボトルに溶かしたものを持ち歩いています。

これらの酸味のあるスポーツドリンクはステンレス水筒を変色させるなどのために、これを水筒に入れることは出来ませんので、ペットボトルに入れて、それを持ち歩いています。

最初は、冷えていないのが嫌だったのですが、すぐに慣れてきますし、自分で「冷たいのはお腹に良くない」と言い聞かせて、自分で納得しています。

ちなみに、昼食は、熱いお茶を飲むようにしています。

冷房のきいた部屋では、「冷たいものは体に悪い」と念じながら酸味のドリンクを飲むと、これがまた、冷たいもの以上に飲んだあとがさっぱり感じますので、一度、これを念じながら試してください。

袋入りのスポーツ飲料:楽天で探す

同様の安価品は、近くの薬店やスーパー店舗で探すと、安いものが見つかると思います。もっとも、味の好みもあるでしょうから、自分の気に入ったものを探すといいでしょう。

塩分が足りないのは困りますが、とりすぎも危険です。目安を知ることは重要ですので、夏季に1日に飲む水分量を調べてみてください。 以上、参考になれば・・・。