白内障の方で手術を考えているなら、早いほうがいいですよ

白内障と診断されてから、手術して安定するまでの私の経験談、医師から指示されること、かかった費用・・・などを紹介しています。

眼科医や専門家が書いた「白内障」についてや治療・手術などの記事はたくさんありますが、シロウトで患者側で書かれている記事が少ないので、手術に不安がある方への参考になれば・・・と思って書いています。

私の場合は、見えにくくなった・・・と感じて、眼科を受診したところ、白内障がかなり進行していて、「早く手術をすることを勧めます」といわれて手術を受けたのですが、手術を受けると、世界が変わったと思うほどに快適になるので、ともかく見えにくいと感じたら眼科を受診しましょう。

白内障は徐々に進行していたようです

手術を受ける4年前に「飛蚊症」になって眼科を受診した時に、「少し白内障が出て来ていますね」と言われました。その時の矯正視力は右0.9 左1.2で、この当時の年齢は64です。

白内障は紫外線の影響が大きいようで、若い頃はギンギンの太陽が好きだったことを、いまさら悔やんでもどうにもなりません。

「まだ矯正視力が問題ないので、もう少し様子を見てから手術を考えたらいいでしょう」という眼科医の見立てで、「進行を抑える薬はあるけれど、治す薬でないので、気休めですよ・・・」と言われたこともあって、何もせずにそのままにしておいたのですが、片目(右目)が見えにくいと感じて、夜の運転で「見えにくい」と思うようになる状態では、かなり白内障が進行しているのです。

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急に白内障が進みます

見えにくい・・・と自覚してからは、さらに急速に、目が「かすむ」ようになりました。

右目が「効き目」で、右目の進行が大きて、それで急に見えにくい感じになったのですが、「左目」は見えているので、全体の見えにくい感じはわかりにくいようで、それが、雨の日の夜の運転時には「運転が怖くなるほど見えにくい」という状況になってきました。

医師の話では、人間の目は、「見えていないところを避けて見ている」ので、目をきょろきょろさせていると、全体が見えるようになるので、余計に見えにくくなったのに気づきにくい・・・ということのようです。

片目ずつ凝視すると、明らかに見えにくくなっているのがわかります。

眼科選びは普段から情報を集めておきましょう

どこの眼科がいいのか・・・などの情報は、前もって収集しておくようにしましょう。

私は、眼科に縁遠かったので、薬局の薬剤師さんに「そっと」教えてもらいました。

多分、そのような情報を医薬関係者は伝えてはいけないのでしょうが、薬局に行ったときに、愛想よく挨拶しているだけでも、変なところでプラスになります。インターネットの口コミもありますが、生きた声のほうが確かです。

矯正視力が0.7で安心してはいけない

  視力測定 視力検査表

眼科では、一般的な機械での矯正視力検査や眼圧検査、視力検査と医師の診断を受けます。

視力が気になる方は、3m検査用がAmazonで販売されています。

両目で0.7という運転免許の基準ですが、これで充分というものではありません。私のように、手術前の矯正視力が、右0.6 左1.0で基準を満たしていても、度の強い眼鏡の「両目で0.7以上」では、雨の夜の運転には支障があって、満足できる視力ではありません。

実は、眼科を受診するときには、内心、運転免許を返納することも考えていたくらいでしたが、手術後の矯正視力は1.2-1.5で運転していますが、はっきり見えると、色んな情報が目から飛び込んできますので、運転に余裕が出ることは確かです。見えにくいと感じたら眼科を受診しましょう。

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見えにくくなったら白内障はかなり進行しています

診察時に、眼底検査や角膜検査をして、自分の水晶体の濁り具合の検査写真を見せていただくと、このように全体が濁っているのではなく、下の写真のように、縦スジのような濁りがあります。これが白内障です。

黒目の全体が白くなっているのではなく、一部だけが曇っていても、見る対象物がそのスジにかかると見えなくなりますが、スジにかからなかったり、少し斜めから見ると、はっきり見えることもある・・・という状態が白内障です。

正常な目 WEB より正常 白内障の目 WEBより 白内障の場合の例

「黒目」が濁るのが白内障で、先生は一言「白内障の手術をおすすめします」・・・でした。

白内障のイメージ 私の場合の黒目の状態

私の場合の両目は、上のような状態で、目を動かせば視力通りに見える状態です。(この写真は、先生に見せていただいた写真をもとに、WEBにあった目の写真を加工したもので、実際の画像ではありません)

左目はよく見えているのですが、目の中央に白濁がないだけで、先生は「両目を手術したほうがいい」という判断でした。

白内障だけれども、受診をためらう人もおられるかもしれませんが、見えにくいようであれば、かなり白内障が進んでいます

手術まではマニュアル通りに進みます

看護師さんとマニュアルに沿って日時や準備について打合わせするだけなので、不安もありません。 個々の医院によってやり方は異なるでしょうが、参考に、私の場合を紹介しておきます。

数日間、お風呂に入れない

・・・という条件を聞いたので、真夏を避けて2か月後の9月に手術日の予約をしました。

手術後は、医師の許可が出るまで1週間以上、洗顔・洗髪・運動ができません。片目を手術後、2週間後に反対の目の手術をします。

私の医院の場合は、手術日が毎週火曜で、その週は毎日通院しなければならないこと、仕事や運転は指示があるまでできないこと、そして、両目を合わせると、約1か月間は不自由な生活になること、手術日には誰かの付き添いがあるほうがいいといわれたこと……などの説明で予定の日時が組まれていきます。

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サプリメントなどよりも根本解決を・・・

白内障を診断されて手術を受けるまで、「ピレノキシン(固有名:カリーユニ)」という白内障の進行を抑える目薬が処方されました。

WEBには、「あまり効果がない」という記事もあって、実際も、それで見えやすくなりませんでしたが、お医者さんの指示に従いました。

「目を大切に…」という意識は誰も持っていますので、①紫外線が目の老化を早めるとか、②「ブルーベリー」「ルテイン」などの目に効果的 ③高価な目薬がよさそう・・・などと考えがちですが、白内障が原因なら、真剣に手術を考えるのがいいと思います。


私は全く薬やサプリメントは考えなかったのですが、見えにくいままでいるのは不快感が伴いますので、それならサプリメントも精神的、気分的にはいいと思います。しかしそれらでは根本解決にならないこともあわせて考えておきましょう。

こちらの楽天のページでは、いろいろな目のサプリメントが紹介されています。

手術前には市販の目薬をたえず使用していたのですが、手術後には市販の目薬もほとんど不要になりましたから、「原因をもとから断つ」ことが先決と考えるほうが絶対の得策でしょう。

手術日までの準備など

初診後に、手術までに、3回の来院の指示がありました。①視力や眼底の検査、 ②採血による検査、 ③手術の説明や同意書へのサイン・・・などをするのですが、通院とあわせて、会社への休暇届や近い友人への連絡なども済ませておくのがいいでしょう。

私の場合は、火曜日が手術日で、その1週後の月曜日に視力検査をして、それで問題なければ、1回目の手術から、2週間遅れで反対側の目を手術しますので、3週間ほどは会社に行けない可能性があります。

私は仕事の都合もあったので、休めなくて、診察日以外は出社したのですが、実際に片目を手術してわかるのですが、片目だけでは仕事も苦痛です。

仕事をお持ちの方は、事前に仕事の段取りなども調整して、事前に片付けるものは、片付けておかないと、会社や同僚に迷惑をかけてしまいます。

私は、ほとんど休めなかったのですが、片目ではかなり目が疲れますし、距離感や遠近感がないので、移動するのに気をつけないと危険です。

できれば早めから計画しておいて、できるだけ出社しなくてもいいように、また、できれば、休めるのならば休むようにしたほうが無難です。

購入したり準備するものもあります

手術日までに、保護メガネの購入、目の周りを拭くための清浄綿、当日洗顔するので、タオルの持参・・・の指示がありました。 これらを事前に準備しておきます。(医院によります)

保護メガネは、1ヶ月程度しか使いませんので、安いもので問題ありません。これはお医者さん指定の眼鏡店で購入した花粉防止用のもので、価格は1500円でした。簡易防塵用にも使えますし、無駄ではないでしょう。ダイソーさんでも見かけました。

保護メガネ 防塵メガネ拡大

Amazonにも、安くてかっこいいものがたくさんあります。こちらも参考に!

日帰り手術なら、どなたかに付き添ってもらってください

手術日には、手術の約2時間前に来院の指示があり、手術の準備にかかります。帰りは片目の状態になります。私は強度の近視で、眼鏡がないと、0.01の視力でしたので、「日帰り手術」なら、どなたかに付き添ってもらったほうが安全でしょう。

私はバスで往復したので、妻に付き添ってもらって助かりました。片目では、移動がかなり危険です。

私の通う医院では、手術する直前に、(院外処方のために)必要な薬を購入し、消毒のための点眼が始まります。殺菌用に処方されていた点眼を2回繰り返し、購入した抗生剤を飲んで、3回の殺菌剤の点眼後、処置室に入り、洗顔→殺菌剤の点眼2回→麻酔薬の点眼をして手術室への入室を待つという手順でした。

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手術時間は、正味10分程度

手術は一人づつ順送りの流れ作業で行われていて、手術室から、先の方の説明も聞こえて、なんとなく自分のすることが理解できるので、なにも考えていなくても、自然に行程が進んでいくという感じです。

手術室に入ると、看護師さんが誘導してくれ、先生の指示に従って手術台に上がり、目の周りの消毒→ 目の洗顔 →手術 と進み、手術する側の眼に、片目の開いた手術マスクをつけられてしまうと、周りが何も見えなくなります。

手術中は、先生が穏やかに指示を出す声と、それにこたえる看護師さんの声を無意識に聞きながら、指示されるように明るく光る1つの光を追っていると、目に水を流したり、目の周りを押さえつける感じやチクッとする痛みを感じます。

そこそこ麻酔がきいており、眼を突き刺されているのですが、飛び上がるような痛みはありません。

ともかく、全く見えないので、何をされているのかも分かりません。機械から聞こえる電子音楽のような音に気をとられていると、約10分ぐらいで手術完了です。

手術後は?

眼帯をして帰宅 カッペという保護具 固定用のカッペ

このように眼帯をされた状態で手術室から出てきます。ガーゼの上から「カッペ」という保護板で固定されています。

このまま、翌日早朝の診察で手術の状態を確認してもらうまで、固定したままです。

片目なので、当日、家に帰ってからが大変です

妻に付き添ってもらって帰り着いたのですが、手術した反対側の「見えるほうの目」の視力は、近視で0.01程度の視力しかないので、メガネがないと部屋の移動も大変です。

下のように古い眼鏡を片目用レンズを加工して使いました。しかし、結論から言うと、なにもしないようにして、半日間おとなしくしているのがいい・・・という状況でした。

動きたいでしょうが、手術当日だけは、我慢して、家では何も余分なことをせずに、できるだけ早めにベッドに潜り込むのが一番良いでしょう。

古い眼鏡を改造 古い眼鏡を改造2

翌日以降はスケジュールに沿って

翌日は朝一番からの診察で、日帰り手術であれば、やはり片目で移動しなければならないので、付添者がいると助かります。

手術した目のテープを医師にはがしてもらうのですが、眼帯をとった瞬間に、世界が光り輝いて見えると言っても過言ではないほど、素晴らしい一瞬を感じます

この瞬間は、手術をした皆さん全員も同様のようで、ともかく明るくてよく見えることに驚きます。

水晶体の濁りで暗かった世界が、急に明るくなります。 視力はすでに安定しており、35cmぐらいの手元から、ずっと遠くまでがきれいに見えるのは、小学生の時に、初めて近視のメガネを掛けた時に似た感覚です。

片目視力としては0.7~0.8程度です。

でも、反対の手術をしていない目は(元々が近眼で)霞んでいて0.01程度の視力なので、手術した目のほうだけがよく見える・・・という変な感じですが、私のように、視力が極端に異なっていても、片目でも、一人で問題なく歩けます。

このように、極端に生活に支障があるのは、手術当日だけで、次の日に眼帯が外れると、「手術した方の目で見る」ことになれてきます。

寝るときには、再び保護用のカッペを、絆創膏で張り付けた状態で寝るように指示されますが、カッペには穴が空いていて向こうが見えるので、特に違和感もなく、つけていてもそこそこ見えるので問題ありません。

ともかく、この手術直後が重要で、目に細菌が最近が入ったり、圧力が加わったりすると取り返しが付きませんので、医師の指示には絶対服従が厳守です。

そして、手術の1週間後に視力検査をして問題なければ、入浴なども普通になり、そうなると、翌週には、反対の目の手術になります。

視力が安定するのには1か月程度かかると言われましたが、1週間程度で安定したようで0.6~0.7で落ち着きました。 でも、処方された目薬がなくなるまで、点眼は3か月程度続けるように指示があります。

両眼の視力が安定すると通院はいったん終了です

その後の指示される間隔での通院で定期的に視力検査が行われて、1週間程度すると、5mの距離での視力は両目ともに 0.6~0.7 になって落ち着きました。

手元は 25cm程度 から小さな文字を読むことができますし、遠くも見えるので、家の中の生活は問題ありません。しかし、0.7の視力では車に乗るのは不安ですから、メガネを処方していただきました。

眼鏡をかけると、両目で 1.2-1.5程度 になり、夜のドライブも明るく見えるので、以前の度の強い眼鏡とは違って、運転が非常に楽ですし、見える範囲も広がって、安心して運転ができます。

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手術に関するいくつかの点を紹介します

眼科では、手術することが決まれば、いろいろな手術前説明がありますので、ここでは、私の例を紹介します。

白内障用のレンズの種類を聞かれます

まず、健康保険非適用の2重(多重)焦点のレンズを入れるかどうか・・・という選択があります。

即答は不要で、WEB情報などを確認して決めればいいのですが、WEBの情報もばらついていますから、おおむね、普通レンズに対して3倍の金額がかかることや、使用感などの事前情報を得ておいて、どうするかを決めておくといいでしょう。

私は遠近両用のメガネも未経験ですし、多焦点レンズの良否の判断はできませんから、保険適用の普通レンズにしましたが、保険適用のレンズでも、全く快適そのものです。

WEBには多焦点レンズを実際の使用した人の情報が少ないようですので、もしも自分で判断しにくいようなら、普通レンズで良いと思います。ほとんどの方が普通レンズですし、私の場合でも、5年経っても、全く問題はありませんから・・・。

同日に13人の方が手術を受けたのですが、その中で1名だけが、その高価なレンズにされました。この方は手術保険に入っていて、以前から、それを使って手術を受けることを計画されていたようで、保険で賄うので、高価でも問題なかったようですが、このように、この特殊レンズにしたい場合には、(長期的に、保険屋さんにわからないようにして)前もって計画しておくのもいい方法かもしれません。

健康保険非適用の遠近両用のレンズは、夜に光のにじみが出るというデメリットを眼科医から説明があるのですが、私は普通のレンズなので、遠近両用のレンズがいいかどうかを説明できませんが、普通レンズでも35cm~遠くで0.6~0.7の視力ですから、快適な日常生活が出来ます。

そして、運転時にメガネを掛けることで十分な視力になるので、普通レンズでも全く不便はありません。

 

かかった費用は・・・

保険適用の普通のレンズの私の例で言うと、通い始めから手術や薬代など(交通費等は除く)3ヶ月検診までの全支払い費用は、3割負担で、私の場合は両目で12万円弱の費用(実費)を支払いました。(うまく、月内に収まるように手術日が合えば、高額医療適用で、いくらか返還があるのですが、私の場合は、2ヶ月にまたがったので、適用外でした)

片目手術日の当日には、4万円程度の支払いが必要で、上記はすべて3割の保険適用後の金額を足したものですが、大きい支払い金額等については、事前の説明があります。

 

手術後の見え方ですが・・・

さて、術後の見え方ですが、私の眼科の場合は、手術前に「手元は30cmぐらいから見えますが、遠方はちょっと見にくいかな?・・・」というように、先生から事前に説明がありました。

私も、室内重視の見え方が希望でしたし、そのとおりになっていて満足しています。

病院によっては、裸眼焦点を遠くに合わすところや、私のように日常生活の重きをおくところや、焦点距離調節に患者に耳をかさないところ・・・などがあるようですので、事前の診察のときから、それを確認しておいて、もしも自分が満足しなかったら、それからでも、別のところに、病院を変えるぐらいでいるほうがいいと思います。 1回しかない手術チャンスですから・・・。

ちなみに、私の義理の父は、医師の指示で手術後の視力は1.5になるようにした・・・とのことで、3ヶ月ほど「見えすぎて目の芯が痛い」と言っていましたが、それ以降は通常になり、室内では新聞などは眼鏡を使用することで問題なく、これもやはり満足している・・・と言っています。

要は、医師の説明に対して、自分がしっかりと、その状況をイメージすることが重要・・・ということになります。

焦点を遠くに合わせるレンズにすると、近くを見るための老眼鏡が必要になりますし、そして、近くに焦点を合わせると、近視用眼鏡を常備する必要があります。

私の場合は、ゆるい近視用のメガネを運転時だけ使用していますが、外での仕事でも、室内でも、メガネ無しで普通に生活していますから、私の場合は、先生の見立てに大感謝です。

手術後すでに5年近くになりますが、見え方や目の状態は変わっていません。もともと強度の近眼だったので、見えにくいと目を細めてしまったり、メガネのところに無意識に手をもっていく癖があったのですが、その癖は1年では抜けなかったのですが、3年をすぎる頃にはそのような動作もなくなりました。

「近くの見にくさ」について眼科医の先生は「手元の細かい作業に困ることが出てくれば、ゆるい老眼鏡を処方します」とのことでしたが、老眼鏡なしで、快適に生活できています。

 

70歳の高齢者教習時の視力測定で驚異の数字がでたのにビックリ

動体視力

一時は返納を考えた運転免許ですが、手術2年後の70歳のときに、自動車免許の更新のための高齢者運転教習を受講して免許更新をしました。

実技講習と共に、静止視力、動体視力、夜間視力、視野などの検査が行われますが、この検査の結果は、静止視力1.5、動体視力0.6、夜間視力13秒(明るいところから暗いところになって見えるまでの時間)という、驚異的な数字が出ました。

教官がいうには、この数字は70歳にするとすごいらしいのですが、ともかく、白内障手術によって、夜の運転がやりやすくなったのは助かっています。

白内障はほとんどの人がかかりますから、事前に対応策を・・・

68歳で白内障手術をし、5年を経過しても、視力も変化がないし、何よりも、目の疲れも感じません。

今から考えると、手術したことは「○」です。 もちろん、白内障手術の費用や仕事を休まないといけない・・・などの、手術前後の不自由さがありますが、ほとんどの人がいつかは通る道ですから、思い悩むより、手術する価値が充分ありますから、早くから、手術に備えたイメージを持っておくといいと思います。

見えにくいと感じると、白内障はかなり進行していますので、費用、眼科医探し、休業計画などは事前に考えておいても損はないでしょう。

手術の危険性ですが、その失敗例は、1万人に1人と言っておられました。

危険性はゼロではないのですが、手術をしなければ、通常でも不便の状態なのですから、必要となれば、恐れないで手術を受ければいいと思います。

白内障で困っている方で手術を心配する方もおられるでしょうが、ともかく、ためらわずに眼科医の門戸を叩くことをおすすめします。

長い文章になりましたが、白内障の手術をしようかどうかを迷っている方に、手術を受けていただくよう後押しできれば幸いです。


(来歴)2017年7月記事作成。 2018年分離記事を追加。 2021年8月1記事に集合し、全面見直し 最終R5.2に見直し