大阪メトロはPiTaPaか1日乗車券か何がお得か

大阪メトロ(ここでは地下鉄としています)の乗車料金割引は ①PiTaPa利用 ②回数券 ③1日乗車券 ④お得な企画乗車券 などがあります。

PiTaPaは10%OFFになるので、ここでは「1日乗車券とPiTaPa利用では、どちらがお得か?」ということで比較すればいいのですが・・・。

しかし、調べてみた結論は、「結局は、利用する乗車料金を計算して比較しないと、どれがお得かわからない」という結果になってしまいました。

結果よりも、考え方を参考にしていただくと納得できると思います。

一日乗車券は安い・・・と思わないことです

4区の片道料金が330円ですので、土日祝に往復利用するのであれば600円の1日乗車券が安いように思うかもしれませんが、実は、それは正しくはありません。例えば、PiTaPaを利用すると、10%引きとなり、594円の後払いでピタパ利用のほうが安いのです。

そこでいろいろな例で、「何が安いのか・・・」を調べたのですが・・・結局は、

「お得になる限界や条件」は簡単にはわからないようになっているようです。

ここでの確実な結論は、「1日乗車券は、土日祝で3回以上乗る場合」に買う・・・という程度のこと以外は、明確に「安い」という結論はありませんでした。

つまり、1日に4区間までの往復だけしかしないのであれば、1日乗車券は買わないほうがいい・・・という結論だけしかなく、実に割り切れない検討結果でした。

ここでは、もう少し具体的に、1日乗車券のほうが良いかどうか、本当にどちらが安いのかを、PiTaPaのあるなしを含めて比較していきます。

 

大阪メトロ(地下鉄)は、PiTaPa(ピタパ)が安い!といわれているのは定説です。

PiTaPaは少なくとも10%割引があり、毎月一括後払いですので回数券(3300円分が3000円)に比べても、PiTaPaを持っていると地下鉄利用は便利でお得です。

PiTaPaについて、ごく簡単に説明します

PiTaPaのバリエーション

Pitapaを利用する際には、このような3タイプがあり、定期券のように常時利用する方は、利用する方の条件(利用回数や金額)によってプレミアムやマイスタイルを選ぶとお得になリます。

しかし、毎月30回(往復で15日利用)以下程度の利用では、特にスタイルを登録する必要のなく、FreeStyleでつかえるので、フリースタイルにしておけば何の問題もありません

Pitapaは後払い銀行引き落としですので、ピタパを利用して乗車すると、運賃の10%が月末の支払い時に引き落とし口座に還元されます。

PiTaPaカードは、どこの会社が発行するPiTaPaカードでも割引率や使い方は同じです。

もちろん、カード独自のサービス(例えばポイントや現金還元など)や維持料金(例えば年会費)などは微妙に異なりますので、加入する際はそれらを比較をするといいでしょう。

ちなみに私は、OsakaPiTaPaのJCBタイプのMyStyleを登録しています。これは、地下鉄以外の利用代金がポイントではなく、現金還元されるのでこれにしていますが、それぞれのカード会社の特徴があり、微妙に内容が違います。(ここでは詳しく取り上げません)

終日乗り放題の1日乗車券(エンジョイエコカード)について

券売機で購入できる「1日乗車券」も、1日に多数回乗り降りするのであれば、非常にお得な乗車券です。

1日乗車券

平日用800円と土日祝用600円(子供用は300円)があり、各駅の券売機で購入できますし、予め購入しておいて使用したい日に利用することも出来ます。(最初に改札を通ったときが使用日です)

この1日乗車券は、エンジョイエコカードという名前がついているように、大阪市内のいろいろな施設の入場料等の割引 がありますので、そこに掲載された割引対象施設を利用するのであれば、さらにお得になるのが大きな特徴です。

しかし、お得かどうかは計算してみないとわからない・・・

乗車運賃でメリットがでてくるのは、単純に、券面の金額分以上に乗るかどうかですが、PiTaPaを持っている場合では、単純計算してみると、1日に乗降した乗車料金の合計が 土日祝であれば670円分以上、平日では、890円分以上の運賃額であれば、これを購入するのが安い ということになります。

言い換えれば、それ以下の乗降では安くはない・・・ということです。

 

その他の割引券には回数券(3300円分が3000円)もありますが、使う時の便利さを考えると、PiTaPa利用が最強です。

このように、(あとで見ていきますが)1日乗車券のほうが安くなるには、たくさん乗降しないとメリットがでないので、単純に「1日乗車券は安い」と考えてはいけません。

 

こちらの記事に 特殊な例として、連絡乗車区域(北大阪急行・阪急・近鉄)から乗車する場合も、大阪メトロ区間でしか販売されていない一日乗車券を買うことができる方法やお得になるケースを案内していますので参考にしてください。

 

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どういう場合に1日乗車券を買うとお得になるのでしょうか

1日乗車券の値打ちが出る金額については、単純に考えれば、

土日祝で600円分以上、平日で800円以上になる場合で、PiTaPaを持っている場合は、土日祝670円以上、平日890円以上になる乗車をする場合にお得です。

大阪メトロ運賃普通運賃表(R1.10月改定分)

・・・と言っても、どこからどこまでが何区間でいくらかを調べて、それを足し算するのは容易ではありません。

もちろん、地下鉄のHPでは料金計算ができるのですが、実際に利用しながら、これを調べて比較するというのは大変です。

 

何か簡単にわかる方法がないか、試算してみました

たとえば、4区間を往復で利用すると660円、5区往復では760円ですので、往復1回のPiTaPaなしの場合の1日乗車券の購入は、土日祝の利用以外は「購入メリットに乏しい」ということです。

平日の1往復では、割引対象施設を利用しなければ全くの損 ですから、全く、購入するメリットはありません。

そこで、3回以上乗車するとどうなるでしょうか・・・。

1区間を3回乗車すると540円、3区間を3回乗車すると840円、1区間2回と2区間2回であれば820円ですね・・・。

このように、毎回の乗車で、普通運賃がいいのか、1日乗車券がいいのか、PiTaPaがいいのか・・・という計算や判定をしなければならないのが大変ですが、この程度ならば、暗算して比較するのはできそうですが・・・ つまり、1日乗車券を購入すると、

1)3回以上乗降しても、近距離区間では損になること(1・2区の3回乗車はPiTaPa)
2)平日用(大人800円)はお得になりにくい ・・・

ということがなんとなく見えてきます。考えるのは、土日祝日利用に限定されてきます。

3回乗車の場合でみると、短距離移動では1日乗車券を買う値打ちがありませんが、4回乗車すると土日祝では絶対に1日乗車券を買うほうがお得です。

しかしこのように、一般の人では、土日祝日に、1日に数カ所を移動して乗り降りすることはあまりないでしょう。

つまり、1日乗車券は、土日祝の特定施設を利用する場合を想定しており、平日の1日乗車券は、サラリーマンなどが3ヶ所以上のお得意様へ移動するための用途・・・と考えられているようですね。

もっと簡単にお得かどうかを判定できないのでしょうか

ピタパ利用と1日乗車券の損得

いろいろな乗車ケースをみていますが、この表でもあまりスッキリしていません。 ☓印は購入メリットがなしです。一見すると、一往復だけや、平日利用のメリットは期待できません。

この表で、ある程度の感じが見えてきましたが、結局のところは、「わからないようにしている」としか言えませんね。

結論は・・・計算しないとわからない?

はっきりと言えることは、実際に乗降する場合はその都度料金を計算しなければわからない・・・ということです。

そして、計算してみて、(大人の場合)1日乗車券がお得な場合は、

PiTaPaがない場合 土日祝 600円以上  平日 800円以上
PiTaPaがある場合 土日祝 670円以上  平日 890円以上

というベタな回答になってしまいます。 ただ、その他の大雑把な捉え方ですが

「1日乗車券」を購入を検討したほうがいい・・・という場合は

1)土日祝に利用する場合
2)おおむね、3区の往復以上で、3駅利用以上利用する場合
3)割引施設(大阪城や天王寺動物園など多くがあります)を利用する場合

ということしかわかりませんでした。あまりお役に立てずにスミマセン。

 

もちろん、定期券を持っている方は、PiTaPaのマイスタイルでかなりの自由度(無料乗車範囲)がありますので、1日乗車券は考えることがないでしょうから、もしも、家族で大阪市内の施設を見ようという場合などは、事前に検討する時間があるので、大阪メトロのHPから対象の割引料金を調べて、運賃シミュレーションをしてみるといいでしょう。

結局、「割引サービス」と言っておきながら、無理矢理にわからないようにしている感じは捨てきれませんでした。