「さきしまコスモタワー」は、大阪南港にある高さ256mの超高層ビルで、その最上階に「さきしまCOSMO TOWER展望台」があります。
大阪・関西万博会場やUSJなど360度の展望
このビルは38階までが大阪府咲州庁舎で、55階(最上階)にあるこの展望台に昇るには、庁舎とは別の専用エレベーターを使います。
あたりを見ても飛び抜けた高さで、展望台はガラス張りで作られていて、近くのUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)や大阪・関西万博開催地の夢洲(ゆめしま)、海遊館など360度で俯瞰できます。
天気の良い日には、淡路島や明石海峡大橋が望めます。
GoogleMapより
展望台の名称は、さきしまCOSMO TOWER展望台
高さ250mのビルを真下から見上げたこの写真には、展望階部分の一部しか見えていませんが、右側に見える登り専用のシースルーエレベーターで最上階まで直行します。
大阪府庁がここに入居する前には、このビルはWTC(ダブリュー・ティー・シーまたはワールドトレードセンター)と呼ばれていました。
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電車での最寄り駅は大阪メトロ南港ポートタウン線の「中ふ頭駅」か「トレードセンター駅」で、駅から歩いて数分です。 しかし、南港の各所を見学するなら、移動に便利な自家用車がおすすめです。
自家用車で回る見どころでは、展望台の裏手の「ミズノスポートロジーギャラリー」(会社施設なので土日祝は定休 10:00~17:30)や 野鳥園、フェリーターミナルなどがあります。これらの施設は入場無料です。
ベタな言い方ですが、結構いいところですので、ぜひ、グルっと回って立ち寄って見てください。
そしてまた、IKEA鶴浜も南港から近いので、自家用車を利用して、家族連れでも丸一日楽しめますので、ぜひ計画して訪れてみてください。
最寄り駐車場と駐車料金
地下駐車場 30分300円(平日最大1000円、土日祝1500円)
ATC駐車場 30分200円(平日最大800円、土日祝1000円)
タイムズコスモスクエア第3駐車場(平日最大500円、土日祝700円、特定日900円要注意)
その他の立ち寄りも予定に入れましょう
乗用車であれば、野鳥園(駐車無料で展望塔から季節の鳥たちを見ることができます)、ミズノスポートロジーギャラリー(裏手のMizunoビル1Fの無料ギャラリー)、ATC(駐車場が安い。食事や買物が楽しいところです)、夢洲(万博会場です。自家用車で島内の通行OKで、話のタネになりますよ)、IKEA鶴浜(話題の多い店舗で、年中無休、駐車無料です) などをあわせて予定を立てましょう。
駐車料金は、コスモタワー地下駐車場よりも、ATC駐車場のほうが安いので、ATCで食事して、歩いてコスモタワーに行くもアリですね。
また、付近のタイムズの駐車料金は普段は安いのですが、インテックス大阪などの近辺施設でイベントが有る日には、近隣タイムズの駐車料金は金額の上限設定がなくなリますので注意が必要です。もしも、タイムズを利用するのなら、事前のHPチェックをしておきましょう。(HPでは「特別日」と表示されています)
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夜景もGOOD 22:00まで再入場可
コスモタワーの係員さんに話を聞くと、昼に1回展望して、付近で時間を潰して、夜に再入場して夜景を楽しむカップルも多いとか。(1回だけ再入場ができます)
また、こちらのAkippaサイト でいい所があれば、事前の駐車予約をしておくのも得策です。(Akippaは無料会員登録が必要ですが使い慣れると結構便利なので、事前チェックを)
コスモタワー展望台は大阪府庁舎とは完全に分離
大阪府の庁舎が入居していますので、少し前までは、この展望台の正式名称は、大阪府咲洲庁舎展望台でしたが、現在は、さきしまCOSMO TOWER展望台 という名称です。
大人800円:11:00~22:00 月曜定休:HPで要確認。
大阪府の庁舎として利用される前からあったものですので、もちろん、大阪府庁舎とは完全に隔離されています。
地階にある専用ゲートを通って入場し、高速のシースルーエレベーターと長いエスカレーターを乗り継ぐと、一気に大阪湾が一望できる展望台に着きます。
外の景色を眺めながら一気に上昇しますので、上りは非常に爽快です。
帰りはシースルーエレベーターではなく、51Fから、別の普通タイプのエレベーターを使うようになっています。
大阪周辺では、第3位を誇る高さ
大阪地域では、ビルの高さで言えば あべのハルカス が300mと最も背が高く、この庁舎のビルの高さは256mで、大阪地域第3位(R7年現在)です。
あべのハルカスができるまでは関西国際空港に近い「りんくうゲートタワービル」が1位でした。りんくうゲートタワーは、256.1mで、この建物が256mと10cm低い3位になっています。
1位のあべのハルカスも「横浜みなとみらい」にあるランドマークタワー(296m)を意識して300mにしたようですし、りんくうゲートタワーもこの庁舎ビル(以前はWTCビル)よりも10cm高く作られています。(R7年現在のトップは麻布台ヒルズ森JPタワーの325mで、385mのトーチタワーが2028年に竣工予定)
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800円の値打ち あります!
「週末の夜はカップルでにぎわう」と、展望台の中にある、ティールームで働く女性が説明してくれたのですが、当日は1回の料金で1回再入場できますので、時間があれば、昼間の展望を楽しんだ後に、すぐ横にある「ATC」などで食事や買い物を楽しんで、その後、再度夜景を見に来ることができます。(営業は11:00~22:00 :HPを事前に確認ください)
晴れておれば、昼間は素晴らしい展望ですし、未確認ですが、夜はまた違った雰囲気が楽しめるでしょう。
展望台からは、近くの施設が眼下に広がります。 何よりも、大阪・関西万博の会場がすぐ下に見えます。マイ双眼鏡持参がおすすめです。
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360度の展望で大阪平野が一望でき、西方向に明石海峡大橋や淡路島が、北には六甲山系が、東には生駒山地が、そして、南には葛城金剛山系などが眺められ、ぐるっと展望台を一周すると、大阪平野の先までが一望できる素晴らしい景観です。
空気の澄んだ季節で、天気の良い日を狙って来るのが最高で、デートコースにも絶対のおすすめです。
大阪は人工島によって広くなった
この南港自体の、この辺りの陸地のすべては人工島です。
埋め立てによって土地が広くなったおかげで、大阪府の面積が香川県を抜いて下から2番目になったのですが、下から3番目に面積が小さいのが東京都で、下から4番目は沖縄県・・・ということも知っておけば話題性がありますね。
展望台からの景色
この写真は展望台から見た「夢洲(ゆめしま)」です。後ろには六甲山系、左奥には、淡路島方面が見えています。(万博開催決定前に何となく撮影した写真です。写真にはうまく写っていませんが、肉眼では明石海峡大橋が見えています)
GoogleMapより
このグーグルの地図では、夢洲(ゆめしま)の詳細は表記されていませんが、私も島内を自家用車で通過したことがあって、南港側からは海底トンネルでつながっています。万博でアクセスや交通事情は変わりますから、最新情報を確認して訪問ください。
先にも紹介しましたが、付近の、野鳥園、IKEA鶴浜、おおきにアリーナ等も楽しめます。 ぐるっと廻ると1日楽しめます。
スマホの拡大率は限られますので、双眼鏡は色々なシーンで役に立ちます。手軽なサイズの8倍程度のものが手ブレも少なく、月のクレーターなども見る倍率ですので、8倍程度のものを購入しておくと、楽しみが倍増しますよ!
(来歴)2017年9月記事作成 R3.5月表題変更 R7.3月に確認