ホームプラネタリウムで、そこそこの星空が楽しめます

部屋の天井に星空の投影・・・ホームスターライト

家庭用のプラネタリウム

これは、セガが2016年から発売している家庭用プラネタリウムの廉価版「ホームスターライト2」です。

定価は3800円を、当時Amazonで3000円で購入しました。しかし、現在の状況を確認すると、Amazonではプレミアがついて高価格になっていますが、現在(R5年2月)でも商品は販売されているようです。

しかし、それではなくて、HOMESTAR Relax(ホームスター リラックス)4種 やホームスターアロマ など、同等の安価な商品も、在庫販売されていますから、これらでも、十分楽しむことができますよ・・・という紹介をしようと思います。

現在販売されている商品は、下記を参考にして、気にいるものを探していただくといいのですが、カラフルな投影イメージを楽しむものよりも、シンプルに星空が忠実に投影されるものがおすすめです。

【参考】Amazonで家庭用プラネタリウムを探す

【参考】楽天で家庭用プラネタリウムを探す

安価なもので楽しむ

上のAmazon・楽天の最近の製品に見られるように、忠実な星空を再現するものは、1万円以上の製品になっていますし、これらも、古くから販売されているもので、安価な5000円以下のクラスのものも、在庫販売されています。

例えば、セガのホームスターアロマホームスターリラックスなどですが、仕様を調べてみて、これらの中から気に入るものを探してみてはいかがでしょう。

HOMESTAR Relax Pastel Pink ホームスターリラックス ピンク春の星空 segatoys セガトイズ

価格:2,567円
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HOMESTAR aroma (ホームスターアロマ) ホワイト

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ホームスターライト2で使い方や使い勝手などを紹介します

使い方は簡単。部屋の床において天井に星を投影するだけです。ピント合わせをすると、OKです。

ともかく、星空の忠実度を追求しているものではなく、星を見てそれなりに楽しむもので、高価なものを追うと際限がないので、安価なもので十分です。

変な言い方ですが、これを不満と思うなら、もっと高価なものでも不満は出るでしょう・・・。

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何しろ、プラネタリウムは100万円出しても機能は限定的で、科学館のプラネタリウムのようには見えませんので、如何に楽しむか・・・を自分で価値判断して楽しむのが得策です。

・・・と言っても、この3000円程度のものでも、結構幻想的な感じに浸れます。

寝る前にスイッチを入れて、この疑似星空を眺めていると、自然に眠りに入りますから・・・。

オートパワーオフで安心に眠れるように考えられています

15分ほどでスイッチが自動で切れるようになっているので、それも、安心して眠りにつける要素の一つかもしれません。電池は結構長持ちします。半年程度は電池を変えなくても使えます。

このプラネタリウムには、東京の12月の空がセットされています

私は大阪に住んでいますが、東京の空であっても、違和感はありません。 12月は、「冬の星座」で、オリオン座などの、7つもの1等星を一度に見れます。

HOMESTAR Relax(ホームスター リラックス)では、四季の星座を機種別に4種に分けて販売されているのですが、「冬」がイチオシです。

春の大曲線・夏の大三角・秋の四辺形・冬の大三角・・・と、メインの星座を見つけるポイントがあって、秋の星座は見にくいので、①冬 → ②夏 → ③春 というのがおすすめ順です。

高額な家庭用プラネタリウムになれば、四季の星空が見ることができるようになっていたり、流れ星が見えたり・・・と、高価になるにしたがって、いろいろな趣向が加わり、星空の忠実度も(少しですが)上がるのですが、それでも「作り物感」があるので、まず、安価なもので「充分に楽しむことができる」ことの確認をしておいてから、次をどうするか・・・を考えるのがいいと思います。

私は、今のところ、高級なものを買うつもりはありません。これはこれで、結構楽しめますので・・・。家庭用はこの程度のレベル・・・と思って楽しむことも重要なことです。

見ようと思うときに、星空が見れるのはGOOD!

segaのHPから 使用状況 投影イメージ SEGAのHPより SEGAのパンフレットより

セガのパンフレットには、上のような感じの写真で紹介されています。

私の家の場合では、部屋の床に置いて天井に照らすと、直径が約2.5m程度の星空になります。

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かなり忠実に冬の星空を再現している・・・とのことですが、値段を考えると、本格的なものには及ばないのは仕方がないことですが、戸外で空を眺めても、大阪の夜空では、ほとんど星が見えないので、これは結構、値打ち物です。

オリオン座やはくちょう座、カシオペア座・・・など、自分の知っている星座を、星座盤と比較しながら見れば、ようやくそれらを見つけることができる程度に識別ができます。それを考えると、安価で、実に、うまく出来ています。

そして、それらの星をさがす思考過程が睡眠に効くような感じです。

近視の人でも、大丈夫です。私の視力は0.6程度ですが、実際の星空を眺める以上に、星が大きく投影されるように作られているので、星がよく識別できます。

 

投影用プレート

上の写真の丸い部分に星が描かれて、下からLEDで照らされたものを、レンズで拡大する機構になっていて、東京の12月の1万個の星が映し出されている・・・と説明書に書いてあります。

投影したものをコンパクトカメラで実際に撮影してみました。

投影した様子実際に投影したオリオン座付近を直接コンパクトカメラで撮影

これは、私の部屋の天井に実際に投影した「誰もが知っているオリオン座付近」です。

少しゆがんだ感じで、オリオンの1等星リゲルやペレルギウスなどとともに、オリオン座の左下に、明るいシリウスが少し大きなマルで投影されています。このように、ある程度の再現性もあって、十分楽しめるレベルです。

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少し高級なものになると、流れ星があるものや、もっと多くの星がセットされていて、自動で回転したり・・・というものもありますが、このような単純安価なものでも、これはこれで、結構楽しめます。

さらにもっと家庭用のプラネタリウムで星空を楽しみたい方は、まずこの安価版を叩き台にしておくと、高級版を検討する対象(用途や特徴)がカタログを見てもわかってきますので、そのときに、充分に投資すればいいでしょう。

更に、こんなものも購入しました。

星空の自作も面白いです

プラネタリウムキット

これは、アーテックという会社のプラネタリウムキットで、ヨドバシカメラの店舗で、980円で購入しました。

同様のものもいろいろあるようですし、もっともっと簡単な製作キットも販売されていますので、「プラネタリウム キット」などで検索して、WEBで探してみても面白いでしょう。

探してみると、結構遊べそうなものもありますので、リンクを張っておきますね。

楽天 プラネタリウムキット

キットの外装

キットですので、自分で星空を投影できるように・・・と、電池や加工用のピン(丸いドーム状のプラスチックに穴を開けていきます)まで付属していて、特に道具なども不要で、子供だましのようですが、値段からすると、実にうまくできています。

4シーズン(春夏秋冬)の4枚のドームが付属しており、そこにはあらかじめ、白い点で星の位置が印刷されており、付属のピンでドームに穴をあけていきます。穴あけは、1つのドームで1、2時間程度かかります。

つけられたマークに沿って、1等星は大きく、暗くなるにしたがって穴を小さくしていけばいいようになっていますが、星の位置に自分の「力加減」で孔を開けるので、かなり適当なおおきさになってしまいます。

それもあって、正確に穴を開けたとしても、多分、実際の星空のように見えないと思いますが、自分で頑張ったのですから、それはそれでいい・・・としておきましょう。

自作した春の星空 セットした状態

仕上がりはこんな感じです。このドームを台座にセットして、電池を入れると、ドームの中にセットした「豆電球」の光が、小さな穴から漏れ出して、それが天井に投影されます。

しかし、うまい具合にはいきません。 流石にこれは「作る楽しみ」だけと考えておくのが無難です。投影したものを見ると、星の位置も、光度もまちまちなので、何がなんだかわかりません(笑)。

この製品には、レンズなどがついていないために、光量も小さく、距離をとって天井などに投影すると「ピンであけた点」がミラーボールのように広がってしまって、星として認識できなくなってしまうので、50センチ以下の距離で、壁に投影してみるのが精一杯です。

だから、投影して楽しむというのは難しいですね。作る楽しさに徹しましょう。

夜空を見ることで広がる空想の世界

現在私が住んでいる大阪北部は、都会の明かりのために、空自体がしらんでいることも多く、北側が箕面の山なので、北の空が曇ることが多い、星空観望にはよくない条件なので、家庭用のプラネタリュームは結構楽しめます。

床に入ってセットして、星空を「ぼうっと」見ていると、思いは宇宙の彼方に飛んでいき、あっという間に、眠りの世界に誘ってくれます。

星空



(来歴)R5.2月に誤字脱字を含めて見直し。