箕面のハイキングといえば、箕面の滝までの遊歩道を往復するコースが人気ですが、それでは物足りないという方向けに、日帰りできて、景色が良く、少し汗をかけるコースを紹介します。
前のページでは「望海の丘展望台周遊コース」(私が勝手に名付けたコース名です)(→こちら) を紹介しています。
ハート広場周遊コース
この「ハート広場周遊コース」は、私が勝手につけたコースの名前です。
箕面駅を起点終点として、2時間程度で気持ちよく歩けて、さらに、その途中に、随所で大阪平野が眺望できるコースです。
「箕面ハイキング」といえば、舗装された箕面川沿いの滝道を歩いて「箕面の滝」を往復するだけのように思っている人も多いのですが、谷が深く切り込んだところを、箕面川が流れていますので、滝道は、昼もやや暗くて、開放感に乏しいのに比べて、周りの山はきつい傾斜で、その尾根に出ると大阪平野が一望できますので、ちょっとしんどいですが、景色が楽しむのには尾根歩きが爽快でおすすめです。
もちろん、きつい上下があるので、山歩きできる服装が必要です。(滝道はハイヒールや革靴でもOKですが、ハイキング道へ入ると、しっかり歩ける靴でないと危険です)
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箕面駅からの歩きはじめは、土産物店が並ぶ、舗装された道を滝に向かって上がっていきます。
駅から15分ほど歩くと、「一の橋」を越えたところの左手の階段を登って、「桜広場」方面に進みます。
この分岐から、桜広場までは15分程度で、この間は急坂でかなり息が切れます。
この分岐を左手にとって、桜広場を目標に進みます。
桜広場の手前左側に展望台があります。 数10mの寄り道になりますが、この展望台からは、大阪方面が展望できます。ぜひ寄り道してください。(このあたりに、サルがたむろしていることが多くなりました。できれば、独り歩きは避けたほうが安心です)
桜広場(H3.11月にトイレは完全撤去済み)
桜広場のベンチで一息ついて、周りの木々と空と外界を見てください。きっと、気持ちが和みます。
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・・・・そして、さあ出発です。
少し進むと分岐点があり、左手の「ささゆりコース」方面に進みます。
ここから少しの間、不連続な階段が続き、上の写真の分岐点から20分ほどで、「望海の丘」の標識が右側にありますので、(ささゆりコース方面には行かないで)下の写真のように、細い道を左にとって進むと「望海の丘」です。
望海の丘には休憩所(下左の写真)がありますが、休憩所からの眺望はあまり良くないので、移動しながら、眺望がいいところを探したほうがいいでしょう。かなり広範囲に大阪~神戸方面の眺望が楽しめるところがありますから。
この写真ではよく見えていませんが、前方には大阪湾が見えますし、めぼしい施設やビルが確認できます。(双眼鏡があるといいでしょう)
望海の丘からは、この地図のようにハイキング道がたくさんありますので、気ままに歩くといいでしょう。
分岐点や目ぼしいポイントには標識や案内があるので、どこを進んでも迷うことはありません。また、地図に見るように、等高線に沿った道が多いので、アップダウンも大したことはありません。
だから、私の示したコースにこだわらずに自由に道を選んで歩かれるといいと思います。
ただ、個人的な見方ですが、わくわく展望台付近からの眺望は随一ですので、ここは外さないようにしてくださいね。
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その後、私は「ハート広場」から「わくわく展望台」に下り、「憩いの丘」から住宅街を通って箕面駅に出ました。順に写真だけを示します。
ハート広場
東尾根コース方向に進んで・・・
わくわく展望台付近からの眺望
憩いの広場
憩いの広場からの眺望
憩いの広場から「さえずり 松騒コース」方向に進んで、砂防ダムなどを抜けて、箕面8丁目の住宅地に出ます。
ハイキング道の終点
ハート広場から、この終点までは30分程度の距離です。
ハイキング道を抜けて、住宅地から箕面駅までの道順ですが、下の図で、「x印」がハイキング道の終点で、近くに「平和台遊園」という子供の遊び場があり、左手(箕面スパーガーデン方向)に、大きな「配水タンク」が見えますので、そこを下っていき、左手左手と進んで、「寒山寺」の前を通って、箕面川にかかる1つ目の細い橋(中衛橋)を渡って左手方向に道をたどっていって箕面駅に出ました。
ただ、適当な方向に歩いていっても、箕面駅にたどり着けるでしょう。
以上になりますが、箕面の滝道を歩いて箕面大滝を往復するというハイキングではなくて、このように、少し歩きごたえのあるコースを歩いてみてください。
少し汗のかけて、日帰りできて変化のある箕面ハイキングコースをこちらでもう一つ紹介しています。時間が許せばチェックしてください。
箕面の森一帯には、まだまだ倒木なども残っていますが、ハイキング道は適度に整備されていますので、ぜひ箕面山のハイキングを楽しんでいただきたいと思います。