電子工作のすすめ その1:素人でもできることは

スポンサーリンク

電子工作をやりたいと思っている人が多いと思いますが、本を読んでもよくわからないし、何から手を付けてよいのか、考えてしまって、前へ進めないでいる方も多いと思います。

この内容は、私の勤める小さな会社の話で、若い人が、少しでも機械の仕組みを知って、何かを触ってみようという気持ちが生まれてくることを期待して、簡単な電子工作をやることを計画しました。

結果は、思ったほどうまく行かなかったのですが、これらに取り組もうとする方の参考になればと思い、内容を含めて紹介しています。

ここでは、機械に組み込まれている「自己保持回路」というものを、はじめての人に知ってもらうまでのストーリーですが、純技術的なページではないことに注意ください。

1)電子工作に必要な道具やパーツを購入する体験をする(次のページ
2)電球やLEDを点灯させる実習をする(3ページ目
3)電子工作キットを、テキストに沿ってやってみる(3ページ目
4)自己保持回路組み立てて動作させてみる(最終ページ

誰が、誰に、どのように教える?

勤める小さな会社ですが、社長でないので、何か新しいことをしようとすると、根回しからやらないといけません。

社内の会議では、「社内教育と人材育成が絶対必要だ」という話は常に出てきますが、言うことは簡単ですが、それをやるということは大変です。

私自身は、若い頃から電子工作が好きだったのですが、その時代は、真空管のラジオやアンプでしたので、今、役に立つ内容を何をどうしたらいいのか、わからないことだらけです。

本を読んでも、基礎や計算は嫌がられますし、ともかく、知識のない素人が生徒さんですので、はんだ付けをしたこともない人ばかりなので、①パーツ購入体験 ②LED点灯実験 ③電子工作キットを使う ④自己保持回路を組み立ててみる ・・・ということまでを、やってみることにしました。

検討したことを紹介します。

①電子工作キット

WEBで「電子工作」と検索すると、たくさんの既製のキットが紹介されていて、いろいろなキットが販売されています。

秋月電子通商 協立エレショップ 若松通商 さんなどで検索いただくと、面白そうなものがたくさん販売されていますね。もちろん、Amazonなどでもいろいろと販売されています。

内容を見てみると、入門キット 学習キット 時計キット ゲームキット ラジオキット リモコンキット 真空管キット デジタルオーディオキット ギターアンプキット 音響効果キット 照明効果キット インバータ 電源キット 計測/測定器キット 制御キット センサキット サーボモータメカトロキット モータアクセサリ ・・・ という文字がならんでいます。これらは比較的安価でうまく考えられているのですが、プラモデルを組み立てるような感覚で面白いのですが、応用が効くようなものと考えると、全く電気や電子を知らない人は、「組み立てるだけ」で終わってしまいそうなので、既成のキットは諦めました。

②GAKKEN(がっけん)の電子ブロック

GAKKENの電子ブロックというのがあったのをご存知の方もおられるでしょう。

ブロックを差し込んで回路ができるという、私も欲しかったのですが、高価で、買うことができなかったもので、Amazonなどを見ると、復刻版が販売されているようです。
学研の電子ブロック GAKKEN電子ブロック

電子ブロックは、構造がパズルのようなものなので、ブロックをはめ込んで回路を作っていきます。これについても、いわば、プラモデルに近い感じなので、遊びや趣味ではいいかもしれませんが、企業としての費用対効果を考えると使えません。

例えば、「なぜこの抵抗は470Ωなんだろう」「電圧を少し上げるとどうなるのだろう」などを考えることは考慮されていないので、高価な割には、得られるものも少ないと考えました。

③いろいろ考えて、結局は、全然違ったやり方になりました

教育用のキットもあるのですが、結構高価ですので、手がつけられません。電子工作に限らず、油圧ユニットやシーケンサー、パソコンを用いたプログラミング・・・など、やってみても良さそうなものも多いのですが、数時間で完結するのは難しく、今回はパスして、

1)オームの法則とキルヒホッフの法則の考え方だけはわかってほしい

2)部品を購入してそれを自分で結線できるようになってほしい

3)機械の動作について注目するようになってほしい

などにしぼりました。これだけでも、かなり大変です。長くなったので、一休みして、次のページに進みます。

********

次のページは、第一課題の、①電子工作に必要な道具類と最小限の電子パーツをみんなで購入する・・・を紹介します。→次のページへ


マニュアルモードに 星空の写真を頑張って撮ってみる

珪酸アルミニュームの状態図 宝石のとんでも科学(1/3)

ウユニ塩湖 リチウム これは誰もがお世話になっている金属です(p3)

スポンサーリンク