フィリピン英語はノンネイティブの米語だから日本人向き

英会話は「ネイティブでないとだめ」という声や、オンライン英会話はイマイチと言う声があります。 しかし、たとえば、ビジネスで英語が必要な人には頼りないかもしれないのですが、「日常英会話」程度であれば、安価で親しみやすいフィリピン英語のオンライン英会話は役に立ちますよ … というオススメ話をします。

なぜオンライン英会話をビジネス用におすすめしないのかといえば、成人の英会話初心者がビジネス用の英語に取り組むのは、25分程度を毎日、オンライン英会話でレッスンを受けても、全く追いつきません。 ビジネスで英語を活かしたい方は、そんななまっちょろいことではダメで、終日、英語漬けになる以外は追いつけませんから。

なので、これから気軽に英会話を始めようとしている若い方や、シニアで「ボケ防止」を考えている切羽詰まっていない方は、ともかく、安価なオンライン英語を楽しみながらいいし、勉強中なら、それにオンライン英語をプラスして英語に触れればいいだけのことですから、私の経験話を拾い読みしてみてください。

英語の勉強イメージ

ノンネイティブ英語の国フィリピン に2回行った私の経験話

最初はマニラ観光で4日間、2度めは2018年にセブ・マクタン島に1ヶ月の英語短期留学を経験しました。

アメリカ本土にも15日間の旅行したのですが、その時は、全く英語が聞き取れずに散々な経験でしたが、フィリピンでの現地の英語は、ホテルでも店舗でも、たどたどしさが残っているものの聞き取れるし、お互いの英語レベルなりにコミニュケーションが取れました。

英語は、生活するために必要なツールですから、話せればいいのですから。

フィリピンは英語(米語)が公用語ですが、誰もが英語を話せるのではないし、街で話される英語はペラペラの英語ではなく、どこかたどたどしさが残っているものの、生活に必要ない日本人の話す英語とは明らかに違います。

そして、英語学校の講師はフィリピン人を意識しないくらいに、非常にきれいな英語ですから、英語が話せなくても、現地へ行くと話せるようになる不思議さがあります。

それもそのはず、きれいな英語を話す人はコールセンターなどの英語関係のしごとの従事経験者も多く、そこでは、ネイティブアメリカンとやり合うぐらいの英語力を持っていますし、ネイティブアメリカンとは違って、英語を自分で学んで上達しているので、英語習得の苦労を経験しています。

だから、フィリピン人の英語講師が日本人生徒と話すときには、日本人特有の英語ベタもわかってくれるから気軽に話せるようで、それに反して、映画やアメリカ本土では、英語が話せることが前提なので、英語ベタの日本人は対等に相手をしてもらえないのでとっつきにくいのです。

だから、コミニュケーションの内容が日常生活レベルなら、フィリピン英語は日本人向きといえます。

フィリピンの紙幣 フィリピンの硬貨

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フィリピンの学校でも日本人の学習者と同様に、英語(米語)を勉強していますし、小学3年から英語授業になるくらいに、日本よりも英語教育の密度が高く、島々で言葉が違う多言語の国ですから、共通語(公用語)として使うから英語の普及も急速に進むのでしょう。

日本では、ほとんどの人が英語が話せなくても生活できるのと少し違います。

「英語が公用語」というのは、お互いが理解しようと話すためのコミニュケーションツールが英語だということですから、例えば、英会話のNOVAでネイティブ講師と話すよりも気軽に英語を口にできます。

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ネイティブ英語でないとダメという人もいますが

私は、自分の言いたいことが英語で出てくるようになってきてから、英会話を結構楽しめるようになりましたから、言葉はコミニュケーションツールと考えておけば、きれいできっちりした英語を話すのは2の次でいいのです。

最初からネイティブに学ぶのを否定しませんが、英語の上達は英語に触れる時間に関係するので、無限に費用をかけられるのなら別ですが、安さで時間をかけられるオンライン英語を悪く言うのは間違っています。

いい悪いよりも、ともかく、簡単に英語に触れることができるオンライン英会話は利用すればいいのです。

ネイティブ英語にこだわるのは、普通に英会話ができるレベルになってから考えたらいいのです。自分の言葉でフリートーキングできれば面白いものですから、まず、自分の考えが話せるのを目標にするのもいいでしょう。

変な話ですが、私はNOVAで4年間、ネイティブ英語を体験していますが、ネイティブでも、何を言ってるのかわからない講師もいたり、教えるのがイマイチの講師もいるので、ステレオタイプで「ネイティブでないと・・・」と言うのはおかしいでしょう。

英語は本当に必要か 勉強に入る前に自分で考えておく

さて、変な話に飛びますが、あなたはどの程度の英語レベルになりたいか、考えたことはありますか?

私の場合は、学校時代から英語嫌いで、還暦を過ぎてボケ防止にと英会話をやり始めましたのですが、語学には終わりがないからずっと続けられて、ずっとボケ防止になっておれば目的達成なのですが、若い方や英語が必要な方はこれではいけませんよね。

本当に上達したい人は、週に数回の英語レッスンだけでは英会話は上達しないでしょうから、ネイティブがいいとか、どこで学ぶとかよりも、毎日何時間勉強するか、何時間英語と付き合うのかが大事になってきます。

ペラペラ話者はそんなに多くない

私が知る範囲で英語をうまく話せる人は、一生懸命勉強した人ではなく、英語圏で暮らした経験があるとか、英語環境にあるとかで、英語と関わる時間が多い人、英文科をでた人、英会話を長く習ってかなり話せる人でも、日本人の英語だとすぐに分かります。

TVでペラペラの人は、特殊な人で、英語を勉強しても慣れるレベルではない感じがしています。(かなりの英語との接触がないと日本人英語から抜けられないと思っています)

フィリピン留学中に英語力の高い人もいました。 しかし生徒なので当然でしょうが、日本人でネイティブのように話す人はいませんでしたし、日本人で話すレベルの高い人は外国生活経験者、外資系企業など英語圏と関係ある企業の人などで、そんな人もフィリピンの英語学校の生徒でしたから、日本語が染み付いた人が、ただ、机上で1、2時間程度勉強するだけでは先がしれていると思います。

安倍政権時に日本政府の「英語力アップ」の施策も今はしりすぼみですし、この10年で日本人の英語力は上がった感じもありませんから、さらに10年経っても20年経っても、日本人の英語レベルは大して変わらない感じがします。

そして悪いことに、相変わらず、メディアからは変なカタカナ英語をこれでもかというぐらいに発信していますから、英語勉強はどんどん大変になっていく気がします。

この日本の英語環境では、10年経っても何も変わらない感じもしますし、もしかすると、ドラえもんの翻訳こんにゃくに匹敵するポケトークなどの翻訳機が進歩するかもしれません。

私自身はかなり勉強してきたし、オンライン英語講師もうまくなっている方だと言ってくれているのですが、10年経っても字幕無しで映画を見れないので、向上度はその程度ですから、英会話を習っているものの、ボケ防止の目的ではなければ英語を話す状況はそんなにないので、「英語は必要は無いのでは?」と考えているくらいです。

週に25分の英会話を2回から7回やっている程度では、時間が少なすぎて上達にも時間がかかりますから、勉強をやる前にネイティブ講師やフィリピン英語の良し悪しを考えるよりも、ともかく、なんでもいいので英語に接することを始めるほうが先決でしょう。

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余裕があれば、1ヶ月短期留学も有意義です

サラリーマンでは無理かもしれませんが、学生でもシニアでも、計画すれば短期留学はできますし、私自身も有意義でしたから、考えてみてください。

フィリピン留学1ヶ月の費用の概算

ここではイメージを持っていただく程度なので詳しくは書きませんが、食事等込みの費用は、日本では考えられないほどに安価です。

概算費用的には、学校によっても、一日の授業数によっても、何人部屋にするのかによっても費用が変わりますが、私の場合は、関空から単身で、フィリピン空港でセブ往復、マンツーマン1日6時間、グループ授業3時間の9時間授業、3人部屋で、学校支払い費用は4週留学で23万円程度の費用でした。(毎年上昇しているようですので、これらは別にチェックしてください)

留学は安全で快適

【安全】 学校内はまったく安全です。敷地は外部と遮断されていますし、夜に一人で外出するなどの危険行動を取らない限り、男女を問わず、若い方の単身留学でも心配はありません。

若い女性の単身留学生も多いです。

【飲食】 学校では、ミネラルウォーターサーバーの水を飲み、衛生面でも配慮されていますので、下痢をした話も聞きませんでした。

【英語レベル】 韓国系の学校はレベルの高いところが多いのですが、正直言って、英語初級者では、入学して普通に勉強するだけでそこそこ英語力が向上しますので、勉強レベルよりも、快適に毎日が送れる日本人の多い学校を選ぶほうがストレスがなくていいと思います。

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留学先は旅行エージェントに相談すればいい

手数料無料の旅行エージェントを通じて、留学地選びや概算見積もりを取るといいでしょう。

①留学先・留学時期・留学期間 ②1日の授業数 ③利用空港 ④部屋人数 などで費用が変わってきますので、自分で大まかな計画を検討してエージェントに相談するのがいいでしょう。

日本語で申し込めるエージェントを通したほうが気軽ですし、(飛行機や保険などは基本的には、個人でWEBで簡単に手続きできます)、学校の入学申込みまでは、まったく費用が発生しませんから。

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私の英語勉強はオンライン英会話とi-know

さいごですが、私はオンライン英語とWEBアプリの「i-know」とを10年以上のお付き合いをしています。

語学は終わりがないのですから、長く付き合えるものを選ぶのは大事なことです。 もちろんこれをおすすめというのではないですが、初級者はまず、費用が安くて続けやすくてやめやすいオンライン英会話をやるのが手軽でしょう。

できれば大きなサイトの2か所をピックアップして、両方の無料レッスンを受けて決めればいいと思います。

例えば、下のレアジョブ英会話の毎月8回4980円のコースなどから始めるのがいいでしょう。毎日のコースは受講単価は安いのでやる気のある人にはいいのですが、私の場合は、週2回程度が限界ですから、はじめから欲張らないで始めることがおすすめです。

 ビジネス用なら、レアジョブかな?

私のように、普段に英語を話す場がない方は、オンライン英会話は安価で手軽です。 

ダメ元で、無料体験レッスンを受けてみてどんなものかを見てください。 仮申込をすると、会員としてログインするので、サイト内の隅々まで見ることができるようになるので、WEB上のHPで比較するのではなく、無料レッスンを申し込みして、HP全体の細かいところが見て受講サイトを選びましょう。

そして私は、単語やフレーズ練習に i-know を使って学んでいます。これは、DMM英会話を受けると無料でついてきますので、これも選択肢にしておくのもいいでしょう。(私はhanaso英会話でレッスンを受けていて、別にi-knowを契約しています)

以上、この記事は、比較的都合が付きやすい若い人に英語留学をしてほしいと思う気持ちと、ボケ防止を考えている方をイメージしてこの記事を書きましたが、私のような高齢者でも、英会話短期留学は実りが多かったことは確かです。なにかのお役に立てれば … と思っています。

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(来歴)H30.4記事作成 R3.6見直し R3.9題名変更見直し R5.9に見直し  R6.12月確認