「カタカナ読みで英単語を覚えるのはよくない」と言われているにもかかわらずに、学生時代の悪い癖が抜けきれずにいたのですが、カタカナ読みを極力に排除するように気をつけていると、不思議に、スペルの書き間違いがずっと少なくなってきました。
英語の上達は、こんな単純なものではないのですが、役に立ちそうであれば、参考にしてください。
カタカナ読みが上達を遅らせる … は「本当」
私の学校時代を思い返すと、テスト用のカタカナ読みの暗記法で、英語教師もカタカナ読みで教えていた時代に学んだので、昔に覚えたものが抜けないで困っています。
それを、スペルにできるだけ忠実に発音するように意識して練習をしだしたところ、aとo などの間違いやすいスペルも、しっかり覚えることができるようになってきました。
騙されたと思って、一度、意識してやってみてください。
もちろん、耳で聞いたBroken English で覚えるのがいい … という人もいるのですが、少なくとも、カタカナ読みで覚えている人は、カタカナ読みから脱却するのが得策です。
英語発音をカタカナで表記する事自体が無理
現在の日本国内の状態は、メディアからは、カタカナ読みの英語が垂れ流し状態ですし、日本語で書かれた文章も、英語はカタカナ表記されているので、表記に加えて正しい発音を理解しなければならないのでムダなことです。
この「カタカナ英語」が、英語の上達を妨げていると思うものの、今後もますます、カタカナ英語が増えるでしょうから、心してかからないと流されてしまいます。
さらに、日本語には、「和製英語」もあり、メディアから発信されているカタカナ英語は、形容詞、動詞、名詞などが無茶苦茶に使われて発せられていますね。
言うまでもなく、英語の発音は、カタカナでは表記できないので、ゥ゙ ヴェ などと表記する工夫もあるのですが、aは「あ」でもなく、oは「お」ではありません。
このカタカナでの表記法も統一されていないものなので、いろんな書き方で英語が表記されていることにも混乱します。
例えば、身近にも「アドプト・リバー」「ポスト コロナ」などのカタカナ英語表記はたくさんあります。 これらは、adopt river [ədaˈpt rɪˈvɚ] 、post corona [poʊˈst kɚoʊˈnə] ですので、カタカナ英語と英語のスペルと発音を、頭の中で整理しながら覚えるのも大変です。
これを、しっかり英語発音するようにするとともに、カタカナ英語を、英語のスペルにして頭に入れるようにしていると、不思議なことに、徐々に、aとo や rと l の書き間違いも少なくなってきますから、一度試してみてください。
蛇足ですが、発音記号(発音表記)も、私が学生で習ったときのものと違っているようですし、これをタイプするのも大変だということもあわせて知りました。 日本語キーボードでは、IMEを使うと、ユニコード入力(全角日本語をタイプして、F5で変換する)で、発音記号がタイプできるのですが、google日本語入力ではどうすればいいのかわかリません。 WEBの記事に、英単語を発音記号変換してくれる記事もあるのですが、いずれにしても、英語は、日本人に優しくないなぁ・・・と思います。試しに、あなたは「ʃ θ ʌ 」などの文字をタイプできますか?
まだまだ、英語は日常で話されない世の中・・・
ともかく、世間全体が、「英語をカタカナ読みしない」というような風潮やルール化が進めば、日本人全体の英語レベルが高まるように思うのですが、まだまだのようです。
マスメディアも、英語上達の足を引っ張っていて、カタカナ言葉が、さも、標準語であるように垂れ流しています。
さらに、一つの文化のようになっている、若い人が作り出す英語混じりの サブスク、ホカンス、メンブレなどの「造語」数も最近は加速して増えています。
これらはある意味で「日本語」で、言葉自体が増えるのは仕方がないのですが、政治家や有名人などの影響力の強い人が発する エビデンス、ポストコロナ、ソーシャルファーム … などの、「カタカナ英語」が広まるのはいただけません。
カタカナ英語の意味を問うクイズも出てきているようで、NHKですらも表現が統一されていないので困ったことですが、何かのルール化が叫ばれないと、どんどん泥沼に入っていきそうなものの、言葉の規制は簡単にできるものではないので困ります。
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このような文句を並べても、どうにもならないのですが、英会話を勉強する人は、この悪環境を乗り越えるしかありません。
私の勉強法はオンライン英会話とi-know
単語アプリの「i-Know」を使って単語をやセンテンスを覚えています。
WEBで探すと、スタディーサプリ(980円/月)、スピークバディ(1950円/月)、i-know(1480円/月) など、いくつかのしっかりしたサイトが出てきました。
過去に、いくつかの無料アプリを試しましたが、やはり、語彙数・教材数が少なくて物足りないので、有料のi-knowに変えました。
オンライン英会話についても、大手のサイトは遜色つけにくい状況に落ち着いている感じなので、ここでは、大手のレアジョブにリンクを張っているので内容を見ていただくといいのですが、オンライン英会話とはどんなものなのかをみると良いと思います。もちろん、受講するときには、他のサイトも比較してください。
【参考】この「iKnow」ですが、毎月1500円程度の費用です。それが、オンライン英会話「DMM英会話」を受講するとそれが無料で受講できます。DMM英会話を検討するのもアリでしょう。
もちろん、DMM英会話をやめると、受講権利は消滅するのですが、何よりも、i-knowが無料 … はすごいですから、永久に無料なら、絶対にDMM英会話はお得感ありです。
オンライン英会話は無料レッスンして決める
WEBの比較サイトで優劣を調べても、実際のところ、良し悪しはわかりませんから、新しく始めようとするなら、価格とレッスン内容からサイトを選んで、無料レッスンを受けてみることをおすすめします。
なぜなら、無料レッスンを受けると、HP内部のページが見れるようになりますから。
つまり、HPのサイトの中の詳しい記事を「会員として」隅々までみることができるようになります。
サイトに入ると、WEB検索や比較サイトでの各社の相互比較と違って、自分の感覚で、じっくりと詳細を見ることができますから、教授法やテキストなどが「自分にあっているかそうでないか」を見極められます。
無料レッスンを受けて、もしも気に入らなかったら退会すればいいだけですから。
ほとんどの大手サイトでは入会金も不要ですし、解約しても後腐れはありません。 だから、前もって、解約が簡単かどうかを、HPでチェックしておいて、次に無料レッスンを受けてサイトの内容をじっくり見てから仮入会すればいいでしょう。
また、時間とお金の余裕があると、オンライン英会話よりも英会話教室に通うほうが楽しい事が多いので検討されるといいでしょう。
ただ、NOVAなどの教室に通う場合は、英語が上達したいのなら、費用はかかりますが、マンツーマンにしましょう。
これは、書くと長くなるのですが、グループレッスンでは、予習復習の仕組みがないために、上達は難しいと思いますので。
以上です。お付き合いいただきありがとうございます。
(来歴)R4.4書き換え見直し R4.5月サイト移転 R5年10月表題と文章を書き直し R7.4月確認