ここ2年間に購入した本の数を数えたところ246冊。毎月10冊程度を読んでいる勘定です。
そんなに本を読むことがない方からすると、購入費用面でびっくりされるかもしれませんが、ほとんどは、200円以下の「古本」ですので、そんなに懐は痛んでいません。
ここでは「古本」を楽しむ、私のやり方を書いています。参考になれば。
毎年100冊以上を読みつづける
私が会社に入社したときの面接で、当時の取締役製造部長が、「本を毎年100冊以上読むといい・・・」と言われました。
読書を勧める会社体質だったこともあって、会社帰りに本屋さんに寄ることも多く、また、会社で購入する仕事関連の本や雑誌、図書館で借りる本などを含めると、会社在籍中は、主に通勤時間を利用して、毎年200冊以上は読んでいました。
会社をリタイヤして、通勤しなくなると、さすがに「難しい本や興味の持てない本」は読めなくなりましたし、当然、小遣いも制限されて、読める冊数も減ってきました。
近年は、文庫本でも、1000円近くの価格になってきていますし、書店に行っても、何を購入していいのかに迷うし、「本代に毎月10冊1万円・・・」はきついので、気軽に購入できる「古本」で読書することにしました。
古本といっても、ほとんど新品のように新しく、発刊後、数年すると、新刊価格のものが、100円の販売価格になるものもたくさんあります。
最近の私の購入分でみても、発刊後5年以内のものが23%もあって、それらが100円で販売されているのですから、本が楽しめるし、この「お得感」はたまりません。
全国規模のBOOK OFFさんと古本市場さんには感謝感謝
近所には、町の古本屋さんがないので、少し遠いのですが、BOOK OFFさんと古本市場さんに足を運んだり、BOOK OFFさんのWEBサイトをよく利用します。
WEBサイトは、在庫も豊富で、在庫検索もできるので便利ですし、本の状態も「古本」ではなくて、「新古本?」と思えるような、きれいな本が多いようです。
BOOK OFFさんでは税別100円から、古本市場さんでは、なんと、税込み80円からの本が販売されているのがすごいです。
毎回、200円以下の古本を10~20冊を購入するようにして、「中古のCD」と合わせて、3000円以下/月 の出費・・・と心づもりしておけば、そんなにはお小遣いに響くことはなく、それで、結構楽しめていますし、今のところ、年間100冊以上の読書数をキープできていますから、リタイヤしたシニアとしては、感謝感謝です。
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図書館の本よりも豊富で、汚れも少ない「古本」
汚れた本はほとんどない「古本」
子供の頃から「貸本」はずっと利用していましたので、「古本」を購入して読むのには、全く、抵抗はありません。
「古本はもう一つ・・・」という方もいるようですが、もちろん、古本店には、古くて日焼けした本も並んでいますが、ほとんどは新品のようにきれいな本がほとんどで、帯も付いている本も多く、きれいなものを選べばいいのですから。 また、図書館とは違って、返却期限も気にする必要もありません。
作家を特定して、そして、「安い」本を片っ端から買って読む
最近は、流石に、気軽に読める、推理小説か時代物が多くなってきましたが、私の「気に入った作家の探し方」は、まず、本棚に多くの並んでいる作家の本の中から、1~2冊を読んでみて、気に入れば、次回から、その作家の200円以下の「安い本だけ」を順に読んでいく・・・という購入の仕方をしています。
もちろん、100円以下の本に限定しようとすると、売れ筋の本や新しい作品は少ないのは仕方がありません。ただ、作品数の多い作家は、結構、100円の本が多いので、見つかりやすいようです。
また、中には、1冊が読み切れないで、すぐに「ダメだ・・・」と読まないで廃棄することもあるのですが、その場合でも、損失は少ないし、次回からは、その作家の本は、ブラックリストに回せば棲むことです。
変な話ですが、巷では「この作家はいい・・・」と言われていても、1冊でブラックリスト入りする作家も多いのですが、これは、相性なのですから・・・。
逆に、2冊ほど読むだけで気に入ったら、その作家の本を次々読めば、その後も、ほとんど外れることはありません。これも不思議なものです。
日記をつけてメモ代わりにしています
これらの作者や本選びのために、WEB日記アプリを利用しています。
日記の中に、作家名、題名、簡単な書評(評価)を書いておいて、下のような一覧表にまとめておいて、これを見ながら、本を探すようにしています。
これがあれば、2度買いしませんし、好きな作家の古本を集中的に購入して読むことができます。
こんなメモを片手に、購入時に重複しないようにしています
私が使わせていただいているWEB日記は、天空銀河さんの wDiary(リンクはしていませんが、https://www.cc9.ne.jp/~pappara/wdiary.htmlからダウンロードOK)です。参考に。
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古本や中古CDには、おもわぬご褒美?にも出会えます
これはサイン会で購入された書籍でしょうか、(購入者名はモザイクをかけていますが)瀬戸内寂聴さんのサインがあって、これを眺めているだけで、なんとも言えないものを感じます。
多分、宛先にある方自身が手放したというものではないでしょうから、この方がお亡くなりになったあとに、家族が整理したものでしょうか?
次に中古のCDにも、このようなサインの入ったものがあります。
書かれているサインは、日本人ではない感じの筆跡ですので、これはきっと、このクラシックCDに関係ある人?・・・などと考えていると、結構、空想が膨らみます。
このように、たまには、サインやメモなどが残っている本やCDに出会えます。
こういうものがあるのを嫌う人もいるかもしれませんが、古本や中古CDには、新品にはない「おまけ」が残されていることも面白いことです。
(来歴)R5.10月文章作成