フィリピンで英語を勉強したい人に(1/3)

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フィリピンは英語が公用語です。物価も安いことから、英語のための留学を考えている方のために、私の短期留学経験(H28年秋に1ヶ月間)を紹介して、何か少しでも実情報でお役に立てればと考えています。

コミニュケーションの道具

67歳のH28年秋に、フィリピンのマクタン島(セブ空港のある島)に4週間の英語短期留学に行きました。

WEBには、「フィリピンの英語はよくない」とか、「ネイティブレベルでない」・・・などの記事が見られますが、そのあたりの素直な感想や評価などもあわせて紹介します。

その他の記事にも書いていますが、63歳から駅前留学のNOVAにネイティブに(週1回ですが)習い初めて、その後、オンライン英会話でフィリピン講師のレッスンを受けています。

フィリピン人に教わる英会話はネイティブに習うより安くて親切でわかりやすく、これだけ続けていると、かなり頭が英語脳になってきて、現在はようやく、英語と日本語が頭の中で混じって浮かんできます。

ともかく、数多く話すことと、英語環境に浸って慣れることが大事ですので、安くて日本人に対して優しい環境で勉強するのはおすすめです。

それよりも、若い人には特に、フィリピンに留学することをおすすめします。

ダラダラとした内容かもしれませんが、なにか得るものがあれば、参考にしてもらえば幸いです。

フィリピン講師はエリートです

私の留学した学校は生徒数が35名ほどの小さな学校で Bayside English Premiumという、日本人経営の学校です。

この学校については、WEBを見ると、経営陣のいざこざの記事が出てくるのですが、留学してみて、実に好感が持てる学校でしたので、多分、今でも変な学校とは思いません。最新情報は各自で収集いただくとして、当時の状況をそのまま紹介します。

Bayside English Premiumは日本人経営の、日本人向けの学校と言えます。

先生は30名ほどで、そのうち男性講師は4-5名でしたので、ほとんどが若い女性の先生で、事務職員やその他の人を入れると、生徒数より多いという状況で授業を受けていました。

非常にリッチな状態です。これは今も変わらないでしょう。そして、特に他校と比べて授業料が飛び抜けて高いということもないでしょう。

フィリピンの英語学校は、韓国の投資によって運営されているところが大きく、英語教育の基盤は韓国によって組み立てられたようです。

もちろん、優秀な英語学校は韓国人経営で、もちろん韓国人の学生が多いのですが、私の学んだ学校は、日本人経営で生徒もほとんどが日本人で、教育レベルも若干落ちるという他校から転入した数人の生徒さんが言っていたのですが、英語初級者の私にはハードなスパルタ教育は望んでいませんでしたので、ちょうどよかったと言えます。といっても、かなり充実した学校生活でした。

私は60後半のシニアでしたので、若い先生には、何でもズケズケと聞けましたし、男性講師も同様で、話しやすくていい先生も多く、ここに紹介するのは、「ナマの話」です。

フィリピンの事情

私の英語力が乏しいので正しく理解できていない部分もあるかもしれませんが、講師との話からは随所にフィリピンの実情が見えてきます。

フィリピンでは日給1000円程度の人が多い中、私の試算では、学校の先生(講師)たちは、毎日6時間程度の授業を受け持って、平均的レベルの労働者に対して5倍近いお給金をもらっているようなのです。

この高待遇ですので、就職希望者が多く、競争も激しく、そして逆に先生を続けていくのも競争があって日々の研鑽も大変なことが見えてきます。

日本のように終身雇用で安定ではないことから、優秀ないい先生しか学校に残っていかない・・・ということになります。

先生の中には、フルタイムを割り当ててもらえない先生もいて、その先生に聞くと、「もっと働きたい」といっている先生もいます。

学校にとっては豊富な人材を安く得られているようなのですが、講師から見れば、きつい環境と待遇のようです。

私は、毎日6時間のマンツーマン授業と3時間のグループレッスン計9時間(うち1時間はフリーレッスン)を受けていましたが、多くの生徒さんは7-8時間のレッスンを受けている人が主流です。

学校では、マンツーマンレッスンが基本ですので、生徒と同数の先生がいて、さらに、グループレッスンがあるので、すべての先生にはフルタイムのレッスン枠が割り当てられていないことになります。

さらに先生たちは、授業前や早朝・夜間ミーティングをしていて、そこでは、学校からの厳しい要求が突きつけられているようで、絶えず潤沢な講師陣をふるいにかけているという感じでした。

私が4週間いた中で、2回、何人かの先生が学校を去っていきました。

当時、この学校が、2つの学校を統合しなければならない特殊事情があったようで、他校から合流した先生を振り分けするためだったようですが、日本人経営といえども、日本の就業習慣とはかなり違う感じですので、先生の質には、当然、磨きがかかっていると言えます。

このように非常に厳しい雇用条件のようですが、雇うほうは「それで先生の質を保っている」というのが「売り文句」でした。

雇われるほうからすると、就業が保証されていないのがとてもかわいそうな気がしますが、英語学校の講師は弱い立場にあるエリートといってもいいでしょう。

ともかく、フィリピンの英語学校の講師は優秀な人が揃っていることは確かです。

マンツーマン授業授業の多くはマンツーマン授業です

話されている英語は様々

毎日9人の講師とレッスンでは1時間づつ話すのですが、英語の発音や話し方は千差万別です。聞きとりやすい英語を話す人とそうでない人がいます。

これも「訛り(なまり)」というのでしょうが、日本語でもそうであるように、わからないときは恥ずかしいですが、何回も聞き直すしかありません。(そうでなくとも、わからないことのほうが多いですが、これを聞き分けるのも勉強でした)

でも、1週間程度すれば、不思議に慣れてきます。・・・というより、相手の話がわかってきます。

英語ではなく、「感覚」で、言っている言葉の内容がわからなくても、不思議なことに、授業が進行するようになります。

先生の顔の表情やしぐさで何を言っているのかというのが、うっすらわかってきます。

いわゆる、これが、日常の生活のために必要な英語でしょう。

WEBでよく書いてあるように、フィリピンの英語のレベルが低いとか、訛りが問題でなる・・・という意見はまったくあてはまらない感じで、言葉はコミニュケーションのための道具であり、英語を通じてコミニュケーションが取れるということを感じるだけで、短期留学は、すごい成果が得られた・・・と感じるでしょう。

フィリピンは「ノンネイティブの公用語が英語(米語)の国」です。

・・・ですが、誰もが常時英語で話しているのではありません。先生同士は、普段はほとんど現地語で話しています。さすがにこれは、さっぱりわかりません。

先生は生徒と話す時は英語(米語)です。(そのように指導されているとのことです)

そして、生徒と話すときには、そのレベルに合わしてスピードや話題を変えて、とりあえず、こちらが話そうとするように仕向けます。英語が堪能な人にはすごい速さで話しますが、私に話すときは、語数も少ないので、こちらも話しかけやすいように対応してくれます。

私の留学した学校は、あえてレベルの高くない、シニアでもOKの学校でしたが、もちろん、高度な英語レベルやネイティブ的発音を学びたいなら、レベルの高い学校があります。

私のTOEIC850点超えの友達は、スパルタと呼ばれる学校へ留学しました。韓国系の学校で、キムチが好きだったので難なく1ヶ月を個室で過ごしたようですが、私の学校に比べて、友達ができにくいようでした。学校は、目的によって選ぶ必要があります。

フィリピンの英会話学校での風景さよならパーティーの一コマ

フィリピンは子供が多い、若い国です

マクタン島の街の様子

この風景は留学先の学校を出て町へ出たときの様子です。

露骨にカメラを向けることはできませんので、ジープニーからとったスナップですが、この日は日曜日で、ハイウェイと呼ばれる国道沿いに多くの人が繰り出しています。

このハイウェイは片側1車線で舗装されています。

街の人のみんなの表情には、非常に活気があるのに驚きます。

日本の繁華街で見る日本人とは、悪い意味ではなく、何か違います。親近感があります。

ここには写っていませんが、マクタン島のリゾート地以外は田舎ですので、いつもはたくさんのジープニーやトライシクルといった乗り合い車が走っていますし、それがいたるところで見られます。

道沿いには小さなお店が並んでいて、若い人が多くいるのがわかります。さらに小さな道へ入っていくと、そこにはさらに小さな子供がたくさんいます。

道沿いの商店 道沿いの商店 これは携帯関係の店のようでした。

町の様子を見て、私より年配の生徒の方が、「日本の戦後のようだ」と形容されていたのですが、私からすると、子どもが多いことは国の行く末が安泰と思いました。

日本は”いい国だ”と思っていませんか?

皆さんはびっくりするかもしれませんが、私が見聞きしたところ、今の日本国より、フィリピン国のほうが、福祉は充実している感じです。オンライン英会話の2人の講師もそう言っていますし、その1人はご主人が日本人で、年に数回、日本に来ている人が言うので、多分間違いはないでしょう。

現在、「日本はいい国だ」と感じている人も多いと思います。しかし、私も年金主体の生活になってみて解るのですが、家長制度があり、宗教的精神があるフィリピン社会は、年長者に優しく、総じて、日本の福祉の貧弱さを感じます。

こういう感じは、日本にいると感じることはありません。国会議員などが海外視察に行っても、そう言う事は言いまえんが、実際に他の国を知ることもいいことでしょう。

日本人はなぜか、フィリピンなど東南アジアの国々を低く見積もりがちですが、国外に出て「感じる」ことも大切なことだと思いました。

フィリピン英語を云々するよりも、安い費用で英語が学べるうちに、留学することをおすすめしたいのですが、次のページでは、私が見聞きしたフィリピンをもう少し紹介します。

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